A10-5800KとFX-8350の勉強会は非常に楽しくもためになるものでした。
そして今回はA10-6800K。新たなAPUの勉強会。
以前は申込み制だったのですが、今回は以前参加した人の中からの招待制となっていました。
運良く選ばれたのか招待状が来ましたので喜びに舞い踊りながら参加して来ました(^^)
※ただし当日の電車運行に支障が出たため大遅刻をかましましたorzまじですんませんでした(T_T)
奇麗なオフィス。輝くAMDの文字。こっそりと立つPOP。人がいないのは夜だというのもあるのですが...私が超絶大遅刻していたからです。参加者の方は「あ、あの遅れてきたでかいのが悪魔か」と顔も全てバレバレなわけですが、そうです私です。騒がせてすいませんでした(T_T)
き、気を取り直して...
(実際の会場の様子より)
会場入りしたところ、窮地の...もとい旧知のAndroid神テラダスの管理人さんの隣に場所が取ってありまして。ちょっとほっとしたり。Android系の記事ならまず読むべきサイトな訳ですが今回はAPUに夢中なようで(笑)たまには自作PCの楽しさに目覚めるがよいわ!という感じで横をチラチラみてました(笑)
会場入りしたところ、窮地の...もとい旧知のAndroid神テラダスの管理人さんの隣に場所が取ってありまして。ちょっとほっとしたり。Android系の記事ならまず読むべきサイトな訳ですが今回はAPUに夢中なようで(笑)たまには自作PCの楽しさに目覚めるがよいわ!という感じで横をチラチラみてました(笑)
(実際の会場の様子より2)
勉強会は数回開かれているためか終始スムーズに進行。写真にもあるようにスライドが変わるたびに皆カメラを取り出して写真撮ってました。私はまぁiPhone5でざっと撮るだけにして後でいただけるという資料を待つことに。
スライドで資料を映しつつ説明があり、動画の方が説得力がある部分では実際に動画を再生していました。
この記事も後半は実際の勉強会の流れを踏まえて構成しています。
APUの性能等は別の記事を起こしますので、この記事は勉強会と新型のリッチランド(Richland)についての説明を主としますのでそのつもりでお読みください。
まず、Richlandとは何か。
AMDがずーーーーーーーーーーっと前から一生懸命やってた「GPU+CPU」がようやく形になった「APU」の新型と言ってしまえばそれまでです。まぁ新しくて早くなったA10とかA8のシリーズが出た。そう思っていただければ早い。
私は初代APUことLlanoも購入しました。
前の勉強会でいただいたTrinity(A10-5800K)も常用しています。
AMDがこのAPU構想を発表した時からずっと待っていた...楽しみだった製品だからです。
そもそもAPUの構想はAMDがATiを買収する前からありまして。そのためのATi買収だったと言っても過言ではなかったと思います。アメリカの経済アナリストが「ATiを購入したのは失敗だった。その巨額の支出はAMDを弱らせる」などと言ってるのを見た時には「こいつは馬鹿すぎる。むしろこのままだとじり貧でいずれINTELに駆逐されるだけだろう」と思ってたぐらい。
当時は「FUSION」なんて呼ばれてましたが、その構想が発展してようやく形になってきたのが「APU」...Accelerated Processing Unit。
実際には歴史を踏まえて「Fusion APU」なんて呼ばれることもあります。Wikiだと「AMD Fusion」に記事がありますしね(笑)
CPUとGPUが一体となっている...というだけならINTELの今の世代のCPUはどれもそうなんで、厳密に見なければ同じ方向で製品を作ってる訳ですが、AMDとしては「GPGPUのための本腰をいれた製品」として作り上げてきた製品なのでひと味違うと言いたいところでしょう。
実際のところINTELの製品はずいぶんとよくなってきてはいますが...いやハードだけなら実際かなりいいんですが...ドライバーの出来がイマイチを通り越して4流以下と言ってもいいぐらいで...いや、性能じゃなく安定って見方をすれば超一流って言えるんだけど...いいからもうちょっと性能引きだそうよ...みたいな...いや、これは余談で。
まぁ、GPGPUのために積み上げてきた力の結集。それがAPUであり今回の新製品Richlandでもある訳です。
GPGPUはずーっとその魅力が言われてきた単語ですが、ぶっちゃけ未だに途上の技術でありなかなか普及しない未完の大器です。技術分野とかだともう普通に使われてたりしますが、一般家庭で気軽に使う機能にはまだまだなっていない。
NVIDIAは同様の技術をいち早く展開しておりCUDAという名前で普及させています。
はっきりいえばGPGPUの分野では今のところこのCUDAがリードしているかと。していると言ってもまだまだ狭い分野での話ですが...
