なろう系コミックスに半額割引発動中!アニメ化決定の盾の勇者の成り上がりや無職転生・八男って、それはないでしょう!などが対象に

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 まずは私も大好きな小説「八男って、それはないでしょう!」のコミカライズから。
 まとめ買いはこちら。
 内容はというと転生ものではあるんですが、どちらかというと成り上がり貴族ものというか。しかもチートではあるけれど苦労はずーっとしっぱなしなのはなかなかに異質。
 異世界での貴族のあり方というか、王族貴族に囲まれて翻弄されていく物語とでもいうか。読んでて非常に面白いです。
 ハーレムものではあるんですが、なんかこうちっともうらやましいくないというか、非常に現実的な理由で女の子が寄ってきているのがまた面白い味付けです。
 顔は平凡でも女性を大事にする金持ち貴族なら...まぁ務めとして嫁をたくさんもらってねというところでしょうか。あんまりうらやましくない部分も多々。
 web版では唐突にヒロインが増えまくったりしましたが、現在刊行されている市販小説版ではその辺りも補完が入ったりしています。
 で、コミックス版はというと...何よりイメージ通りのキャラクター達の描写がよいんですよね。挿絵の雰囲気を残しつつ非常に生き生きとキャラクターが動いている。
 文句があるとすれば...ヴェルの実家の食事はもっと悲惨で質素だぞ~とか細かいところぐらいでしょうか。でも小説の描写のままだとあまりに絵面があれですしねぇ...
 現在4巻まで出ていますが、全巻半額セールの対象です。


 無職転生はタイトルからは想像出来ない巨編で、人生やり直しものとしては金字塔と言っていい作品だと思います。
 まとめ買いはこちら。
 前世があまりにあんまりだった主人公が一念発起して子供時代から努力に努力を重ねて身につけた魔法なりを駆使して困難に立ち向かって行きます。
 最終的にはヒロインたくさんのハーレムっぽい部分もありますが、全て自分で勝ち取ったもの。しかも物語上彼が望んだことはほとんどかなっていない気がします。
 やり直してもなお襲い来る困難と挫折。そして前世からくるコンプレックス。巨大な敵に単独で立ち向かえないところなど単なる転成モノや俺TUEE系とも違った味付けがすばらしいです。
 コミックス版はかなり忠実にコミカライズされているので、ここから入っても違和感がまったくないと思います。
 むしろ読みやすいのはコミックス版の方なのでとっかかりはこちらから入るとよいかと。
 ノベライズもなろうで全部読めますが、市販版では増強が著しくて書き下ろし部分だけでもものすごく読み応えが出てきていますので小説も買うのがオススメ。
 こちらも全巻半額です。


 盾の勇者の成り上がりはアニメ化も決定した作品。読めばわかりますが、出てくる登場人物の大半は「嫌なやつ」か「ゲスなやつ」ばっかりです。
 そんな中でやさぐれながらも支えてくれるヒロインなんかと共に困難に立ち向かって最後には成り上がる。本当に本当に嫌な思いをしながらそれでも耐えて行く。
 盾の勇者らしい粘り強さと耐え方が読んでいて辛い。辛いからこそその後の開放感がよいんですよね。すぐまたどん底になったりしますけれど。
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 他の勇者達も転生者ですが、ゲーム感覚で動くため他人の迷惑顧みず自分の願望だけで動く始末。なので被害甚大の後始末なし。
 そんな彼らの後始末も主人公がするはめに。
 コミックスはそんな「嫌なやつら」が本当に憎たらしく描かれていて、だからこそ盾の勇者がうまくやった時、うまく行った時の「やった!」感がすごいです。
 小説は市販はともかくなろう版はちょっと読みづらい(特に序盤)ので漫画から入るのがお勧めです。
 こちらも全巻半額です。
※個人的にはなろうの小説を全部読んだ後にスピンオフ「槍の勇者のやりなおし」を読んだ時の「そうくるかぁぁぁぁぁ」を味わって欲しいので全部漫画でやって欲しいところ。
 嫌な目にあわなければ盾の勇者がどんだけいい人だったかしみじみわかるしほとんどヒロインだし。
 槍の勇者は本編だとあんなですけど、さらにやりなおし出来るとあってはもうなんというかこんどこそ!ですよね。彼的にも。
 全てのシリーズを通して人間の嫌な部分ていい部分をこれでもかと出してくるスタイルは好きです。