X61sにWindows7(暫定)

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 さっそく昨日入れてみました。結論から言うと、あまりに順調すぎてつまんないです(苦笑)
 写真は後日追加しますが、クリーンインストールしたところ、普通にほぼ全てのハードを認識し、順調に稼動。
 トラブルらしいトラブルはまったくなく、体感もVISTAより上。前評判ほどではないものの、これならば常用したいな、とは思わせる出来でした。
 いくつか目新しいところとしては...
 インストール最中に無線LANを認識、接続に関するウイザードが起動したこと。
 最近ではルーター等に付属のユーティリティで設定することが多いので、素で設定することはあまりないのですが、最初から設定できるのはとてもいいこと。有線LANがなく、無線LANしかない環境(事務所の別室等)では重宝すると思います。
 出来ればそこで設定ファイルをUSB等から直接読めるようにしてもらえると、企業への一括導入時に手間が省けるのですが(^^;
 起動時や修了時の音はVISTAのままなので、言われなければVISTAをそのまま使っている間隔です。噂のタスクバーはかなりナイスな変更。というか、なんでVISTAの時点でこれやっとかないかな...と思わせる出来。
 慣れるとなかなかに快適で、XPから乗り換えるメリットのひとつになりそう。
 無線LAN、ブルートゥース等X61sに付属している環境はほぼ全て動作させることが出来ました。
 まだまだチューンする余地はあると思いますが、パフォーマンスは今のところ問題なし。というか、購入時に入っていたVISTAよりは体感で(アプリ起動、運用)少し早いのがわかります。ただ、ビデオのパフォーマンスは???なところも。
 G965系のドライバーがもう少しチューンされると、また変わるのかもしれませんが、INTELのビデオドライバーはいつも遅れてくる憎いやつなので(笑)現状動いているだけで問題ないかと思います。

 最大の問題はイーモバイルのカードのドライバーをいれようとしたところ、やはり「対応していないOSです」となってしまったこと。なんとかだまくらかして入れたいところですが、残念ながらタイムアップ。動作しそうなんですけどね(笑)
 まぁ、正式対応を待つのも手だと思います。

 軽快さでは確かにXPのが軽快なんですが、それはXPが出た時に2000でも言われていたことなので、操作感というか、触っていての快適さがよくなっているなら、乗り換える価値はあると思います。

 というか、一時期VISTAを常用していて、たった2つの点を除けばXPより快適かなぁと思ってたぐらいなんですが...その2つがどうしても許せず、XPに戻してしまったんですよね。
 ひとつは悪名高きUAC。あまりにうざったく、あまりに不便。とはいえ、必要なのはよくわかるので、段階をコントロールできればなぁと思ってました。Windows7では段階コントロール出来るようになるとのことで、楽しみ楽しみ。
 もうひとつは、動画のエンコード環境が当時未対応だったこと。これはすでにアプリがバージョンアップしたので、解決しています。ただ、動画エンコードの時間がVISTAのが遅い部分があり、XPからあえてVISTAにするメリットがなく、そのまま放置していたりします。
 
 外付け光学ドライブからインストールを開始して、およそ30分程度でインストールは修了。
 今まで触ってきたWindowsの中ではダントツにインストールが楽です。インストール後WindowsUpdateが起動しますが、すでに2つほどパッチが出ていました。この辺りはいろいろ言われていますが、対応してくれるだけでもありがたい話。

 普段常用しているアプリはほぼ動作(VISTA対応済みのものばかりですが)。ATOKだけまだ試してません。これはバージョンが古くて、VISTAでも不安があるほどのため(^^; 最新版を買う予定なので、そうしたらテストしてみようかな、と思っています。

 メーカーのドライバー対応等が進めば、これは結構魅力的かもです。
 ただ、WIndowsVISTAが快適に動作している人には???なOSかも。というか、見た目はタスクバーとサイドガジェットぐらいしか変わらないしね(^^; 見送っていた人には「今度はよさそうだよ」といえますけれど。
 VISTAからのアップデートは価格を優遇するとかしてくれると、かなり印象が変わると思うんですけどね。また馬鹿高い価格をつけて売られると、ちょっと躊躇します。

 一応、全てのPCの台数分だけVISTAのライセンスを持っているので、更新時にはまた散在することになりそうですが、数台はXpのまま保持し、メインPCとX61sだけWindows7にしようかな、と思ってます。
 写真をアップする時に、また詳しく書き直しますが、最初の所感としてこれは「いけそう」なOSですね。
 最初からこれが「VISTA」として発売されていれば...ここまで叩かれることはなかったかと。まぁ、こんだけ不況だと、XPで十分なんだよ!!という人はたくさんいますので、すぐには切り替わらないかもですが。

 とはいえ、普段使いならubuntu等もあるわけで、Windowsでなければいけない理由、というのがだいぶ減ってきているのも確か。先日知り合いの古いPCにubuntuを導入して、サンダーバードとファイアーフォックスをメインにした環境を構築してきたのですが、知り合いは最初こそ戸惑ったものの1日で慣れてしまい、openofficeと格闘しつつ普通に使えているようです。
 OSよりopenofficeの操作覚える方が大変だったようなので(苦笑)、重要なのはやはりアプリというところですか。
 私もいろいろテストしていますが、今のところ不便を感じることは少ないです。むしろデスクトップで使用している限り、あまりにも便利で危険ではあります(アプリのインストールとかも、ほぼ半自動で出来る上に検索も簡単。ハードウェアの認識もかなり高いレベルですし)。もっとも、以前のように古いPCでもサクサク!とは言いづらいですけどね。

 PCの使い方も今ではインターネットとメール、オフィス文書の作成がメインならば、OSへのこだわりは少ない時代になって来たのかもしれません。もっとも、困った時に質問しやすく、知識が豊富な人が多いのは間違いなくWindowsなので、詳しくない人はWindows機を黙って購入すべきだとは思いますが。自力解決できるならば、この限りではありませんが...

 そういった意味では、無難でいいOSを慎重に出してくる今回のWindows7はWindows2000の頃のやり方にも似て好感がもてます。というか、好感持ちまくりです(笑) 初めてMAC OS Xに触った時以来かなぁ、OS触ってて楽しいの(苦笑)