全世界で問題になってしまったiPhoneのバッテリー問題。
簡単に言ってしまえば説明不足がゆえの誤解でござる!ということらしい(Appleの言い分だと)
経年劣化したバッテリーをつかってると予期せぬシャットダウンとかしてiPhoneのパフォーマンスが活かせなくなる...のはわかるんだけど。
じゃあ交換したばっかりのバッテリー積んでる人までOSアップデートで重くなるのはなんなの?という問いにはまだ答えてはくれていません。
近日中にくるiOSのアップデートで現在のバッテリーの劣化状態がわかるようになり...OSアップデートで遅くなっていた部分も任意でオフに出来るようになるそうです。
まぁこれは逆によかったかもなぁと思う反面サポートに「予期せぬシャットダウン」とやらの問い合わせが「自己責任で設定した」人からも来るようになるからサポートコストは増すんだろうなぁと。
それを嫌って今回の騒ぎで訴訟リスクとか考えたりするとこれはもうなんというか小額の損失嫌って大金と信用を失うオチになりそうです。
まぁそれはそれとして1/22からAppleのホームページにバッテリー交換についての記載等はじまったのですが...
すっごくわかりづらい
そのうえたくさんの言い訳を読まないといけない
という謎の構成になっています。事情説明は必要ですがあまりにながながと言い訳じみた記述が続く上に「それでもバッテリー交換するの?しょうがないな...」とばかりに小さなリンクをこっそり置いてあるような状態です。ダイレクトに飛ばせろよ...と思わずモニターの前で突っ伏するようなそんな感じでした。
実際に流れを追うと...まずアップルのトップページに飛びましょう。
画面をずーっとスクロールしていくと一番下に「iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて」というでっかい部分がありますのでここをクリック。
で。ここをクリックしたら「iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて、 お客様にお伝えしたいこと」というページに飛びます。
ここでは今回の話題の一連の事情についてアップル社からの弁明が書かれています。
読むと結構文章がまとまっていていい感じに事情がわりますがそれはいいからバッテリーを交換させろよ...という人もいるでしょう。
「バッテリーの経年劣化について」の文章中の「iPhoneのバッテリーとパフォーマンス」という部分をクリックしましょう。
するとバッテリーに関する説明と言い訳(もう言い訳にしか見えなくなってきます。ずっと読んでると)が表示されます。
そうしたら長々とバッテリーに関する説明と経年劣化の怖さについて説明が書かれています。がたいていの人は「いいからそんなことよりバッテリー交換は?」になるんじゃないかと。
実際のところAppleの事情もわかるしきちんとした説明がないがためにこのような事態になってるので気持ちはとてもよくわかりますがバッテリー交換の前に読むことを強要されるとちょっとなぁ...とは思います。
で画面をスクロールして一番下まで行きましょう。
「さらにヘルプが必要な場合は」というところまで読み進めるかすっ飛ばしてください。
すると「バッテリー交換をご希望の方は、こちらからサービスオプション (配送修理または持ち込み修理) をお選びになってお手続きをしてください。ご相談されたい方は、Apple サポートの担当者 (アドバイザー) と電話やチャットで話をすることもできます。」
という評価があるので「こちら」というのをクリック。
これでようやくバッテリー交換のためのページに飛びます。
ぶっちゃければダイレクトにいけるのでリンクすると「ここでいけます」。
まぁ待てよ...というぐらい長い上に基本的には「今までの事情」「なぜ必要だったのか」「バッテリー交換はあまり必要ないけどどうしてもしたいの?」みたいに流れと雰囲気満々のページを長々と読ませられて最後に「しょうがないな...」とものすごく消極的に交換ページに行ける感じです。悪意がある文章だと思われるかもしれませんがトップからたどって全部の文章を読んだ時の感想が素直に「Appleどうしちゃったの...」だったので(笑)なかなか徒労感を伴う読み進めになりました。
ただバッテリーに関する知識とかそう言ったものがとてもわかりやすく簡素に書かれているので読むのはとてもいいことだと思います。時間があったら全部読むことをお勧めはします。時間があったら。
さて到達したページにいけばいつもの優しく手厚いAppleです。AppleCareに入ってる人は知っているいつものAppleがそこにはいます。
今回はAppleCare対象外の人でも対象としているのとページにも書かれていますがiPhone6系統のバッテリーがとても少なくなっていて積極的に交換に応じたくない事情もあるようです。
iPhone6Plusを使ってる人が申し込んだらバッテリーがないと言われたケースもありましたし(海外では6sとか6sPlusになったケースもあったようですし。知人は待てば入るということで入荷待ち状態だったようですが顛末はまだ確認していません)。ともかく「すでに収束した機種用のバッテリーを用意する」はめになったAppleの大変さがにじみ出ています。が消費者からしたら...ねぇ。
友人知人共に「え?もう始まってたの?」とか言ってる状態ですので、今回改めてまとめてみました。
特に不具合がなかろうが劣化したバッテリーを安価にしかも純正でやってくれるとなればみんなして押し寄せるのは当たり前のことで...それは仕方ないかなと。
必ず劣化すると自分達で言っちゃってますからね。バッテリー。
ともかく交換のページまで行ってしまえば後は電話で相談するなりAppleに直接行く算段をするなり自由です。
わからなければ電話がいいでしょう。向こうからかけてくれます。
私は混んでる今は避けて(まだバッテリーが元気っぽいので)11月とか12月に7Plusのバッテリー交換を申し込もうかなと思っています。
ただiPhone6とかiPhone6Plusの人はそろそろバッテリーが相当へたってたりしますので今回の交換は福音になるかもしれません。
今後はOSでもこの辺りはいろいろサポートして行くようですのでAppleにとっては痛い話しですがうまく対応すればまたブランドの魅力が増すかもしれません。
ただ今回の交換手続きまでのホームページの流れはどうにも言い訳が多すぎるなぁ...というのが個人の感想。たぶんに情報があまりない人向けということで。
慣れてる人は気にせずサクサクとページを遷移して交換を申込むとよいかと思います。
※でも本音で言うと8とか8Plusの出来がなかなかにいいのでそちらを買うか安価になった7系統に買い替えるのもいいと思いますよ。6系統からは。6s系統はまだバッテリー交換で引っ張れるかもなーと思いつつ。