ディクスドライブのパーティションはこんなにも気軽に操作できる...EaseUS Partition Master Pro版を試す

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 以前紹介したバックアップソフト「todo Backup」のEaseUS様から「ねーねーパーティション管理ソフトの方も書かない?」という心のこもったお手紙を頂きまして。
「もちろんさぁ!」
 と元気よく答えてアプリの使用許可を頂きましたので、パーテーション管理ソフト「EaseUS Partition Master」を一週間ほど使い込んでみました。今回はその結果を元にしたソフトレビューとなります。

※EaseUS様からはアプリのシリアル以外に金銭等一切受け取っていません。あくまでも私個人が使用した感想を素直に書くことを了承していただいて記事を書いています。
 また記事掲載にあたって事前チェックも受けていません。好きに書いていいよ!というお墨付きをくださった同社に心から感謝させていただきます。

 以前紹介したバックアップソフト「Todo Backup」の記事はこの文章をクリックしていただければ。

 まずパーティション管理ソフトって何です?って人もいると思うので簡単に説明を。
 HDDやSSDはその全ての容量を1つのドライブとして使うことも出来ますが、パーティション(区切りとか間仕切りとかと思えば)を設定することで複数のドライブにすることが出来ます。
 メーカー製PCを買ったりするとSSDやHDDが1台しかないのにCドライブとDドライブがあったりしますがあれがそうです。
 メリットはハードウェアクラッシュには弱いものの論理的なエラーなどで一気にすべてが台無しにならないとかデータドライブを分けて管理しやすくするなどいろいろあるわけですが...ぶっちゃけ個人的には「分けるぐらいならドライブ増やします(真顔)」なので最初からパーティションがわけてあると使いづらかったり。
 とはいえ下手にフォーマットしてOSからいれなおすと面倒だったり...windowsの復元領域消しちゃって手詰まりとかよくある話。
 ならどうするか。
 そこでこのソフトの出番というわけです。
 パーティションを分けるのもくっつけるのもお手のもの。
 いらないドライブを領域解放してくっつけてやれば大きな1つのドライブとして使えます。ノートPCとかならデータは外付けドライブに逃がした方が管理が楽だったりしますし。
 どのぐらい簡単に操作できるかというと...

1.jpg
 これを

2.jpg
 こうじゃ!

 領域の境界にあるバーをマウスでドラッグするだけで最大容量の単一ドライブに早変わり。これはありがたい。
 写真では撮ってありませんが、フォーマット済みのパーティションの領域解放やフォーマットもやりたい領域を右クリックするとメニューが出るので選ぶだけ。
 たったこれだけのことですが出来ると出来ないとでは大違い。本気でたすかります。
※実際には「実行」を押さないと操作は行われないのでさらに安心です。

 特にメーカー製PCを購入するとメーカーによっては超高確率でパーティションが分けてある時代がありまして...ええ...いまでもそういうところありますけどねあのメーカー...まぁいいんですが、他人のPCをメンテしに行くとCドライブがぱっつんぱっつんで遅くなっていてDドライブがすっかすか。
 原因はマイドキュメントの肥大化でどひゃーみたいな話しが今の時代でもまれによくある(つまり年中)。その時さっとこいつを使ってパーティションをなくしてやれば広いCドライブに。
 以前紹介したTodoBackupと組みあわせればそこから大容量SSD(M.2.はクリーンインストールでないとだめだったりするから2.5の方で)に移行して幸せに(そしてHDDは万が一のフルバックアップ状態としてそのまま保存)なるなんてことも最近は多々あったりします。
 個人利用においてダイナミックボリュームを取り扱わないならフリー版でほぼ事足りるのですが、商用利用するとかダイナミックボリュームの取り扱いもPEブートディスクの作成も出来るようになります。
 サーバーに使用するにはサーバー版が必要ですが、まぁ個人ではまず使わないでしょう。
 個人的にはフリーでその便利さを味わったらお布施も兼ねてProを購入するとよいかと。うっかりダイナミックボリュームにしていたディスクに直面した時に「あぶねないところだったぜ...」で済ますためにも(^^;
 またフリー版は地味に8TのHDDまでしか対応していない(Proなどは無制限)というのがあり。フリー版でたいていの人は大丈夫だろうけどその上は...ね?というメーカーの優しい姿勢が見えてきます。
 注意点があるとすればパーティション操作時にWindowsの挙動によっては再起動を促されることがあります。とはいえ実際には再起動してパーティション操作が終わってからwindowsが起動する方が安全ですし早かったりします。
 Pro版とフリー版では速度に差があるということですが、今回フリー版でテストしていないのでそこはわかりません。大容量HDDをぱっつんにしててそこからいじり出すとかだとわりと恩恵あるかもですが...

 いかがだったでしょうか。
 EaseUSのアプリは割とフリーでも使えますよ!というものが多く財布に優しい(そして特価割引を年中してくれる)ので個人的に好きなメーカーです。
 サポートに関しては有償版ならばそこそこいい感じにしてくれるので、俺は詳しいぜー無敵だぜーみたいな変な人でない限りはPro版買って素直にサポートを受けた方がいいと思います。
 またパーティション操作には危険が付きまとう(特にHDDは操作中に突然の寿命で唖然とか)ので、別ドライブにバックアップを取ってから実行するのを推奨としておきます。まぁわりと適当にやってても大丈夫だったりしますが万が一で泣くのは自分ですし。ここは慎重な方がいいでしょう。

 TodoBackupとセットで使いたいソフトの紹介となりました。いかがだったでしょうか。
 まずはフリー版へのリンクをこの文章に張って起きますので興味があればクリックしていただければ。

 このソフトの詳しい紹介記事をEaseUSが用意してくださっておりますので興味がある方はこの文章をクリックしていただければ。

 提灯記事は好きではないのですが、基本的な動作と機能はフリー版でかなり足りていますしまず試してみましょうよって言えるのがうれしかったのでこんな記事になりました。
 やはりフル機能に近いものが無料で試せるのと試せないのとでは最初のハードルがまるで違ってきます。そういう意味でもありがたいです。
 特に古いPCのメンテでパーティションいらないーCドライブ広くしてーといわれる(Windows7時代のPCでよく言われる)時これをささっとダウンロードして実行できるというのは本当にたすかりました。
 2週間ほどいろいろと運用してみましたが「たすけてー」の声にささっとその場でダウン出来る...あるいはUSBメモリにダウンロードしておいて持ち歩けるというのは助かりました。
 すでに使ってる人もそうでない人もこういうソフトがあるということは常に念頭において手元に持っておくといいと思います。いざという時とても...とても助かりますので(実感をこめて)

※EaseUS様より20%OFFで購入出来るページをご案内いただきました。
 購入する際はこちらのページから購入することで5990円→4792円となります。この文章をクリックすることで20%OFFのページへジャンプします。