むしろINTELのAVXをペガシスのエンコーダーで使った方がよほど「うぉぉぉGPGPUすげぇ」と身近に思えたりするぐらい。
対してAMDは遅咲きの花というか...ようやくその実がというところ。
AMDは独自に展開するのではなく標準規格に準ずる方向にシフトしたためスタートが遅れたとも言えますが。
OpenCLがもう少し普及すればあるいはAMDがスタンダードということになるかもしれません。
まぁ、それらのお題目はこの際すっぱり忘れて、このAPUは「ミドルレンジの製品ながら安価でシンプルな構成のPCを作れて...しかも早くてゲームとかもサクサク動く」製品だと思ってしまった方が割り切ってわかりやすいかと。
正直なところまだまだGPGPUにしろなんにしろ普及までは時間がかかりますし...その間にAPUも新製品が出るでしょうから。それまでの間は「そういう未来にも対応出来る。けど安くて性能がよくておいしい製品なんだな」と思っていた方がわかりやすいでしょう。
ではお題目を全てばっさり切り捨てたところで勉強会の内容に入ります。
このイラストを見てみましょう。
売りとしてはやはりHSA(Heterogeneous System Architecture)の文字が躍ります。HSAはPS3のCELLというCPUで話題となった異種CPUコアを混在させた製品のことだと思えばいいかと。乱暴な言い方ですが、GPUもある意味CPUと同じようなもんとして考えて異なる2つのアーキテクチャーコアを1つに合体させる。それがHSAだと思えばわかりやすいでしょう。
イラストにもありますが、様々なソフトがこのAPUひとつで動く。快適に動かせる。それが魅力です。
もともとGPUは高性能な反面でゲーム以外の使われ方がたいしてなかったりしたものですから、そのパワーなんとしても活かしてやる...という執念から生まれた構想だというと怒る人もいるでしょうか。私はそんな風に思ってますけれど。
APUの魅力としては、オフィスソフトを含むビジネスシーンでも快適に動作するCPUパワーがあり、Windows7や8を快適に動作させるCPU+GPUのパワーも兼ね備え。その上でゲームや動画も快適に動かすことが出来る。というわかりやすい魅力になっています。
これは看板に偽りがないんですが、あくまでも「そこそこ」という言葉をつけた方がいいかと。最高のスピードのまま最高の解像度でゲームが遊べる訳でありません。ただこの価格ではあり得ない快適さで遊べるのは事実。だからそこそこ早くてそこそこおいしい。そんなイメージで。
HTML5は業界が盛り上がりすぎて盛り込みすぎて結局しぼんじゃったりしてる謎の規格ですが、OpenCLと並んでAPUならそれでもかなり早く実行出来るよ!というのがイラストにも書かれています。
勉強会は数回開かれているためか終始スムーズに進行。写真にもあるようにスライドが変わるたびに皆カメラを取り出して写真撮ってました。私はまぁiPhone5でざっと撮るだけにして後でいただけるという資料を待つことに。
スライドで資料を映しつつ説明があり、動画の方が説得力がある部分では実際に動画を再生していました。
この記事も後半は実際の勉強会の流れを踏まえて構成しています。
APUの性能等は別の記事を起こしますので、この記事は勉強会と新型のリッチランド(Richland)についての説明を主としますのでそのつもりでお読みください。
まず、Richlandとは何か。
AMDがずーーーーーーーーーーっと前から一生懸命やってた「GPU+CPU」がようやく形になった「APU」の新型と言ってしまえばそれまでです。まぁ新しくて早くなったA10とかA8のシリーズが出た。そう思っていただければ早い。
私は初代APUことLlanoも購入しました。
前の勉強会でいただいたTrinity(A10-5800K)も常用しています。
AMDがこのAPU構想を発表した時からずっと待っていた...楽しみだった製品だからです。
