DELL T105をXPパソコンとして再生せよ...Volume (0)現在奮闘中

 まぁ知ってる人は知ってる安価なサーバーとしてDELLのT105ってのがあります。

 クセはあるものの、非常に安価でパワフル。結構飛びついて買っちゃった人もいるわけですが...

 サーバーとして使う分には非常に安価でいいんですが、安いパソコンと思って買っちゃうと...どっぱまりコースというやつで(笑)

 まず、ビデオカード。マザーに搭載されているのはサーバー用なので「表示出来ればいいかなー」程度の性能。申し訳ないですが肌色成分が過多のゲームをするのにも心もとない。

 じゃあ増設すればいいじゃない...となると、これがまた鬼門。通常のパソコンにあるはずのビデオカード用のPCIe x16スロットはありません。x8スロットはありますが...

 じゃ、ビデオカードを加工すれば!と安サーバーを渡り歩く人なら考えつきますが、これがまたマザー側にちょっとした配線が必要だったりして、そうそう簡単ではありません(不可能ではないんですけれど。ちょちょっと配線して、いつものヤスリがけでいけます...が、今回はそっち系はなしで♪)。

 PCIスロットにビデオカード? これがまた、5Vと3.3Vの壁があるのか、動くものと動かないものがいろいろと(そもそもPCIスロットのビデオカードをDELLは想定していない)。一応私が確認した限りではRadeon2400Proのボードが動きましたが、ちょっと世代が(笑)

 どうせなら性能低くとも現行のビデオカードを搭載したい!と持ち主の要求もあります。

 となると。

 PCIe X1用のビデオカードが最も楽に搭載出来るものとなります。やや高いのですが、素人でも安心♪な話ですし。

 また、サウンドカードも搭載してないので、増設しなければならないのですが、PCIスロットは先に書いたように...

 

 で、今現在そのT105と格闘中(笑)

 とりあえず持ち主の許可が出れば後日記事にしますが...

 追加投資15000円程度で、そう悪くないPCへと生まれ変わらせることが出来そうです。

 今テストしてる限りでは3dmark2006で2035と低いスコアになってますが、そもそもPCIe x16につないでも2900出ればいいかなってチップなのでむしろ検討してる方。(何を搭載してるかは後日の記事をお楽しみに)

 大きいのは、ビデオ再生支援UVDやPurevideo等が使えること。そしてDirectX10.1に対応していること。今回はXPでテストしていますが、理論上はVISTAや7も動くはず(あくまで机上の空論ですけれど)。

 サウンドはどうするの?という問題もありますが...それもまた後日の記事で紹介します。

 今回のテーマは「ビックカメラやヨドバシカメラ、あるいはヤマダ電機などで今手に入るパーツを使って、なるべく安価に仕立て上げる」となっていますので、同じパーツを秋葉原まで探しに行かなくても...それこそAmazonでも購入出きるかな、と。

 こんなことならNECやHPの安サーバーを購入しておけば...そう思っていた人。あるいは、もうひとがんばりさせたいけど、あんまりハードなことはさせられないな、という人。そんな人があともう少し追加資金投入したら、こうなります、というリポートになります。

 ただ、よりケチる人にとっては15000円も追加投資するなら、もう一台安いサーバーを買うぜ!となりますので、あくまでも「そうはしない人、あるいは詳しくないし追加でPCを増やしたくない」人向けですね、これは(笑)

 私ならどうするか? ...そのままサーバーとして使うんじゃないかなぁ...あ、でもたぶんマザーに配線ちょこっとしてRadeon4350を積んでるかな。安価だし。ただ、そういう改造は今回無しの正攻法でやってみようという持ち主の意向もありますので...

 さて、どうなりますか。後日のお楽しみに。(一応、現段階ではブルーレイの再生もなんとか出来そうな気配...ちょっと楽しくなってきてるところです)