剃るのが面倒くさい人(私はそうです)。
伸ばしたいのにちょっぴりしか伸びない人。
伸びるのが早すぎて朝剃っても夕方にはじょりってなっちゃう人。
いろんな人がいて...たいていの人は身だしなみとして髭をそることになります。
個人的には今も昔もひげそりはT字ひげそりで丁寧に剃るのが一番だとは思っていますが...忙しい朝のこと。さっとシェーバーで済ませたいのは男の願望のひとつ笑)
で、シェーバーの登場となるんですが...人気があるのは高級機と低価格の持ち歩くやつだったりするのが面白い。 持ち歩くやつが売れるなんてみんな旅行好きなのかな?...いいえ。実は会社で剃ったりするために持ち歩いているのです(笑)あるいは予備として出先や職場に設置しておく。そんな用途が多いようで。
で高級機。どういうのが高級機よ?とその手の家電に詳しい人に聞いてみたところ。
・シェービングの後自動洗浄機能がついたスタンドにしまう。
・深剃りが売り
・だいたい2万以上する
・そのシリーズのフラグシップ機種で無駄に高機能
なんだそうで。実際私も数年前のブラウンの高級機を使っています。さすがに年式が古くなると最近の普及機にも性能で追いつかれ...というか追い越されていますがもったいないので歯だけ変えてまだ使ってます。
私の周辺ですと2大派閥がありまして。私も愛用する「ブラウン」とパナソニックの人気機種「ラムダッシュ」の2派が壮絶なシェアあらそいをしていたりします。
「ブラウン」
CMでおなじみの「深剃り」が売りのメーカーです。現在のフラグシップはこちら。
シリーズ7と呼ばれています。まぁ普通に高いですわな(笑)
音波振動ヘッドを搭載しさらに深まった深剃り性能が売りです。もちろんおなじみのアルコール洗浄により使う時はクールで清潔な状態が保たれています。
...が、ぶっちゃけ進化を続け過ぎていてフラグシップでなくとも...と思えるぐらいなんですが日本人の気質として「どうせなら一番いいのを買っちゃえ」というのもありまして。たぶん私も買うとしたらこれを選ぶでしょうか。
ちなみに面白いものでINTELのCPUと名前とグレードが一致してまして。上記のやつはi7だと思っていただければ。
ではミドルレンジのi5は?というとこれ(笑)
音波がらみの機能はありませんが一昔前のフラグシップ機のみの性能がありそれなりに深剃りが楽しめます。シリーズ5でも上位機種のこれならアルコール洗浄機能にも対応。価格的にもかなりお勧めの機種だったりします。普通に使うならこれで十分かな。
ある意味一押しの機種だったりします。シリーズ5でも下のグレードはアルコール洗浄等がありません。が水洗い出来たりするのは一緒なんでこだわらないなら安い方もアリ。
でi3相当がこれ。シリーズ3。
シリーズ5と比べてそう劣る部分もなくて価格が安い。まんまCPUのi3みたいな立ち位置です。上位機種はアルコール洗浄するためのベースユニットがついてきます。それでいて1万円を切る価格帯にいるのでなかなかよいものです。私の友人で熱心なブラウン派がいますが彼も絶賛していました。
ただシリーズ5に比べるとやや荒いんだよな~とぼやいてましたので剃り心地にこだわりがある人はもっと上のグレードの方がいいかもしれません。
私は知り合いの子供にこのシリーズ3の一番安いやつを就職祝いに買ってあげましたがなかなか好評です。1時間で充電出来るしバッグにも入るので最悪駅のトイレで髭剃り出来るとか。ありがとうおじさんと言われましたが...
「寝坊するな馬鹿者」
ということで(私)
対して私のふるーーーーーい友人がずっと愛して病まない(字が違うって?いやほんと病的に好きなんですよ。モデルチェンジするたびに買い換えてますし(笑))ラムダッシュシリーズ。
国産の安心感もありますが日本人の肌を研究して作られているのかとても日本人の髭と愛称がいいとのこと。受け売りなんですが試しに使わせてもらったら...かなりの剃り味。
そのラムダッシュのフラグシップはこちら。
驚異の5枚刃は...なんというか「剃り心地なんて生やさしいもんじゃなかったぜ...剃り後がさらさらだったんだ...」と試用した時の私のコメントがわかりやすいかと。欠点は...頭でっかちなこと?しかしこのヘッドが快適なシェービングのために必要なんだろうな...と使った実感。
ともかくでかくてごついですが肌の弱い人にはブラウンよりお勧めかな。高いのが痛いんですがこいつはなかなかの逸品です。下位機種の3枚刃等と比べると明らかに剃り心地が違います。ブラウンだとミドルレンジでも...と言ってるんですが...