そもそもAPUの構想はAMDがATiを買収する前からありまして。そのためのATi買収だったと言っても過言ではなかったと思います。アメリカの経済アナリストが「ATiを購入したのは失敗だった。その巨額の支出はAMDを弱らせる」などと言ってるのを見た時には「こいつは馬鹿すぎる。むしろこのままだとじり貧でいずれINTELに駆逐されるだけだろう」と思ってたぐらい。
当時は「FUSION」なんて呼ばれてましたが、その構想が発展してようやく形になってきたのが「APU」...Accelerated Processing Unit。
実際には歴史を踏まえて「Fusion APU」なんて呼ばれることもあります。Wikiだと「AMD Fusion」に記事がありますしね(笑)
CPUとGPUが一体となっている...というだけならINTELの今の世代のCPUはどれもそうなんで、厳密に見なければ同じ方向で製品を作ってる訳ですが、AMDとしては「GPGPUのための本腰をいれた製品」として作り上げてきた製品なのでひと味違うと言いたいところでしょう。
実際のところINTELの製品はずいぶんとよくなってきてはいますが...いやハードだけなら実際かなりいいんですが...ドライバーの出来がイマイチを通り越して4流以下と言ってもいいぐらいで...いや、性能じゃなく安定って見方をすれば超一流って言えるんだけど...いいからもうちょっと性能引きだそうよ...みたいな...いや、これは余談で。
まぁ、GPGPUのために積み上げてきた力の結集。それがAPUであり今回の新製品Richlandでもある訳です。
GPGPUはずーっとその魅力が言われてきた単語ですが、ぶっちゃけ未だに途上の技術でありなかなか普及しない未完の大器です。技術分野とかだともう普通に使われてたりしますが、一般家庭で気軽に使う機能にはまだまだなっていない。
NVIDIAは同様の技術をいち早く展開しておりCUDAという名前で普及させています。
はっきりいえばGPGPUの分野では今のところこのCUDAがリードしているかと。していると言ってもまだまだ狭い分野での話ですが...
むしろINTELのAVXをペガシスのエンコーダーで使った方がよほど「うぉぉぉGPGPUすげぇ」と身近に思えたりするぐらい。
対してAMDは遅咲きの花というか...ようやくその実がというところ。
AMDは独自に展開するのではなく標準規格に準ずる方向にシフトしたためスタートが遅れたとも言えますが。
OpenCLがもう少し普及すればあるいはAMDがスタンダードということになるかもしれません。
まぁ、それらのお題目はこの際すっぱり忘れて、このAPUは「ミドルレンジの製品ながら安価でシンプルな構成のPCを作れて...しかも早くてゲームとかもサクサク動く」製品だと思ってしまった方が割り切ってわかりやすいかと。
正直なところまだまだGPGPUにしろなんにしろ普及までは時間がかかりますし...その間にAPUも新製品が出るでしょうから。それまでの間は「そういう未来にも対応出来る。けど安くて性能がよくておいしい製品なんだな」と思っていた方がわかりやすいでしょう。
ではお題目を全てばっさり切り捨てたところで勉強会の内容に入ります。
このイラストを見てみましょう。
売りとしてはやはりHSA(Heterogeneous System Architecture)の文字が躍ります。HSAはPS3のCELLというCPUで話題となった異種CPUコアを混在させた製品のことだと思えばいいかと。乱暴な言い方ですが、GPUもある意味CPUと同じようなもんとして考えて異なる2つのアーキテクチャーコアを1つに合体させる。それがHSAだと思えばわかりやすいでしょう。
イラストにもありますが、様々なソフトがこのAPUひとつで動く。快適に動かせる。それが魅力です。
もともとGPUは高性能な反面でゲーム以外の使われ方がたいしてなかったりしたものですから、そのパワーなんとしても活かしてやる...という執念から生まれた構想だというと怒る人もいるでしょうか。私はそんな風に思ってますけれど。
APUの魅力としては、オフィスソフトを含むビジネスシーンでも快適に動作するCPUパワーがあり、Windows7や8を快適に動作させるCPU+GPUのパワーも兼ね備え。その上でゲームや動画も快適に動かすことが出来る。というわかりやすい魅力になっています。
