1920x1080は嫌だ。私は1920x1200がいいんだ!...そんなあなたに比較的安価なWUXGA対応IPSパネルモニタ

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※2017/9/5追記
 相変わらず人気の高い記事で、要望も多いので最新情報に更新しました。
 
 モニタが安価になって久しいんですが、どうしても安価なモニタには「いろいろ足りない」気がします。
 1万ちょっと出せば21.5インチでHDMIやらなんやらついたモニタが手に入る時代。でもカラーマッチング対応機種なんてものに手を出すと軽く10万はかかる。
 でも足りないのはそうしたこだわりではなくて...たとえば私なら「DP端子」と「1920x1200の解像度」だったりします。DP端子は我慢するにしても、なにより解像度が物足りない。
 だいぶ前に初期の24インチ安価モニタが格安になり...当時は1920x1200の製品が5万を切ったということで発売日に飛びつきました。その製品も最近まで愛用していました。
 が。

 その後のモニタ市場は安価な方向に突っ走り。フルHDといえば1920x1080。まぁ、BDを見たりするならTVと同じ解像度の方がいいかもしれませ ん...大量生産の効果もあって冒頭みたいな安価なモニタがたくさん生まれることになりました。悪いことばかりではないんですが...

 また、権利料を払わなくてもいいDP(ディスプレイポート。HDMIは搭載するとパーツ以外に金がかかるし、これからのDVIやらなんやらを置き換えるものはこれ!と鳴り物入りでスタートした新しいモニタ規格)を推進するとメーカーはいいますが、舌の裏では「新興国はそんなものを求めていない」「むしろ大量生産じゃないから高い」とD-SUBやDVIを搭載。DPよりHDMIのが高いという触れ込みもこれだけHDMIが普及するとむしろ「こっちのがある意味安い」状態になり。
 安価なモニタはHDMI(とDVIの変換アダプタ)+D-SUBという流れに。
 中国や台湾のメーカーの人と雑談したら「DPはあれですね。ミドル以上だよ。このモニタとかそんな感じのプレミアですかね。実際現場じゃ未だにD-SUBでしょう。プロジェクターとか。高解像度はそこまで好まれてませんし」との返事までいただいてなんというか「あーうー」というか。
※2016/3/3現在
 業界の迷走は止まらず、横長モニタやらなんやらへと派生しています。ベゼルの薄い23インチなんかがたくさん出たのはいいことですが、解像度は...4Kもまだまだこれからですね。
※2017/9/5現在
 DPはいずれUSBに吸収されるとか言われましても状態に。ますますもってどうなっていくのやら...


 まぁそれはさておき。
 個人的には「メインはやはり1920x1200の解像度が欲しい」という思いが強いです。
 文章を書いていても縦幅が大きいというのはでかい。
 わずか120ドット。その差がなんともでかい。でかすぎる差に私は思えます。

 でも。
 安いモニタでこのWUXGAに対応したものは前述の通りなかったり。
 一時期必死に探したりしたんですが、数は少ないものの「そこそこの価格」で手に入るものならありました。
 この記事を最初に書いた時は3万を切る価格で「DP搭載」で「1920x1200に対応」しているモニタがいくつかあったのです。
 ですが、1年が経ち。2年が経ち。消費税はあがり。物価も高騰していくなかで。
 さすがに3万切りでは店頭でなかなか見付からない。
 「DP」がやはりというかUSB統合とか迷走していくなかでこのクラスのモニタはモロに余波を受けて。
 けれど、Amazonならば。3万ちょっとでいいならば。あるいは4万ちょっとでいいならば。
 まだまだありました。手が出る価格帯にWUXGAのモニタが。
 今回も24インチのモニタでよさげなものをピックアップしてみました。