もしラムダッシュを買うなら5枚刃はこだわった方がいいかもです。
なので今回は紹介としてはひとつだけ。
AMDのPhenom X6みたいものです。価格と性能を考えたら一番いいのを買って損はない。そんな感じですか。
友人曰く「いや俺INTEL派なんでどちらかっていうとSandybridge-Eに例えてくれ」と言われましたが...どうなんだそれ(笑)
た・だ・し
高級機は剃り味も抜群ですが維持コストは最悪だったりします。
洗浄用アルコールは汚れていきますし揮発しますから年中新しいのを買わなければならない。実際髭剃りメーカーはこの洗浄液でもうけているみたいなもので。プリンターのインクみたいなもんですかね。必要経費です。
これが結構馬鹿にならない。
私も年中買ってるブラウンの洗浄液です。まぁ数ヶ月でひとつ使ってしまうので(使う頻度によりますが)年間通すと結構馬鹿にならない(笑)
それはパナソニックも同じで...
こんな感じ。対応した機種を買ったらずーっと買い続けないといけないもんなんで...快適さの裏に潜む経費ですね(^^;
それが嫌な人は洗浄システムがついていないタイプを選んでこまめにメンテするのもありです。面倒なら金かけて自動化って感じですか...
歯も一年に一度交換するぐらいの感じなので2年ほど使ったら新機種にすのるがいいんじゃないかな?と先日秋葉原のヨドバシでデモをしていたブラウンの営業の方にアドバイスされました。
「もったいないという言葉は好きですし当社の製品を愛用していただけるのはうれしいのですが、ぜひ新機種を試していただきたく思います。本体は一月1000円程度の経費とみていただければ決して悪い買い物ではないはず。2年もすると性能もかなり違います。検討してみてください」
...すいません私の髭剃りそろそろ4年か5年かもしれません(汗)
人気シェーバーは店頭で試してもらえばわかりますがそれなりに伸びてしまった髭もさーっと剃れたりして快適さが違います。掃除・手入れが面倒なら金はかかりますが自動化出来ます。
T字と違って怪我する心配もないのもいいところ。
今使ってるシェーバーが古くなっていたら...新製品の発売の時にフラグシップ機種を試してみるといいかもしれません。
番外
ちなみにもうひとつの派閥に「フィリッブス派」がいるんですが...
孤高の人達で他のメーカーの機種も「ああそれはいいものだねぇ。私はフィリップスだけど」という感じ。
その人達にお勧めを聞いたら...なんだか数人で協議の後「これかな」と教えてくれたのがこれ。
お勧めの理由が「静かだよ。深夜に使っても近所迷惑にならない。それでいて剃れる。ともかく使い勝手がいいんだよ。アパートじゃ髭剃りの音だって騒音だろ?夜使う人なら気になるところだし」とのことでした。
現物見てないんですがみんな「あれは静かだよなー」と言ってたのでかなりのものなのかと。
「あ、深剃り重視じゃないんで。こまめに使う人向けだよフィリップスは。ただし剃った後のサラサラ感は至高」
...だそうです。聞いてると淺剃りだけで気持ちいい機種なんでしょうか。試してみたいところです。
シェービングクリームをつけてシェーバーを使う人ならフィリップスなんだとか。使ったことがないのでうまくコメント出来ませんがあの独特のヘッドはおっさん世代にはある意味あこがれなのでいつかは試してみたいと思います。
シェーバーの世界もいろいろあって。高いけれど人気がある機種にも理由は多々あって。
最終的にはまめに剃るにこしたことはないんですけれど!!
自分に合ったメーカーのいい機種が見つかるとそれだけで生活が豊かになったりしますよ(^^
ちなみにさらに少数ながら熱心な三菱派がいたりします(笑)私は肌に合わなくてひりひりするんですが...熱心な人はそれがいいんだよ!!とのことで。
サンヨーのファンも一大勢力だったのですが今後の供給に不安があるようで...