これは看板に偽りがないんですが、あくまでも「そこそこ」という言葉をつけた方がいいかと。最高のスピードのまま最高の解像度でゲームが遊べる訳でありません。ただこの価格ではあり得ない快適さで遊べるのは事実。だからそこそこ早くてそこそこおいしい。そんなイメージで。
HTML5は業界が盛り上がりすぎて盛り込みすぎて結局しぼんじゃったりしてる謎の規格ですが、OpenCLと並んでAPUならそれでもかなり早く実行出来るよ!というのがイラストにも書かれています。
こちらのイラストにも書かれていますが、マイクロソフトは「そのGPUの性能...なんとしても活かしたい」とずーっと考えてまして。イラストではWindwos8として書かれていますが、古くはVistaの頃からGPUの活用をOSレベルでやろうとしてました。ただ、INTELがいつもの調子で「は?そんな性能いらねーだろ。愚民はこの程度で十分だろ?」という内蔵GPUの製品ばかり作ってくれていたおかげでなかなかこれがうまくいかず。
まぁ当時はチップセットにGPUが乗っかっていたわけで今と比べるのもナンセンスなんですが...VISTAは志が高すぎたOSでした。今使うと微妙にXP寄りの7みたいで悪くないんですけどね。メーカーが売ってたPCがなんせしょっぱすぎた。
実際問題Windows7や8を快適に使うならGPUの性能はある程度あった方がいいです。INTELの最近の製品でいえばSandyやIvy辺りを搭載したPCなら結構快適に使えるでしょう。AMDの場合は...もともとのGPUの性能がいいので、Eシリーズとか特殊な製品でも無い限りは。APUに限っていえば初代のLlanoのA4辺りからずーっと快適に動作させることが出来ます。
Windows8に至っては地味にGPU活用しまくってくれますので出来ればいいGPUを積んでいるのがよい。という訳でAPUの出番だ!というところでしょう。
いろいろ言われるWindows8ですがぶっちゃけ言うほど使いづらくはないですし、以前の記事にも書きましたがガタガタ言う人はフリーソフトひとつでガタガタ言う理由をなくす程度の輩ばかりですから相手にするだけ疲れるというものです。
まぁどの道今から買うとなると7か8でしょうから十分GPUの恩恵があります。
まぁ当時はチップセットにGPUが乗っかっていたわけで今と比べるのもナンセンスなんですが...VISTAは志が高すぎたOSでした。今使うと微妙にXP寄りの7みたいで悪くないんですけどね。メーカーが売ってたPCがなんせしょっぱすぎた。
実際問題Windows7や8を快適に使うならGPUの性能はある程度あった方がいいです。INTELの最近の製品でいえばSandyやIvy辺りを搭載したPCなら結構快適に使えるでしょう。AMDの場合は...もともとのGPUの性能がいいので、Eシリーズとか特殊な製品でも無い限りは。APUに限っていえば初代のLlanoのA4辺りからずーっと快適に動作させることが出来ます。
Windows8に至っては地味にGPU活用しまくってくれますので出来ればいいGPUを積んでいるのがよい。という訳でAPUの出番だ!というところでしょう。
いろいろ言われるWindows8ですがぶっちゃけ言うほど使いづらくはないですし、以前の記事にも書きましたがガタガタ言う人はフリーソフトひとつでガタガタ言う理由をなくす程度の輩ばかりですから相手にするだけ疲れるというものです。
まぁどの道今から買うとなると7か8でしょうから十分GPUの恩恵があります。
今回の勉強会で一番驚いたのがこれ。
たぶん一部のフィルターとかエフェクトだけかなーとは思うんですが、それでもAdobeが対応してきたのはでかい。
安価なAPUでAdobe製品が加速するとなるとそもそも高めの商品が多いAdobeなので...今後他の製品もOpenCLに対応してくるとなるとAMD製品を使う魅力がぐっと増すというところでしょうか。
まぁNVIDIAだってドライバーレベルではOpenCLの高速化ぐらいはやってるんですが公開する気がないのかなんなのか。今のところは自社CUDAにこだわってますのでOpenCL対応製品はAMD買っとけ!と言い切っていいかと。
