PCに接続していたアンプが壊れてしまいました・・・
愛用していたのは、KENWOOD VH-7PC。かつてSOTECと組んで発売されたPCから、オーディオ部分だけを別売りしたような代物で、一時期とんでもなく安く売っていたものでした。
音もそんなに悪くなく、機能もなかなか。スピーカーもミニコンポのそれで、非常に満足して使っていたのですが...
接触不良等の多い機械でもあり、調子が悪くなってからはハードオフで買ったミニコンポのアンプと交換してしまってありました。...が、今度はそっちのアンプが壊れ。急遽復活させたものの...やっぱりだめで。
最後にはボリュームすらおかしく...
まぁ、製品自体結構前のものですから、寿命って話もありましたが、修理しようと思えば出来なくもなく。
接点賦活剤等使えば、なおった可能性もあったのですが...
どうもそんな気にならず。
Windows98とかMe、あるいは2000...対応OSが時代を感じさせます。
有志の手により、XP用の環境やフリーのコントローラーソフトなどもあり、非常に使い勝手もよかったのですが...
無念。
で、あんまりお金もかけたくなかったので、秋葉原で何か中古のアンプでも...と思ったのですが、どうしてもいい物に目がいっちゃうもんで、お金がまるで足りない。i7のやばけな装備のPC2台分ぐらいの価格のアンプとか見て、ため息ついてました。
で、ちょっとした用事があってT-ZONEに行ったところ...PC用のアンプのデモやってまして。
そのデモがまた、結構いい音で。しかも外観がとっても好み。何でこんな...アナログメーターつけてるかな!!みたいな。おっさん世代のハートを直撃です。
もともとが5インチベイに内蔵出来るアンプとしてスタートした製品ですので、この製品も内蔵出来るのですが...どうして、据え置きでもばっちり使えるスペック。しかも外部入力もなかなかに豊富。それを見ていたら、手が在庫を持ってレジへふらふらと...ああ...意識が遠のく...
IYH!!
イャッホォォォォォォォォ!!
あれ...いつの間に自宅に。あれ、ナニこの荷物。
あるぇぇぇぇ? ......ま、まぁいいや。買っちゃったもんは仕方ない...財布は軽いが心も軽い。今日も元気に自炊するしかないな。...厳しい月にこそ、買い物イベントはあるもので(涙)
で、製品ページを見てもらえばわかりますが、なかなかの高級感がある代物で。金メッキのプラグ、豊富な付属物。今までとはだいぶ違うデザインと性能。
これで6000円ちょいは個人的にお値打ちでした。PCに内蔵する気はないんですが(内蔵するとノイズのりそうだし)、据え置きでも余裕で使えます。外部入力が豊富なので、PC数台にiphoneとかいう使い方もOK。
スピーカーがあって、アンプが壊れた...みたいな人にはちょっといいかもしれません。
音は...このサイズの製品としては結構いい音だと思うんですが、オーディオの世界は言い出すとキリがないし青天井なので、この価格と大きさでこの性能ならいいと思うってことにしときます。秋葉原のT-ZONEでデモやってましたから、一度現物見てみるとわかるかな、と。
ただ、この魅惑のメーター...かなりの出力で音を出さないと動いてくれなくて(笑)
まさかいつも大音量で鳴らすわけにもいかず(大音量でも結構しっかり音出ましたけど)、ちょっと残念だったりします。
...抵抗入りのケーブルにして、いっそ...という話もありましたが、それもなんか違う気がするので、今回はノーマルで使ってます。音も壊れたアンプや、元のVH-7PCよりよくなった(気が)します。この辺りは個人的な感想ってことで。
これからはPCで音楽聞くのも結構楽しみになったり。動画再生しても、ちょっと変わったな...というのがわかりますので...壊れかけのアンプを使っちゃいけないなぁ...なんて。
PC用のアンプ付きスピーカーなんかもいいんですが、PCを複数台もってると入力端子が不足しちゃうというジレンマ。私としては3系統は入力が欲しいので、この製品はそういう意味でもうれしい。
音質よりそっちの方が重視されてたのも間違ってるかもですが、なかなか。
気合いが入ってる人は、コンデンサの全交換と電源用ACアダプタの交換で音が変わるという話も(コンデンサはやったけどあまり変わらなかったよ、とはマニアな友人の話。あんたも買ってたのね...しかもネタ用、自作アンプの参考用に...なんて贅沢なやつだ)。まぁ、普通の人はやりませんが、こだわる人は何でもありな世界ですから(苦笑)
しかし、金がない時に限っていいものに出会っちゃうんですよね...なんでだろう(T_T)