※2019/01/19追記
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※2014/0617追記
記事中で紹介したモニタは現在販売されておりませんので、後継機の新しいモニタへのリンクを追加しました。さすがに3万は切れませんが4万切りということで、参考にしていただければ。
ASUSから26880円の格安モニタが出ていますが、すいません私は触ったことないんで参考のリンクということで。価格なりという評判は聞いていますので、判断の材料にしていただければ。32173円のモニタのがスペックはいいですがこちらも触ったことがないので意見らしい意見が書けず申し訳ありません。店頭で触れるところもある見たいなので、是非店頭で確認してから購入の判断にしていただければ。
モニタが安価になって久しいんですが、どうしても安価なモニタには「いろいろ足りない」気がします。
1万ちょっと出せば21.5インチでHDMIやらなんやらついたモニタが手に入る時代。でもカラーマッチング対応機種なんてものに手を出すと軽く10万はかかる。
でも足りないのはそうしたこだわりではなくて...たとえば私なら「DP端子」と「1920x1200の解像度」だったりします。なにより解像度が物足りない。
普段使ってるのが初期の24インチ安価モニタの一角なんですが、当時は1920x1200の製品が5万を切ったということで発売日に飛びつきました。今でも愛用しています。
が。
その後のモニタ市場は安価な方向に突っ走り。フルHDといえば1920x1080。まぁ、BDを見たりするならTVと同じ解像度の方がいいかもしれませ ん...大量生産の効果もあって冒頭みたいな安価なモニタがたくさん生まれることになりました。悪いことばかりではないんですが...
また、権利料を払わなくてもいいDP(ディスプレイポート。HDMIは搭載するとパーツ以外に金がかかるし、これからのDVIやらなんやらを置き換えるものはこれ!と鳴り物入りでスタートした新しいモニタ企画)を推進するとメーカーはいいますが、舌の裏では「新興国はそんなものを求めていない」「むしろ大量生産じゃないから高い」とD-SUBやDVIを搭載。DPよりHDMIのが高いという触れ込みもこれだけHDMIが普及するとむしろ「こっちのがある意味安い」状態になり。
安価なモニタはHDMI(とDVIの変換アダプタ)+D-SUBという流れに。
中国や台湾のメーカーの人と雑談したら「DPはあれですね。ミドル以上だよこのモニタとかそんな感じのプレミアですかね。実際現場じゃ未だにD-SUBでしょう。プロジェクターとか。高解像度はそこまで好まれてませんし」との返事までいただいてなんというか「あーうー」というか。
まぁそれはさておき。
個人的には「メインはやはり1920x1200の解像度が欲しい」という思いが強いです。
文章を書いていても縦幅が大きいというのはでかい。
わずか120ドット。その差がなんともでかい。でかすぎる差に私は思えます。
でも。
安いモニタでこのWUXGAに対応したものは前述の通りなかったり。
一時期必死に探したりしたんですが、数は少ないものの「そこそこの価格」で手に入るものならありました。
今回のモニタはその時「これは...」と思ったもののひとつ。
3万を切る価格で「DP搭載」で「1920x1200に対応」しているモニタです。
同じイイヤマブランドでも安いモニタなら1万円台後半で23インチの1920x1080解像度のものが買えるんですが、こだわるとこっちのモニタに目が行きます。まさしく「わかってるよ。こういうのも欲しいんだろ」という感じの用意がされてるというか。
カラー調整もかなり細かく設定出来ますんで、マニュアル調整の鬼と化すことも出来ます。
廉価な分多少ぎらつきが気になるところもありますが、まぁ価格と応相談の範囲。用途次第かなと。
何より解像度が欲しい人にはひとつの選択肢になるかと。
※特価狙いならサムスンのものが九十九等で安くなることがあるのでチェックするのも手。後はDELLのモニタでやはり特価になることがあるので、そちら狙いも可。このモニタは特価による相場のブレが少ないので必要な時に手を出せるモニタとして紹介しています。価格命の人やモニタのぎらつきをとにかく嫌う人向けではありません。
予算があるならNANAOのこいつもなかなかです。5万を切るモニタの中ではかなり強力。今回のモニタに不満がある人もこいつなら多少は声が小さくなるかな。欠点探しをあえてしなければたいていの人に「美しい」と言われるモニタだと思います。
1万7千円近い差があるので同列には出来ませんが...選択肢のひとつとして覚えておくといいかも。