 まずはDELL。これは実は今の私の愛機です。
 安い時にささっと買ってしまったものですが、性能的には非常に...そう、非常に満足しています。
 アスペクト比を問題にする人もいますが、ゲーム用として見ると確かに。でもゲーム用なら27インチあたりのをがっつり行ってみたいもの。
 というかアスペクト比がー言い出すなら1920x1080の安価なモニタがそこらにごろごろしていますので、今回の要件には合わないでしょう。
 ノングレア液晶で文章中心の人には未だに「いける」といえる液晶です。さすがに新型には勝てませんが、今だ一線級のモニタです。
 特筆すべきはDPを搭載していること。代わりにHDMIはありませんが、ここは変換してHDMIを接続して使えますんで、問題にはならないかと。(変換アダプタは別売りのはず)
 とはいえ長年使ってきましたが、DPポートには割と不具合抱え気味かもしれません。(ケーブルの抜き差しで治りますが、たまに認識が怪しい)
 新型モニタも出てきましたし、今選択するとなると解像度と値段がいい感じだという理由からかも。
 ※2017/09/05現時点では入荷さえすれば最安値の27,136円です。DPポートが使えるならまだ選択肢としてはアリだと思います。

 次は新顔のASUSのモニタです。※2017/09/05追加
 Amazonの評価は片っ端から21.5インチモデルの物で、サイズが違えど同系列ならレビューをまとめてしまう姿勢はどうかと思いますが...まぁAmazonらしいというか。
 実際の製品としてはどうかというと今現在最も「無難」な1920x1200のモニターと言ってもいいかもしれません。
 普通の1920x1080のASUSのモニターの中で売れ筋のものを1920x1200にしたというか...IPSパネルだったりといったスペックも非常に売れ筋のものを踏襲。
 値段も37960円と4万を切っておりお買い得感も高い。
 この手のモニタにありがちなHDMIではなくDPですよーではなくHDMIx1、DVIx1、D-SUBx1と使い勝手のいい端子でまとめてきています。
 ノングレアで応答速度もそこそこよい感じ。
 ただしコスト削減からかHDMIケーブルが入っていませんでした(2017/09/05現在)。あと台座も安いタイプのものです。
 ただ机にぽんと置いて使う分には本体のみでいいのですが、高さを調節したいなどとなるとアームで固定するのがオススメです。
 ベゼルは最近のモデルと比較すると厚めですが許容範囲です。安価で売れスジなASUSのモニターの特徴を全て受け継いでいるので、長所も短所もほぼ受け継いでいます(笑)

 次いでIIYAMAのモニタ。
 以前から紹介しているモデルの系列ですが、多少値上がりして今は4万前後に。
 基礎性能がかなり高いモニタで、DPではなくHDMIというのも気にする人にはポイント。
 あと、あんまり宣伝してませんがフリッカーフリーです。ややまぶしいという人もいるので、明るさや色合いの調整は考えてもいいかも。私は気にならなかったかな。
 4万出せるのなら、国内サポート等含めても割とおすすめできるモニタです。ただベゼルは最近の流行りとは違ってまだ少し太い感じ。
 紹介した3つのモニタの中で一番手堅いモニタではないかなと。店頭で確認できることもありますので、一度現物を見た方がよいかと。
 あ、あといろんなところで言及されてますが、メニュー操作はかなーり癖があります(笑)
 この部分はDELLの方が使いやすかったです(^^;
 ※世代交代しましたが特徴がそのままで実機もそれほど大きな差を感じていないので評価はそのままとしています。

 最後に今回の候補の中で一番高いEIZOを。
 唯一の24.1モニタで、性能的にも一番高いかな。
 ブルーライトカットも売りになっていますが、どちらかというと「長時間使っていて疲れない」モニタだと私は思います。
 フリッカーフリーを公式にうたってるだけあり、ちらつきのない液晶、ほどよい絵作り、あらゆる点で丁寧さを感じます。まぁEIZOのクォリティとしてはこれでも低い方なんですが...
 この価格を高いと見るか安いとみるかは人によるでしょうが、私は「安い」と思っています。この性能でこの値段ならハイコストパフォーマンスかなと。
 ただ、1万ちょっとをモニタの主戦場とみて、大画面でも2万前後が主力の1920x1080のモニタと比べるとやはり「高い」と感じる人は多いようです。
 これはもうWUXGAを選んだ時点で仕方ないところですが...
 設定画面等あらゆる面で今回紹介したモニタの中ではワンランク上となります。
 ベゼルは「やや狭い」といったところ。Acerと比べると太いけど、そこらのモニタと比べるとちょっと狭いぐらい。
 アームで使わない場合スタンドの使い勝手が気になるところですが、それもばっちりです。
 ただ、ブルーライトカットが合わない人は使ってると疲れてきますので、買ってそのままではなくちゃんと設定して使うのはやはり基本かな。

