8月某日。
以前申し込んでいたAMDのブロガー向け勉強会に当選していたことを知り慌ててスケジュールを組んで飛び出す...という事件がありました。いやまぁ当たってたのにまったく気付かなかった私がいけないんですが!
果たしてうちはブログなのか...そもそもこーいうところに行ってもするどい突っ込みや難しい話についていけないのではないか...などなどありましたが、とりあえず行ってみることに。
現地ではAndroid系の情報では大変お世話になっているTeradasの中の人と出くわすなどおもしろおかしいイベントがあったりなかったり。
始めてお会いしたわけですが、コーヒーなど飲んでる間せめて間をもたせようといろいろと話たんですが...楽しんでいただけたかどうか。
時間がきたので会場入り。AMDの看板と巨大なウェハーがまぶしくてついつい目がくらみつつ案内してくれた女性を見つめたりいろいろやりつつ席につきました。
本日が2回目とのことですが、私は最初の方には参加しておらず今回が初参加。
前回は北森瓦版の北森さんが参加されていたようなのですが、今回は北森さんの姿も見えず(いやあったことないんで顔見てもわからないんですが...きっといないだろうと気配で察知。もしいたら北森さんはニンジャに違いないとか言ってみたり)。
案内されて席につくとみなさん結構すでに席に座っておられてなごやかな雰囲気。というか...
飯食ってるじゃないですか!?
どうやら簡単な夕食が出ているようで(もらった案内にも書いてあったのですが私はうっかりさんなので脳みそから飛んでました)先にお腹が空いた人がもぐもぐしてました。
1回目の勉強会の時はがっつりした食事だったようですが、今回はサンドイッチで食べやすくお手頃。
...なんですが。
(クリスタルガイザーもあって私はご満悦状態)
このパッケージ...悪魔が書いてある...
まさか迎撃の用意があるとは!!(違います)
ちなみに中身はこんなの。とってもヘルシーなのに大ボリュームであり結構お腹が満足出来る代物でした。結構有名なサンドイッチらしく会場でうんちく語ってる人がいました。聞いておけばよかった...また食べたい(笑)
会場ではこんな紙がありました。左は...まぁ「いらんことばらまくなよ若造。約束は守ってもらうぜ(意訳)」という書類。右にあるのは勉強会の説明とプログラムの用紙です。勉強会中は新製品に関わることじゃなきゃつぶやいてもいいですよ!とのことだったので私も結構つぶやいてました。
といってもブルーバッグが!!とかやってるだけなんで、会場がいかに爆笑の渦だったかの実況にしかなってませんけれど。このハッシュタグはまだつぶやきが続いているので、参加者のぼやきとか見れて楽しめてます。
実際の勉強会のスナップ。画面に加工が入っているのは...お察しください。はい。発表まではじっと貝のように黙っているのです。だめですよ熱しては。ぱくっと開いてしまうので。まぁそんなに先の話ではないので、発表されたらまた記事にします。
残念ながら前半で説明があったAPU新製品については発売まで「禁則事項です☆」とのことなのでいまだ語れないのですが、実際の会場での雰囲気でいうと...
・ブルーバックに全員爆笑
・AMDの社員さんの本音大爆発でやっぱり全員爆笑
・スライドに書いちゃいけないことが(消したつもりが残っててそれを参加者が突っ込んだ)ありやはり大爆笑
といった感じです。なんというか。
大爆笑しっぱなし。
そんな感じの前半でした。
いやまじめな話をしていたし新製品の構造やら新しい仕組みやらなんやらの説明が有意義ではあったんですが、書ける範囲でいうと上記3つぐらいしか。というかたぶんそれが全てだったような。
そんな中登場したのがこれ。
まず一般ユーザーが見ることが出来ない開発機材。
ノートパソコンを想定しているようですが、中のパーツはわりとデスクトップ用のものが混在しているようにも見受けられ。まぁこのまま発売される訳ではないんですがかなり興味深いところです。
一応使ってるコンデンサなんかもメモってきたんですが、そんなことを知っても仕方ないので割愛。
電源フェーズがどうなってるかなどざっと見ましたが、なるほどなるほどです。
ノートパソコンを想定といいつつデスクトップ用GPUが刺さっていたりいろいろと興味深い機材でした。
これを使って新製品の消費電力の制御がいかに優れているかをデモしようとしたところ!!
青い画面に一同大爆笑!!
ということで。AMD製の非公開ツールを使って(これわけて欲しいなぁ)その性能を見せつけようとしたんですが、豪快に失敗しました。というかイレギュラーな環境を無理にツールで作ろうというのですからそりゃ青い画面も出やすくなるというものです。(製品版では大丈夫!!と力説してました)
Llanoよりも遙かに効率がよくなったTrinity(新製品のコードネームですね)の動作デモがいろいろ見れたわけですが...GPUに余裕があればCPU側をブーストして...CPUが遊んでいるようなラGPUをブーストして...とTDPを見つつCPUとGPUをバランスよく効率よく使おうとする動きはとても楽しいものでした。
ノートPCにおいては内蔵GPUと外付けGPUとの連携だけでなく、外部GPUをバスごと(!)殺すような動きでさらなる省電力を生み出すことが出来るなど力の入れようがLlanoとはだいぶ違っているのも面白いところ。
最後の質疑応答でねちっこく聞いたんですがこのバスごとOFF...はノートだけのようでデスクトップではほぼ出来ない(マザーボードメーカーがBIOSに設定いれれば不可能ではないがそんな話は聞いたこともないとのことで)という結論に。自作ユーザーとしてちょっと無念なところ。せっかく消費電力を押さえ込んでいるならデスクトップでももっと切り詰めた運用が出来たら面白かったのに...
本当ハマーケティングはどう考えているのかとかショップの方が聞きたいことも用意していたのですが、時間が押せ押せであり質疑応答の時間があまりなさそうだったので技術的なことだけ聞いておしまいにしました。
サーバー向けAPUとか質問しようとしてる人がいたんですが、時間がなかったのか取り下げていました。とっても気になるところですが、別のチャンスを待ちます。
とはいえメーカー製ノートPCでAMD製品が採用される幅が広がったのは実にいいことです。
「やれば7Wぐらいいけます。...私がいじればですが(笑)」
みたいなこと言ってたので出来れば日本AMDのスタッフさんの手でさらに悪魔的ないじり方をして欲しいものです。
AMDの取り組んできたGPGPUの歴史については他のブログなどで言及がありましたが、OPEN CLに合流してからは雑誌やWEBの記事でも語られてきた通りです。
実際の製品が発売されたらその性能の一端なりを紹介させていただければと思います。
※秋葉原ショップの方々の話で発売日等も含めていろいろと確認してきましだか、マザーに不安が...CPUは潤沢なので問題はなさそうなんですが、ハイエンドマザーの数がぁぁぁぁぁぁと頭をぶんぶん振ってましたので手に入るかどうか(汗)
発売されてすぐはマザー争奪戦になりそうな予感です。