価値観と価格と思惑と現実...タブレットに思うこと

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 謎のやりとり(3月17日明け方前のこと)

友人A「なぁ~みやびちん」
みやび「んー」
友人A「iPadっていくらするん?(新型ipadを触りながら)」
みやび「4万から6万ぐらい予算見とけばいいんじゃね。容量次第だが」

友人A「そかー...これ風呂の中で使えるの?」
みやび「覚悟があればジップロックで私のように使う人もいるが、怖いは怖いぞ。やはり防水タブレットを買う方がいいんじゃないかなぁ」

友人A「防水タブレットかー。Androidだっけ? そっちはいくらぐらい?」
みやび「6万から7万ぐらいかなー。富士通が新型出したからそれがいいんじゃないか?ただなぁ。防水で高性能だとただでさえ熱こもるところで風呂で使うとなるとちょっと怖い気がするなぁ」
友人A「高いなぁ...こないだ買ってもらったノートより高いじゃん」


みやび「ああ、K53Eな。あれはお得だったな。メモリ追加して48000円に収まれば御の字だろう。早くていいだろ?」
友人A「うん。キーボードが左に寄ってる気がしてなぜか体ごと左に傾いて使ってることが多いけど」

みやび「あー...テンキーのせいなんだけどな。外付けのキーボードとマウスを使うのがおすすめかもしんないが、それだとノートの魅力が少し減るか(笑)」
友人A「んー、でもちょっとキーボードとパッドが使いづらいからやっぱりキーボードとマウスは買ってもいいかもしんないねー。あ、でも高いってことはその富士通のタブレットってあのノートより早い?」

みやび「あー...Sandyなi5より早いタブレット...どこで速度を図るか悩むところだがたぶん一般的にはそんなパワーはないな。小さく薄くてバッテリーが長持ちでそこそこ早い。それが今のタブレットの目標というか平均値というかそんな代物だからなぁ」

友人A「うーん...あのパソコンお風呂に持ち込めないかなー」
みやび「...一発で壊れるからやめなさい」

友人A「タブレットたかぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ(じたばた)。なんでこんなすんのー! 2万ぐらいだろふつー!」
みやび「...どっから出てきた値段だそれ。ふつーってのがよくわからんが...まぁ小遣いで衝動買い出来る範囲では2万ってのはいいな」

友人A「2万で買えるタブレットある?」
みやび「あるが...性能とか使い勝手とかOSのバージョンとかいろいろ含めてまったくおすすめしない。中古のA500(Acer)でもいいけど2万かー。防水は最悪防水ケースにいれて使うにしても...中古のXOOMが25000円だったからどっちかっていうとそっちかな。ICSもくるし」

友人A「むー。パソコンより性能悪くて高いのは理不尽だ!」
みやび「昔から小さくて高性能なのは高くつくもんだ。だいたいそんなに売れてないしなー。iPadの修理上がり品でも買いなさいな。使いやすいし」

友人A「うーん...iPadだとなんか流行りに負けた気がするー」
みやび「しらんがなそんなもん」
友人A「うー」

みやび「俺は性能悪くても今の7インチタブレット(SMT-i9100)を愛用してるからな。ジップロックで風呂に持ち込んでるが実に快適だ。
万が一壊れても元の価格が13000円程度(ヤフオクでの相場2012/01/18)だからな。
まぁ小遣いで買える範囲だ。
それに10インチクラスでは無理して新いiPad買ったからな。
高かったが非常に満足している。やはり10インチクラスではiPadが使いやすくて快適だと実感したよ。まぁAndroidの良さもあるのでそこは7インチとかな。Kindle Fireが出ればなぁと思ってるが」

友人A「これかー(7インチタブレット触りながら布団のうえでいじりだす)」
みやび「スマホ以上ノートパソコン未満って感じだが、私が使う分には納得がいく製品だ。それも買ってよかったと思ってるよ。
Androidの勉強にもなったしクレイドルとステレオスピーカーはiPadなんかにはない良さだ。動画再生もぬるぬるだし。動画だけならTegra2のタブレット蹴散らすぜ。もっさり2.2だけど」

友人A「むー、画面ちっちゃいー。反応悪いー。なんかやだこれー。iPadのが全然はやいーーーー」
みやび「わがままいわない。元の価格が違いすぎるし世代も違うわ」

友人A「うー防水で早くて安いのでないかなー。富士通今日倒産しないかなー。そしたら防水タブレット投げ売りになるかなー」
みやび「...おまえY井君(共通の友人)が富士通社員なの忘れてるだろ。失業願ってどうするか」