たぶん一部のフィルターとかエフェクトだけかなーとは思うんですが、それでもAdobeが対応してきたのはでかい。
安価なAPUでAdobe製品が加速するとなるとそもそも高めの商品が多いAdobeなので...今後他の製品もOpenCLに対応してくるとなるとAMD製品を使う魅力がぐっと増すというところでしょうか。
まぁNVIDIAだってドライバーレベルではOpenCLの高速化ぐらいはやってるんですが公開する気がないのかなんなのか。今のところは自社CUDAにこだわってますのでOpenCL対応製品はAMD買っとけ!と言い切っていいかと。
今までは「そうは言っても何がどう対応してるんだよ!」という状態だったので、AMD側から「いやー対応ソフトはこれですよー」と教えてくれるサイトが出てきました。
地味に動画編集ソフトや画像編集ソフトの有名どころが名を連ねているので持ってるソフトが対応してることも多いです。動画再生ソフトもBD再生とかで今後いろいろ対応してくるみたいですしね。
地味に動画編集ソフトや画像編集ソフトの有名どころが名を連ねているので持ってるソフトが対応してることも多いです。動画再生ソフトもBD再生とかで今後いろいろ対応してくるみたいですしね。
会場で「おっ」と思わず言ったのがこのスライド。発売日ではないですが情報解禁日が書かれていました。実際ブロガー達も「この時間までは情報出さないでくださいね」と言われてましたのでまぁそうだろうなとは思っていましたが、それでも明記されると発売間近というのを実感出来ます。
現在のラインナップのスライド。ロゴが一新されました。わかりやすくていいなぁと思います。
注目はAM3+とEシリーズ。
ハイエンドはFXを擁するAMD3+がまだまだ現役のようです。
それとEシリーズもこっそりラインナップに生き残ってます。APUの一種として今後も展開されるのか。性能をある程度見切って愛用している人もいますので実に楽しみな製品。
新製品Richlandの説明。
4コアの製品でターボ状態なら4.4Gで動くこと。GPUの性能について。温度センサーが多数あること。相変わらずのFM2ソケットで動作する安心設計なことがわかります。
ここで注目なのは最上位機種A10-6800KのDDR3-2133に正式対応しているということ。
RAMが早いと性能がダイレクトに跳ね上がる傾向のAPUでこれは面白い。
実際ここで断言してしまいますがA10を使うなら「他の予算を削ってでもDDR3-2133にしろ」と言いたい。それほど違いますから。
この後INTELのCPUとの内蔵GPU比較があったんですが、このスライドは...ちょっと刺激的なんで当ブログとして掲載せず。というか比較資料見てて思ったんですが、そもそもINTELのGPUは「ビジネスならこのぐらいでいいだろう?」から「えーVISTAでGPU使うのーしょうがないなーこのぐらいで...」になって「なんで内蔵GPUでゲームやるやつ増えてるんだよ...仕方ないなこのぐらいの性能なら...」と上がって「もうやけだ頑張ってみよう」と今のHaswellになったようなものなんで、最初からまともなGPUを搭載しようとしていたAMDと比べるのがおかしい。
INTELはその時代に合わせて最低限の性能を積んできたメーカーですから。というかGPUのことあんまりまともに作れてなかったし。今までは。これからはわかんないけど。まぁまだ追いついてないかな...という感じ。安定性はすこぶる高いと思うのでビジネスシーンだといいんですけどねー。
まぁAPU内部でGPUがどれだけの割合を使ってるか...というスライドでお茶を濁します。
INTELはその分CPUにがっつり性能を振っているのですが、この時代そこまで高速なCPUが必要なのか?という部分を考えるとA10-6800K辺りは本当にバランスのいい仕上がりの製品だと思います。ひいき目抜きで。
