[この世界の片隅に]kindle版この世界の片隅にが割引き+還元でお買い得に![今が買い頃読み頃です]

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 全3冊。それぞれ160円程度の割引きですが、1巻は166pt、2巻は240ptの還元があるため、かなりの割引きともいえます。
 1巻、2巻を買ってからポイント使って3巻を買うとよいかと(^^)
 ただ、原作派には文句言われそうですが、先に「映画」を見てから原作読んだ方が個人的にはいい気がします。
 あの時代。あの世界。なんてことのない日常と幸せが、戦争で壊されても...結局人は生きていくんだな、それが幸せなんだな...と実感させてくれる映画。
 ある意味で漫画より入り込みやすくなってるので、映画を見てじんわりしてから原作を読むと「ああ、こうなっていたのか」「こうだったのか」と映画で省略された部分がわかる感じに。
 映画版は本当によく出来ていて、カットされた部分もよく考えてカットしているなぁという印象。またね、声がいいんですよ。俳優女優が声優やるとたいていうーんなんだけど、この映画に関しては「うわぁ、ぴったりだ」としか。
 アニメというより、本当に「映画館で見るべき映画」だったと思うのです。
 で、原作はというと...実は映画より情報量が多く、頭の根幹にガンガンと打ち付けられる何かを感じて「うはー」となりました。
 安いうちに買っておいて、後で読むといいかなと思います。
 2016年は毎月1本以上の映画を見ていたんですが、正直もっとも「心臓に来た」のがこの映画でした。
 戦争否定映画ではなく。戦争とかそういうのでもなく。壊れていても日常は続くし、それが自然だし。受け入れて。どう生きるか。なんてことのない日常ってすごいんだなってそう思っちゃう。
 感動させようとか泣かせようとするシーンはなかった気がします。あったのはただ、たんたんと流れて行く時間。取り戻せない時間。戻れない日常と、今の日常。
 原作はまたそれが濃厚で。映画は時間経過すら演出ですが、漫画だと読み手の自由に時間を使える。だからこその情報量というか、考える余地があるというか。
 この機会に買っておくと後でじんわりとすることが出来る気がします。