IBM ThinkPad X40のハードディスクを東芝のZIFソケットのブツに換装する!!

先日ひょんなことからIBM ThinkPad X40を手に入れました。コンパクトで使いやすいんですが、ハードディスクにバッドセクタが出ていまして、これはハードディスク交換だなぁ...と思っていたら。もう製造中止で手に入らないじゃないですか!? googleでいろいろ検索しましたが、自分で規格定めて採用しておいて、とっととその規格使うのやめて製造もやめて...
IBMなにしとんねん!!と突っ込んでしまいましたよ、思わず(笑)

もちろん、ユーザーのパワーというのは侮れないもので、先人達は対策を講じていました。
なぜかみなさん最新鋭パーツ「SSD」に走ってる人ばかりなんですが(搭載すると別次元のスピードだそうです)、
SSDを買うとなると、新型のX61が手に届く範囲になってきてしまうので、今回はパス。
参考にしたのは、下記のサイトさん。

X40 - 1 - ThinkPad X60s/X40/X31 メモ

ここを参考に、いろんな人が挑戦しています。で、そこからいろいろたどっていって見つけたのが、KNOnline.NET さん。
該当する記事は2008/05/05日の記事。「ThinkPad X40にZIF接続のHDDを内蔵する」です。

これを参考にパーツを購入。まずは、ハードディスクを取り付けるのに必要なアダプタを購入。
通信販売でもいいんですが、秋葉原に年中行く身なので、店頭で購入。最初間違えて違うの買っちゃって涙目だったんですが...まぁ、これも経験です。買ったのはCoconet液晶工房さん1.8"ZIF HDD->2.5"HDD[1.8ZIF-2.5HDD]って商品で1480円でした。
ハードディスクは、KNOnline.NETさんでも換装実績がある、MK6028GAL(東芝)を購入。手ごろな値段で、60Gの容量があり、十分なスペックがあります。通常使用でモバイルするなら、60Gあれば足りるだろうと。
T-ZONEで買ったら、12000円弱でした。...が、後で調べたら近くのPCアークで9800円ぐらいで売ってたとのこと(涙)まぁ、T-ZONEのちょっと体格のいい店員さんが笑顔で説明してくれた代金だと思うことにしました。やけにさわやかだしな、あそこの店員さん達...

で、友人宅を強襲して、作業をしてもらうことに(他力本願)。最初は順調に進んでいたものの、後にトラブル発生。
キーボードを外した後...本体上部のカバーが外れない(涙)
友人をさんざんに悩ませた部分だったんですが、いろいろあってなんとか開封。ノッチの位置、わかりづらすぎです。力のかけ加減間違えたら筐体が壊れるっちゅーの!!(だからといって、壊した友人を責めないだろうけど)

そして、加工した基盤(レギュレーター外して、一部をショートさせるだけ。といっても、これも友人まかせ)をハードディスクに接続。本体に接続。通電ON!

...認識しねぇ(笑)

 まぁ、ケーブルの取り付けの問題だったわけですが、ここまでにすでに四時間経過していたという...
 その時の写真がこちら。

X40.jpg




















携帯カメラで撮ったから画質がぁぁぁぁ。
蛍光灯が反射しちゃってるし。
左に置いてあるのが、変換アダプタ付けたハードディスク。本体左下にあるスペースに取り付けるのです。もともとついていたスペーサーのようなプラスチックの部品を外したら、結構余裕に。厚みは5mmハードディスクじゃないときつそうでしたけど。
その下にあるのが、今回ハードディスクを固定するのに使用したテープ(友人所有。とことん他力本願)。これでハードディスクを本体にがっちりと固定します。
この写真の時点では、実はハードディスクの認識、うまくいってません(苦笑)
疲れと眠気がにじみ、友人もイライラというか悲しい顔でこっちを見ている状態で...ホント、うまくいってよかった。とっても助かりました。このお礼はいずれ精神的に(金ないんで)。


緩衝材を兼ねたテープで本体にしっかりと固定し、カバーをはめていきます。完全に組み立ててから、スイッチオン!!
おおっ、動いている!?
ここで、実は最初の時点でTRUE IMAGEを使ってバックアップしてあったイメージを新しいハードディスクに復帰させます。
外付けのDVDドライブとか、最近安くなっているので買っておくと損はないかもです。今回はそれにプラスして、外付けハードディスクも使いました。
お金がない人は、パーツを加工するのを先にした後、外付けの2.5インチケースなどを使用して、動作テストを兼ねたバックアップを取るといいかもです。
最終的に、きちんと認識した後は早かったです。
イメージを書き込んでいる最中から思っていたのですが、このハードディスク音が静か。ほとんど音がしません。
というか、もともと搭載されていたIBMのハードディスクが騒がしすぎたというか...
で、この時点で友達にお礼を言って、軽く食事(最近は24時間のマクドナルドがあるんですね。便利です)をすませ、自宅まで車で送ってもらいました。さすがに午前4時近くでは電車もなくて...ホント、感謝感謝です。というか、私酷い人ですね。
持ち帰ってから一度仮眠を取り、今度はパーテーションを調整。60Gになった容量をとりあえず全てCドライブにし、DtoD領域をハードディスクのお尻に移動。その上で、リカバリー出来るか確認。
その後、デフラグをかけてからベンチマーク。...なんですが、この時点からすごく疑問が。
なんかX40がきびきび動いてる...!?
どうやら、性能もよくなったようで。別に所有しているDynabookSS1610と比べても、遜色はない気分。
ベンチマークでも、やはり性能が上がっていたらしく、ハードディスクは高速・大容量へと変貌しました。
先人の知恵のおかげで、X40は現役のノートとして復活したのでした。
ネットで注文したロングバッテリーを搭載。普通に5時間程度はモバイル出来る環境が整ったのでした(^^)

これで、秋葉原で特売情報を見つけた時、ブログに反映することが出来るようになりました。
次は、このX40をいれるケースを買わないといけないですね...出費がorz

 ※2008/11/03
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