まぁ割愛したスライドにはi5との比較があるんですが、正直2倍3倍の差があります!と書かれても「そりゃそうだ。INTELだもん」としか思わなかった次第。CPUは早いしちょっとしたゲームには十分な性能のINTELと、がっつりゲームも遊べるけどCPUはほんのり遅めのAPUとではバランスが違うというものです。先にも書きましたが。ただ、CPU性能をどこまで求めるか...と考えるとスライドのうたい文句も間違ってないかと。
その後は動画圧縮(youtube等に投稿する人にはとてつもなくありがたい)やビデオカムの手ぶれ補正などTrinityの時からある機能がさらに強化されたことが解説されました。
特にデモを見ててすごいなと思ったのがこれ。
今までずーっと愛用してきたSplshtopがまさかのAMDへの最適化を始めていたとは。
Windows8との親和性がヤバいへほど高いアプリで、iPadやNEXUS10と組み合わせるとリビングPCなんて不要になります。普段使ってるPCをタブレットから操ればいい。そういう感覚。
で、実際すでに試した訳ですが...
快感過ぎてやばいのですが!
という状態。
推奨環境としては最新のiPadかNEXUS10です。特にNEXUS10で試すと「すいつくように操れるWindows8タブレットをいじっているようだ」となります。
私のiPadが一世代古いため(retinaではありますが)最新iPadに比べるとやや反応遅いかも。
私の中で一気にWindows8タブレットを買う気がなくなりました。
寝ながらゲームも余裕です。iPadで。
この為にWindows8を搭載したAPUなPCを導入するのを勧めたくなるぐらい楽しい(^^)
とまぁこんな感じで勉強会は進んだのでした。
資料は掲載しませんが、A10-5800Kの時は「i3とi5の中間ぐらい」という曖昧な立ち位置(i4と身内では呼んでいた)を示していたんですが、今回の資料ではA10-6800Kが明確にi5対抗をうたっていたのが印象的。
それぞれのモデルにターゲットとするINTELの商品が存在する訳ですが、以前より確実に自信を深めているな...という印象を持ちました。
では実際にAPUを使った場合にどれだけゲームがリッチに楽しめるか?という動画などを。
現在のラインナップのスライド。ロゴが一新されました。わかりやすくていいなぁと思います。
注目はAM3+とEシリーズ。
ハイエンドはFXを擁するAMD3+がまだまだ現役のようです。
それとEシリーズもこっそりラインナップに生き残ってます。APUの一種として今後も展開されるのか。性能をある程度見切って愛用している人もいますので実に楽しみな製品。
新製品Richlandの説明。
4コアの製品でターボ状態なら4.4Gで動くこと。GPUの性能について。温度センサーが多数あること。相変わらずのFM2ソケットで動作する安心設計なことがわかります。
ここで注目なのは最上位機種A10-6800KのDDR3-2133に正式対応しているということ。
RAMが早いと性能がダイレクトに跳ね上がる傾向のAPUでこれは面白い。
実際ここで断言してしまいますがA10を使うなら「他の予算を削ってでもDDR3-2133にしろ」と言いたい。それほど違いますから。
この後INTELのCPUとの内蔵GPU比較があったんですが、このスライドは...ちょっと刺激的なんで当ブログとして掲載せず。というか比較資料見てて思ったんですが、そもそもINTELのGPUは「ビジネスならこのぐらいでいいだろう?」から「えーVISTAでGPU使うのーしょうがないなーこのぐらいで...」になって「なんで内蔵GPUでゲームやるやつ増えてるんだよ...仕方ないなこのぐらいの性能なら...」と上がって「もうやけだ頑張ってみよう」と今のHaswellになったようなものなんで、最初からまともなGPUを搭載しようとしていたAMDと比べるのがおかしい。
INTELはその時代に合わせて最低限の性能を積んできたメーカーですから。というかGPUのことあんまりまともに作れてなかったし。今までは。これからはわかんないけど。まぁまだ追いついてないかな...という感じ。安定性はすこぶる高いと思うのでビジネスシーンだといいんですけどねー。