友人A「たーーーーかーーーーーいーーーー」
みやび「しーーーるーーーーかーーーーー!! ひとんちきてじたばたすんな狭いんだから!」
友人A「うーうー」
みやび「そのうーうー言うのをやめなさい」
友人A「がぅぅぅ」

みやび「もう42にもなろうっておっさんがそーいうことすんなーーーーっ気持ち悪いわーーーーっ」



 ほんともうしょうもない会話ですが、このやりとりの後ふと考えました。
 メーカーの思う価値。ハードのポテンシャルのもつ価値。様々な価値。
 それらは確かに正当なもので、コストと合わせて値段を決定する重要なファクターです。

 けれど。

 買う側はそんなもん知ったこっちゃなく。

 この製品はこのぐらいの価格がいいなー。そんな漠然とした感覚があったりするもので。

 その価格にぴたりとはまった時その製品は突然売れ始めたりします。
 よくマジックナンバー(マジックプライス)とかいう値段が話題になりますが、私の考えではもっと漠然と「財布から出してもいいと思う価格」に近づいたら財布のひもがするっと解ける。そんなものなのかなと。

 で、なんとなーく面白かったのでパソコンやらスマートフォンやらにまったくもって詳しくない人達を結構まぜて36人に聞きました(さすがに職が職なんで詳しくない人を探す方が大変だったのでこの程度の人数で勘弁。朝っぱらから電話にて調査してました。IT系の人も半分以上混じってます)。
 せまーーーい調査ですが、リアルで生の声。

 ずばり。

 いくらだったらタブレット欲しい?

 タダとか1円とかは却下して、実際どうよ?と。

 すると面白いことに液晶のサイズで値段がわかれ...ほぼ全員が似たような価格帯に分かれて意見を言うんですよね。

 7インチ...1万円以内(9800円)・あるいは12980円前後(1万円台前半。主にSEに多い意見でした)
 10インチ...2万~3万円(19800円or29800円)

 このぐらいなら、出してもいいかな。おもちゃとして買ってもいいかな。試してみてもいいかな。

 そんな話が聞けました。

 ITに詳しい人やガジェットを買いまくってるような人からしたら笑われてしまうのかもしれませんが、普通に考えて...最新のスマートフォンですら新規0円と機種変更0円とかを見かける時代。一般のごくごく普通の人としては「なんで金払ってまでそんなの買うんだよ」というのがまだまだ意識としてあるのかも。

 というかもう機種変更するのは負けだよもうMNPの時代だよとか言われるにいたり。タブレットのMNPねぇ...などとちょっと寒い未来を考えつつ。(DOCOMOのLTEタブレットからiPadへのMNPで実質タダ!とかソフトバンク辺りがやったりしそうで頭抱えましたが)

 もちろん毎月の基本料でキャリアが元を取れるかもしれないスマートフォンとは違うのですけれど。
 Wi-FIモデルなんてキャリアが売っても利益はでずらいからモバイルルーターなんかとセットにしてタダでくばるしかなくてね。


 その部分をあまり深く考えない人にとっては「単体では通信出来ないでっかいスマートフォンもどき」。そんな認識がまだまだ多い。

 そもそもiPadとAndroidの区別がついてるかあやしいところもありますし。どっちも似たようなもんだろ?Appleはブランドで高いんだろ?とか言われるとね...うん。

 まだ他社にもチャンスいっぱいあるなユーザーがこれなら...などと思い。
(Android4.0で早いタブレットならかなり快適なのであながち間違いでもないかな。ただ下手するとiPadのが安い状態なので新型出た直後だと素直にうなずきづらい感情も)

 そんな中で聞いてみると上記の結果。
 個人的には結構面白いなーと思って数値取りと意見取りをしてました。
 朝っぱらから変な電話かけてすまんかった。みなさん。
 AUもプランZを全開で使ってみたかったんだ(笑)

 さすがに上記の望まれた価格は今は無理な価格でしょう。
 とはいえ性能の上昇が激しく、新型がバンバン出ている。性能の陳腐化も早くOSのバージョンすらまともに自分ではあげられない。そんな時期です。型遅れならあるいは...とは思いますが。特にAndroidは仕方ない部分も多いんですが...生まれが生まれですしね。

