新しくPCを組む際、とりあえず表示だけ出来れば...という人は内蔵ビデオ機能を選ぶことも出来ます。
INTELはビデオカードを出してませんので、INTELのビデオ機能は内蔵のものばかり。性能はAMDやnvidiaに比べればちょっと低めですが、ゲームをやらないなら問題は少なかったりします。
たとえば...
実際格安で売られているG31のマザーやG41マザーであってもXPで使うならまったく問題なく、G41辺りだとVISTAであってもそこそこ動いたり
します。一昔前の965G辺りでもVISTAのAEROは使えるので、ゲームをやらないならわりと普通に使えたりします。ただ、最近ではDVDやブルーレ
イの再生というブームもあり、そこがネック。
その点では、AMDやnvidaのチップセットは3D性能もそこそこで、動画再生支援機能も充実していたりします。
ただ、nvidiaのチップセットを搭載したマザーは流通量が少ないのがネック。AMDであれば、(AMDのCPUを使う前提で)流通量も多く選択肢も多いです。
AMDの内蔵GPU(IGP)の性能は比較的高く、ローエンドのビデオカードぐらいの性能はあったりします。当サイトでよく4350を押していますが、実
際のところ最新型の795Gチップセット辺りを搭載しているのであれば、普通に使う分には4350辺りでは搭載する意味がなかったりもします。十分に性能
があるんですよね(^^;
いろいろテストしてみましたが、790G以降のAMDの内蔵GPUであれば、ブルーレイを再生しようがライト
なゲームをやろうがまったく問題ありませんでした(ラグナロクオンラインやパンヤ等)。690Gでもそこそこのことは出来るので、予算をケチるなら有力な
選択肢となります。
INTELの内蔵GPUは性能が...とよく言われますが、世代もあがってきてそろそろブルーレイ等の再生支援も搭載が始まります。3Dは...ゲームやらない人にはあまり関係ないので、Windows7のデスクトップが快適なら問題ないレベル。
パソコンではニコニコ動画やyoutubeぐらいしか動画はみないよ!という人には、内蔵GPUで十分過ぎるのかもしれません。↓の写真はAsusのM4A785TD-V EVOというマザー。ブルーで綺麗なマザーですが、性能はピカイチ。
先日これで他人のPCを作ってみましたが、組み立てもしやすくこのクラスでは楽しめるマザーです。SATAだけでなくATA133のコネクタもあるので使
い勝手もよかったです。ビデオ機能を強化するLFB128Mを搭載しているのも魅力です。12980円でこの性能なら、とりあえずこれを購入して、満足出
来ないなら後からビデオカードを増設するのもアリだと思います。