まぁAPU内部でGPUがどれだけの割合を使ってるか...というスライドでお茶を濁します。
INTELはその分CPUにがっつり性能を振っているのですが、この時代そこまで高速なCPUが必要なのか?という部分を考えるとA10-6800K辺りは本当にバランスのいい仕上がりの製品だと思います。ひいき目抜きで。
まぁ割愛したスライドにはi5との比較があるんですが、正直2倍3倍の差があります!と書かれても「そりゃそうだ。INTELだもん」としか思わなかった次第。CPUは早いしちょっとしたゲームには十分な性能のINTELと、がっつりゲームも遊べるけどCPUはほんのり遅めのAPUとではバランスが違うというものです。先にも書きましたが。ただ、CPU性能をどこまで求めるか...と考えるとスライドのうたい文句も間違ってないかと。
その後は動画圧縮(youtube等に投稿する人にはとてつもなくありがたい)やビデオカムの手ぶれ補正などTrinityの時からある機能がさらに強化されたことが解説されました。
特にデモを見ててすごいなと思ったのがこれ。
今までずーっと愛用してきたSplshtopがまさかのAMDへの最適化を始めていたとは。
Windows8との親和性がヤバいへほど高いアプリで、iPadやNEXUS10と組み合わせるとリビングPCなんて不要になります。普段使ってるPCをタブレットから操ればいい。そういう感覚。
で、実際すでに試した訳ですが...
快感過ぎてやばいのですが!
という状態。
推奨環境としては最新のiPadかNEXUS10です。特にNEXUS10で試すと「すいつくように操れるWindows8タブレットをいじっているようだ」となります。
私のiPadが一世代古いため(retinaではありますが)最新iPadに比べるとやや反応遅いかも。
私の中で一気にWindows8タブレットを買う気がなくなりました。
寝ながらゲームも余裕です。iPadで。
この為にWindows8を搭載したAPUなPCを導入するのを勧めたくなるぐらい楽しい(^^)
とまぁこんな感じで勉強会は進んだのでした。
資料は掲載しませんが、A10-5800Kの時は「i3とi5の中間ぐらい」という曖昧な立ち位置(i4と身内では呼んでいた)を示していたんですが、今回の資料ではA10-6800Kが明確にi5対抗をうたっていたのが印象的。
それぞれのモデルにターゲットとするINTELの商品が存在する訳ですが、以前より確実に自信を深めているな...という印象を持ちました。
では実際にAPUを使った場合にどれだけゲームがリッチに楽しめるか?という動画などを。
まぁAMDがその制作に協力しているから当然力が入っている訳ですが、それにしたって技術革新が素晴らしい。髪の毛の表現がここまで来ている。何よりそれが内蔵GPUで余裕で楽しめるときている。高解像度でがっつりとはいかないかもですが、十分に楽しめる解像度でサクサク遊べるのはうれしい。
しかし対応してないINTELのGPUは...うーん。独占技術ではないんでドライバーで多少は対応出来そうなものですが...ゲームには力いれないんだろうなぁ(笑)
TressFX hairという技術ですが、どこのゲームにも実装出来るもんなんで、やる気があるかどうかになってくるかなぁ。ゲーム側とドライバーと両方でやんないといけないからまぁどうなるか。
今回の勉強会はここでだいたい終了。この後は濃いを通り越してお前らそこでストップだ!AMDの体力はもうないぜ!というぐらいの濃い質疑がありました。
リーク情報の値段は正しいですか!という質問に思わず北森瓦版さんかなーとか上田新聞さんかなーとか思っちゃうのはすでに病気かもしれませんが。
私はみんなと違って自作でもゲームでもなくビジネスシーンでの使い方ということでキネクトと合わせたオフィスへの導入について質問しました。自作市場が元気ないなどと言ってる暇があったらこれからPC入れ替え需要があるビジネスの現場にいかに秋葉原のショップ等のホワイトボックスを売り込むか、AMDのAPU搭載のPCを食い込ませるかを考えて欲しかったのですが、うーんやっぱり難しいですよね...
