先日、高速バスで移動する機会があったので、高速道路で移動中の通信状況を確認をしていました。
都心部をスムーズに走行している区間は特に問題なし、意外と言ってはなんですが山間部も極端に通信状況が悪くなることもありませんでした。
標準アプリの「マップ」でもほぼ瞬時に現在位置が表示されました。
問題は目的地で一泊したあとの翌日。
帰りのバスで現在位置を表示しよう「マップ」を開くと処理中のアイコンが表示されたまま反応がありません。
念のため必要ない他のアプリを個別に終了していきましたが効果無し。
「もしかして、昨日は窓際の席だったけど、今日は車内中央だし天候も悪いからGSPの測位が出来ないのか？」とも思いましたが、それ以上とくに検証することなくその日は位置特定をするアプリは使用しませんでした。
あけて翌日、外出中に「現在位置周辺の食べ物屋を検索するアプリ」を使用したところ今回も位置特定をすることが出来ませんでした。
「マップ」を開いても同じように処理中のアイコンのまま反応なし。
ここに来て初めてハードウェアとOSの障害を可能性として考えることになりました。
GPSかコンパスの故障だとメーカー修理だから嫌だなぁ...などと考えつつ、慌てず騒がずまずはソフトウェア的リセットを試すことに。
因みにマニュアルなんて読んだことがないのでこの時点では電源断の方法を知りません。
あるのは「携帯電話だから電源の切り方ぐらいあるだろう」という一般常識と、「完全初期化の方法があるらしい」という事前情報のみ。
まずは電源を切ります。
ボタンの数が限られているのでだいたい想像がつきます。
「ロックボタンとホームボタンの長押し」
はい正解、確認画面が出てきました。
電源オンは最初ホームボタン長押しをしましたが駄目だったので、ロックボタンを長押し。
はいオーケー。
すぐさま「マップ」を開いたところ、ほぼ瞬時に現在位置が表示されました。
修理に出さなくてすんだのでほっと一息。
障害の原因はこの手の機械では特定することは困難なので、今回はあえて追求しませんでした。
（今後も再現する場合は別ですが）
因みに完全初期化の方法もだいたい想像がついたので、試してみたら当たっていました。
今回の要点としましては
「やはりiPhoneのインターフェイスは良くできている」ということです。
物理的なボタンの数を少なくし、なおかつそのボタンに持たす機能を少なくすれば
「そういった動作があることを知っていれば、簡単な推測で必要な操作をすることが出来る」
ということが確認できました。
国産家電の操作メニューでイライラすることが多いので是非見習って欲しい所存。
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