 ...そうはいっても。
 いずれ落ち着いてきて...価格がある程度下がったら。みんながまぁそこそこ使えるなーと思うスピードが維持出来ていたら。
 メーカーが思っている以上に需要があるかもしれないな...なんて思いました。

 実際29800まで出してもいいという意見が10人以上いたってことは、もうすでに予備軍といえる人が、それだけいたと思っていいのかなと。
 ICONIA A500とかなら実際この金額に近い価格で買えます。
(中古や特売で2万台は一応確認してるのである意味ではすでにハードルはクリアしている。価格の下がったiPad2だって射程圏内です)

 日本のメーカーの製品を見るとどうしても高性能高機能に振れた機種が多いのですが、買う側はPCですら買い替えるのをしぶる現状。とてもとても6万円以上の「おもちゃ」は買えないでしょう。パソコンと何が違うの?という部分も打ち出せてないですし。

 そう、今はまだ「おもちゃ」の息を出ていない感覚なのかなと。

 でも。子供に触らせるとしたらどうなのか。パソコンよりよほど安心して与えられる「おもちゃ」ではないかな?と思います。頑丈でないといけませんが、ある程度年齢が達した子供に与えるネット端末としてはパソコンより適している。私はそう思っています。親がコントロールしやすいし、パソコンよりは安心感があります。

 スマートフォンのように個人情報を入力しまくらなくても使えますしね。Wi-Fiモデルなら。

 安くてそこそこの機械。
 それでいてある程度頑丈。
 そんな選択肢はどうも海外のメーカーからしか聞こえてこない。

 電力不足が...とか日本のメーカーは元気がない...とか聞きますが。

 若手をリストラしまくって年寄りばかりの管理職の会社にして、開発等は下請けや子会社頼み。そんなんで物作りを語る時点でどうなんだろうかと。
 もちろんベテランならではの采配は必要ですが、物作りを前面に押し出しておいてグループの中核を成す母体がその有様じゃあ海外勢に太刀打ち出来る方がおかしい。

 経営者の若手って感覚がすでに50とか60歳で「若手」と言われる会社もあるわけで。
 それで元気いっぱいの経営陣ですと言われても正直ピンとこない。

 そのうえ自社の商品が市場の求めるものにあっているか不安なまま開発する。
 海外からはどうも手強い商品が続々来ているのに。

 自社のラインナップがそんな状態で更なる市場開拓を経営陣が唱えるのですから日本の企業の営業部隊の苦労をちょっと感じてみたり。

 そりゃあ日本の法人相手しか商売が出来ないってものでしょう。ともかく安心感を求めがちな年配の経営者相手でもないとちょいと立ち上げは辛い。作る方も売る方も予定調和の中で互いに「安心」な相手ばかりをターゲットにしている。

 まぁタブレットに限らずですが。使い方を提案出来ないまま「性能だけ高いよ!」と言われてもなかなか高額な商品には手が出しづらい。使う側だって若手ばかりというわけでもないですし。

 でもタブレットって面白い存在で。

 昨日池袋のヤマダ電機にiPad発売日ということもあって現物を見に行きまして(予約は秋葉原のヨドバシカメラでしていたので見るだけでしたが)。昼間は案外注目されてなくて。
 あの姿だけを見ると「おおAppleの神通力もここまでか。今回のiPadは売れないのかな」と思えるほど。

 少し触ってディスプレイに満足して...予約したのは間違いじゃなかったと確信した後、ふいに近くにいた老人に声をかけられました。

老人A「あの...おにいさんこういうの詳しい?」
みやび「あー...ええ多少は。どうしたんですか?」

老人A「さっき店員さんにちょこっとだけ聞いたんだけど。この新しいやつだと新聞とかも綺麗に読める?」
みやび「んー。そうですね。今売ってるどの機種よりも綺麗だと私は思います。こうして拡大すると(実際に操作してWEB画面を拡大した)、インターネットだって大きな文字でしっかり楽しめますね。老眼の人なんかにはありがたいと思いますよ」