 以上4商品、24インチクラスでWUXGA対応のIPSモニタを並べてみましたが、ひと昔前に比べると相場が上がってきてはいます。が、性能や品質も上がってきているので、そう悪い話ではないかなと。
 そうそう買わないモニタという商品ですので、出来れば店頭で一度確認してから買ってほしいかな。
 私は気にせずさくっと買ってしまうことが多いですが...まぁトリプルモニタですからメインに使ってるモニタさえよければあとは普段視線をやるだけですからちょっと特殊です。
 デイトレーダーみたいな環境で自宅作業してますから(^^;
 ※2017/09/05 LGのモニタが値上がり気味であったので対象から外しました。

 これ以上のお金をかけられる場合は、4Kモニタへが視野に入ってきます。
 高値の華だった4Kモニタもいまや5万円台まで落ちてきていますから...

 参考でDELLの4Kモニタを。約5万とかなりの値頃感があります。
 3840x2160の解像度は圧倒的で、これからのFPSなんかもこの解像度での戦いになってくるかもしれません。
 ただ、この製品。Macユーザー御用達の製品となってしまっていて、どこのサイトでも評価はMac接続した時のものばかり(笑)
 Retina解像度=4Kということで(厳密には違うんだ!とMacユーザーに4時間ほど熱弁をされましたが私にはどうしても違いがわかりませんでした。すいません)、お手軽RetinaモニタとしてMacminやMacBookProなどに接続してる人が多いようです。
 正直なところを言うと「この値段に何を期待してるんだろう」と思う感想ばかりです。
 iMac及びMacBookProのRetinaモデルの液晶と比べて品質がとか言うなら素直に金を積んで純正買った方が満足出来ます(あと付属のケーブルは捨てて、そこそこよいHDMIケーブルをどうぞ)。
 そこに目を多少つぶれるなら、格安Retina環境用としてはオススメです。いろいろ諸問題がありますが(電源関係のアレとか。正直モニタ側の問題ではないので割愛)、それでも安価によい環境は得られるでしょう。
 Windows環境で使う場合はGPUに注意しましょう。そもそも4Kに対応出来ているGPUなのかどうかなど、事前に確認した方がよいです。
 とりあえずフラグシップ系のRadeonやGeforceでは問題なく表示出来ました(多少設定をいじる必要がある場合もあります)。
 まだまだ敷居が高いのかもしれませんが、それでもこの価格に落ちてきていることは評価したいです。もう1万下がったら普及価格帯の目玉になるかもしれません。
 (ただ文字がね。ちっちゃくてね。いじんないとつらかったです。当たり前ですが)
 そういう意味では27インチの4KモニタなLGのこいつがいいかもしれません。
 Amazonの評判にもある通りメニューがLGというかいつものあれというか使いづらく、入力端子の切り替えは面倒なので使うなら切り替えない前提で割り切って使うのがおすすめです。
 最近触った4Kモニタでは断トツのコスパを誇ると思います。LGらしい画質ですが、この価格を考えれば許容範囲。何より27インチになったことで文字が読みやすい!(老眼にはきついのです)
 縦画面にして物書きさんモードで使用したい人にもいいと思います。
 4Kモニタは悪魔でもといあくまで参考です。

 最後に安くてそこそこのスピーカーを。安価なモニターを購入するとスピーカーがついてないこともありますが、これを買えば大抵の場合はモニター内蔵スピーカーよりよい結果が得られると思います。価格も安いですし憶えておいて損はないかと。
 
 Logicoolの安価で定番のスピーカーです。1500円前後と手頃で、音質も結構よく音量もなかなか出せる憎いやつです。
 弱点はイヤホン刺すとこはないかなーというところ。純粋な小型スピーカーですんで。
 今までいろんな人がこれを買っていますが、大抵の場合は満足してくれています。デザインも悪くないですし、ノートPCなんかと組み合わせてもいい。
 こんなのもあるよ程度に憶えておいていただければ。

 あと、HDMIケーブルやDPケーブルがついてこないモニタもありますので、よく調べてから購入した方がよいでしょう。