Dynabook MX/2Eにwindows7を無謀にも導入してみる

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 職場のノートPCをメンテしていた折。一台だけ宙に浮いたにくいやつ。

 営業職の人が出張の歳に使用するB5ノートだったのですが、バッテリーがすでに消耗しているのと、個人情報管理強化の問題でノートPCの携帯を不許可としたため、宙に浮いてしまった一台なのでした。

 そこで上司の許可をとって、windows7を導入、業務用の自社アプリのテストをしようということになりました。

 結論から言うと、ちょっとトラブルはあるものの、使って使えないことはない?PCとなりました(笑)

MX2edesk.jpg

 スペックはとことん低い、MX/2E。一応メモリだけ増強して768Mにはしてありますが、やはり起動が...遅い。

 たばこ一本吸える時間があります(苦笑)

  MX2Epoint.jpg

 この評価、主にグラフィック性能が問題(他も問題ありありですが)です。

 ともかくGM855はwindows7を動かす要件をまともに満たしているとは言い難いのですが、標準ドライバが組み込まれ、!マークがついてはいるものの、動作させるとそれほど不都合はありません。

 βの時は、VISTA用のドライバ(出元不明)とやらが動いたようなのですが、RCでは動かないのでした(苦笑)

 とはいえ、一度起動してしまえば、それなりには動作します。快適ではないんですが、なんとか動いている感じ。

 ゲーム等は「ハードウェアアクセラレート出来ないからCPUでレンダリングするよ?」的なメッセージが出ますが、遊べなくもない感じ。がんばってるな、ペンティアムM。

 HDDのスピードも相まって、さすがにつらさはあるものの、これはこれで慣れてしまえば使って使えないこともないかな。

 肝心の業務アプリは...普通に動いてしまいました。もうひとつの財務用ソフトの方も、VISTAはだめだったのに7だと動くという(原因はバージョンチェックのやり方。windows2000がver5.0、windowsxpが5.1だったので、末尾の.1を見ていたせい。VISTAは6.0で7は6.1だったので、インストールチェックにも引っかからず、画面も特におかしいことなく動作してしまいました。作った会社をあとでせっかんですね(笑))。

 OFFICE等を動かすとメモリが足りないせいか、重さが目立ちますがUSBメモリを差すと結構な違いを体感出来ます。

 readyboostの恩恵はやはりメモリが少ないPCで出ますね~。ただし、同じアプリを何度も使用している時とかにですけれど、あるとないとでは段違いです。画面描画の遅さともっさり感を我慢すれば、いけるかな?

 アイコンをクリックした時など、ややもたつく感はあるものの、USBメモリを足した状態であれば、使って使えないことはないレベル。やっぱり無理に使うのであれば、なんかしら工夫は必要ですね~ 事務の社員に使わせてみたら、特に違和感はないとのこと。

 たぶん、使い込んで遅くなったwindowsXPと同等の操作感だったのかもしれませんが(苦笑)

 インテルいわく...せめて、G945搭載のPCで動作させてね?ということなので、今時のネットブックであれば...ということでしょう。