老人B「あらすごい。ここまでおっきく出来るんだ。いいわねー」

みやび「今日発売したばっかりですけど今までで一番老人向けかもしれないですねこれ」
老人A「これ、どんな新聞が読めるかな? 最近虫眼鏡で新聞読むのもつらくてねぇ」

みやび「そうですねー。産経と読売と朝日。あと日経かなー。毎月お金はかかるのは普通の新聞と一緒ですけど。バックナンバーも読めるから...まぁあんまり古いと読めないかもしんないけど」
老人A「おお朝日読めるのか。ばぁさん朝日新聞だよなうち」
老人C「ええ。ずーっと朝日ですよ。あなたが取ってるんでしょうに」

みやび「ああ、だったら毎月1000円だったかな?追加料金で普通の新聞とこのiPadで読める新聞両方楽しめたはず。私は朝日あんまり好きじゃないんで詳しくはないんですが確かそんなサービスやってましたよ」
老人A「なんだそんなもんなら払えるな」

みやび「インターネット環境があればWi-FIモデルだけどないんならソフトバンクの4Gのが便利かな。電波とどかなきゃ届くところで使えばいいとか割り切れるなら。毎月このぐらい(店頭に書いてある金額)かかるけど、本体の分割はまぁタダってことでトータルでどうみるかは買う側次第だけど」
老人A「ほう...」

 まぁこの辺りまで話したところで私が昼休みの時間切れ間近だったのと、そもそもなんでサポートしてるんだ私?と素に戻ったので話しを切り上げることに。

老人A「いやぁありがとう助かったよ。店員さんもそんなこと全然説明してくれんでなぁ。毎月いくらかかります、お得です、すごいですしかいわんし」
みやび「あはははは」

 よく見ると店員は若い客を中心に声をかけていて説明もどうもピント外れ。これで大丈夫なのかヤマダ電機...日本総本店だろう...とか思ったりもしましたが。というか女性客の首から下ばっかり見て説明してる店員がいるのはどうかと思ったりも...それはまぁ余談。

みやび「もし午後お暇でしたら銀座のアップルストアというところに行ってみてください。後日でもいいですが。あんまり商売っ気のない人達が懇切丁寧に教えてくれますよ。そこでも買えますし。まぁ買うなら4Gって方が年寄りには便利です。買って帰る途中から使えるし」
老人B「あら。ちょうどいいわね。Aさんご夫妻もしばらくぶりに銀座行ってみない?」
老人A「おお、かまわん」

 まぁそんな会話の流れになったのでおいとまして。どうにかならんのか自分のこの気質...とか思いつつ急いで会社に戻ったのでした。


 老人相手のタブレットの可能性と、新聞屋さんが定期購読を前提にタブレットを割り引き販売する販路の可能性等を考えつつ。
 ...起業するには面白いアイディアだが資金もないしな...などと馬鹿なことを考えて走って戻ったという。


 実際に触ってみたら結構よくて...パソコンより難しくなさそう。買う時設定してもらえばもうインターネットも使える。そう考えると3G回線(まぁ今回は4Gですか)内蔵タイプのiPad辺りは非常に老人・子供に向いているなぁと思いました。
 先の老人曰く「ちょっと重い」そうですが(^^;

 タブレットはまだまだ過度期です。

 実際に活用している人たちからしたらもう手放せないものになっているかもしれません。しかしそれは触れて理解して使える人たちだけで。まだ触れてもいない人たち...あるいは触れたけれど価値を見いだせなかった人達にとっては「高いおもちゃ」のままでしょう。今は。

 価格を下げて敷居を下げてもっと触ってもらう。けれどそこで性能が低くて使いづらかったら逆効果。これは難しい。

 今年はタブレット元年なんですよとメーカーの営業の人が鼻息荒く言ってたんですが、私からするとまだ元年にもなっていない。コンテンツもセットにして販路を広げないと...日本のメーカー製タブレットに未来はないんじゃないか。そんな風にも感じました。

 もし元年になっているとしたらiPadがそうかなと。

 価格的に3万にはなっていませんが、3万台ではある(iPad2)。

 数年ぐらいはOSのバージョンをほぼ最新に引き上げることが出来る。そこに関しては今までの実績がある。使いやすさは(慣れもあるんでしょうけれど)初心者にもとっつきやすい。そしてブランド力(とても大事です)もあるし使ってる人からのサポートも受けやすい。

 目の前に新型iPadが発売されたとしてもiPad2が別段性能の劣ったタブレットである訳でなく。十分に早くて使いやすいタブレットです。しかもそこそこ安価になりました。お金があるならもちろん新型がおすすめですが(特に老人向けというなら)。