まぁWEBカメラを使った顔面認証ログインに絡んだ話ですが、モニターにパスワードはってるおっちゃん達を知ってればまだしも写真でパスされちゃう可能性があっても他人の目があるところじゃやんねーよ!というオフィスでの使用を考えるといろいろとあれやそれやで...うーん。まぁ時代が進めばあるいは(しどろもどろ。
というわけでがっつり楽しい勉強会でした。
おみやげには...
ASUSのA85マザーをいただきました。まぁこれを使って遊んで記事を書けよ?わかってるよな?ということだと思います。
もちろん遊び倒してすでにいろいろベンチとかもとっておりますし。
なお今回は最初から本気モードということで...
A-DATA製ではありますがDDR3-2133を使用してのテストを行っています。
非公式ですがマザーの設定ではA10-5800KもDDR3-2133で運用出来ますのでその条件でのガチンコ対決もやってみました。後日別記事としてアップします。
いやーこれを見越していたのか秋葉原のバイモアでDrいがーりの口車に乗って購入していたというかなんというか。...まさか察知されてないよな(汗)
全般的に濃くて楽しい勉強会となりました。いただいた機材での記事とは別に今回はAMD勉強会の内容を追いつつAPUについてぶっちゃけた記事となっております。
総括としては...
セカンドPCには迷うことなく遊べる逸品。
メインに使ってもまったく問題なし。ハードゲーマーはやめとけ。
といった感じでございましょうか。
PS
ASUSさんが謙遜気味にマザーのアピールをしていたんですが...
ほう...試して欲しいこと...
え!?まじで!?これ地味にすごいことよ?
新製品出た時に安くなったマザー買っても安心ってことですよ。店頭でBIOSアップ済みとかいいつつ徹夜っぽいへろへろの店員さんを見なくて済むってことですよ!?(違います)
マジでスライド見た時に「おおおぉぉぉぉ!?」となったのは事実。メモリすら不要というのはすごい。USBメモリひとつで出来るのもありがたい。
ふむふむ。...案外簡単だな。というかBIOSをよく飛ばす私としては実にありがたい。なんというか菓子折もって行きたいぐらい。
他にもTPUやEPUやファンコンの説明もあったんですが、4つの機能なんて言わずたったひとつ。この機能だけで他社へのアドバンテージになるのではないかと。
ASUS...やるじゃないか...
最後に
今回のサンプル機材を見て思ったのは、A10-5800Kの時はATX。今回はマイクロATXということで、方向性が変わってきているのかなーと。
前回時点では「デスクトップのゲームシーンにAPUあり!」という感じに切り込んでいたのが、今回は「発熱も押さえられてスモール&コンパクト。小さい身体にぎっしり詰まった性能をどうぞ」という感じに見えて。
コンパクト筐体にDDR3-2133のメモリとSSDを突っ込んだA10-6800KのPCなんて作ったら...全然メインで使えてしまう逸品になるなぁと思った次第。
ちょと出来る2台目のPCや予算を抑えたメインPCに最適といえるAPU。
その性能はどんなもんなのか。
それはまた別の記事にて。
前回時点では「デスクトップのゲームシーンにAPUあり!」という感じに切り込んでいたのが、今回は「発熱も押さえられてスモール&コンパクト。小さい身体にぎっしり詰まった性能をどうぞ」という感じに見えて。
コンパクト筐体にDDR3-2133のメモリとSSDを突っ込んだA10-6800KのPCなんて作ったら...全然メインで使えてしまう逸品になるなぁと思った次第。
ちょと出来る2台目のPCや予算を抑えたメインPCに最適といえるAPU。
その性能はどんなもんなのか。
それはまた別の記事にて。