「あのマウス」を入手するにはもはや...MX-5500を在庫があるうちに確保すべきか

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

「あのマウス」とはMX-RことMX Revolutionのこと。

 2006年に水星のごとく現れ人々を魅了し尽くしたにもかかわらず後継機が開発されないまま消えていった孤高のマウスだったりします。

 当時の紹介記事はこちら。

 最新型のマウスと比べれば機能的には一点を除いて負けていると言ってもいいと思う。価格もちっとも安くない。けれどその一点だけの美点が人々を魅了し続けている。それはスクロールホイール部分の仕組みだったり。

 後継機というかロジクールのマウスはボタン繰り替えでフリースピンモードとクリックトゥクリック(ホイールがクリック感をもって動く)が切り替えられるのが一般的ですが、唯一このマウスだけが自動切り替え。高速でホイールを回せばフリーに...普段は通常のモードで...などカスタマイズも可能な自由性がありまして。

 一度これに慣れてしまうと切り替え式は結構面倒なものです。(慣れである程度はカバー出来ますが)。

 

 ところがこの機能が複雑過ぎたのかコストの増大をまねいたのか...まぁこんなおもしろ機能を積んだマウスは以後登場せず。このマウスに魅了されて他のマウスに移行出来なくなった難民を生み出すことに。

 そんなMX-Rですが、在庫も一時期の特売でなくなってきており...予備に購入したくても買えない状態。ですが、このMX-5500ならまだ市場に出回っています。こいつはMX-RのBluetooth版とキーボードの組み合わせのセットで、ある意味ではMX-Rを超える唯一のマウスを手に入れられる製品だったり。

 セットになったキーボードも今ではやや古めの製品ですが、使い勝手はそう悪くなく。以前のロジクールのキーボードレイアウトが好きな人は現行製品よりむしろ使いやすいかも。まぁ私にとってはマウスがメインですけれど...

 1万円越えなのでそう簡単に勇気の人差し指によるワンクリックは出来ないかもしれませんが、MX-Rに虜にされている人はこの製品が市場にあるうちに決断するのもひとつの手かもしれません。

 私自身は予備も複数購入してありますし、G700等の製品も愛用していますのでまだまだなんとでもなりますが、周りでは壊れた~もう手に入らないの~と今更のことを言ってる人が多いもので。半分自分用メモとしての記事になります。

※とはいうロジクール伝統のチャタリングが発生しやすい時代の製品ですので、そこはまぁMX-Rを使用している人ならわかってることかもしれませんが...このMX-5500のマウスもそこは変わりませんのであしからず。製品である以上いつかは寿命が来ますので...それでも、という人は人差し指に勇気を込めて。どうぞ(笑)