 今後ティムがどうかじ取りをするかわかりません。Appleの新型はいつだってミステリアスで...他社はその影響から逃げられないようなこの数年の動き。これがいつ変わるのか。それもまだわかりません。Windows8次第だと私は思っていますが。

 Appleを追うように各社がハードを進化させAndroidが追いつく。ハード的にはすでに上回ることが可能な状態にまでなってきています。ただ、ハードはとんでもなく進歩して各社の猛追がきてますが肝心のOSが追いついてない印象。

 コストがややあれですが、大画面高精細液晶は別にAppleでなくても採用出来るのが現実です。予想スペック通りのiPadが出てきたことで、ハードスペック的にはAndroid各社は追いつき追い抜くことは出来るかもしれません。

 ゴリラガラスも含めて今発売されているタブレットハード的にはそう見劣りするものではなくなっています(iPad2と比べた個人的な比較ですが。もう半年もすると新しいiPadに対抗出来るものが出回り始めるかもしれませんね)。

 Androidはようやく4.0でスタートラインに立った感じですか。タブレットとスマートフォン両方に使える環境が整ったのは大きい。

 とはいえ。
 さっきの謎な会話ではありませんが...やはり価格がネックになってきていて。
 低価格なタブレットはどうしてもメモリとか犠牲になりがちなので...

 そういう意味では良くも悪くもタブレットで一番売れているのはAppleなので、その影響が強く出る新型がでちゃいましたから。今回の新型の価格が今後1年のマーケットの値段を決めるかな。と思ってます。

 高価なおもちゃであっても、ブランド力で「まぁいいか」と思わせることが出来るApple。

 対してブランド力の落ちている国産メーカーの値段の高いタブレット。
 日本でブランド力を高める海外メーカーの安価なタブレット。

 今年はどうなっちゃうのかな...と思いつつ。
 世界で発売されまくるタブレットの数と求められる市場がたぶんマッチしてないと思うので...

 特売品の情報は今年もしっかり押さえて行こうかな...なんて思ってます。特にAndroidタブレットは注目したい。値段の下がり方が激しいものが多そうです。通信キャリアがタブレットを売ってる時点で予想済みですけれど。馬鹿げたキャンペーンの果てに放出される在庫。狙いって損なしですか。

 ...それでも、私の狭い範囲の交友関係の中で出てきた相場価格にはまだまだ届かないかもしれませんが...

 これを吹き飛ばせそうなのはAmazonのKindleシリーズだったりするので、今年こそは日本にも旋風が吹き荒れるかな...と。ただあれは本を読むことに特化した存在なのでまた別格ですけれど。やはり価格も性能も含めて魅力があります。あの電子ペーパーは本当にすごい...

 ハードの性能よりもマーケットの強さで勝負し...通信費用を全てAmazonが負担してまでも「Amazonで買わせる」ことに特化したブックリーダー。

 今その進歩が進んでタブレット市場すら飲み込む勢いが出てきましたし。Fireは果たして世界に展開していくのか。出たら買うわけですけれど、どうなるんですかね。すっごい楽しみ。

 いろいろと楽しみな年になりそうです(^^)

 まぁ今は...新型iPadでいろいろと遊びつつ考えて行こうと思っていますけれど。

※今年の後半辺りから出てくるWindows8はPCも画面に触れるものが出てくると思います。来年...再来年になってくるとPCとタブレットの境目が面白い融合を果たすのではないかと。

 受け入れられるかわかりませんが、Windows8タブレットを触った感じでは...あれはiPadとはまた違った...ものすごくPCライクなタブレットとして魅力溢れる存在だと思えました。
 コンテンツを用意出来れば...あるいは爆発的な普及をするかもしれません。また大ゴケしてVISTAを超える不評のOSになるかもしれませんが...あそこまでドラスティックに変えてしまうと評価が難しい...

 それでも。Officeが無料でついてきて...クラウドの整備が進めば。タブレット版Windowsも普及の目があるなと思いました。

 というか。HDMI出力を使い...Bluetoothのキーボードとマウスをつないだらただのパソコンでしたよあれ(苦笑)
 タブレット側と出力側で2画面構成にすると手元でいろいろ操作してその結果を外部液晶で確認出来るので(発売時にも出来るかわかりませんが)、提案次第ではWii Uがやろうとしていることをそっくりそのまま出来そうな。そんな気すらしました。