というわけで新しいドライバーをintelのサイトからダウンロードしたんですが...インストール出来ない!?ということに。
エラーメッセージを表示してインストールは停止。
どうも東芝がサイトに載せているドライバーしかインストール出来ないようです。つまりメーカーが許可したものしかインストール出来ないわけで、安全性から言ってもこれはこれで正しいのですが...いかんせん古くなったPCに対して最新のドライバーをメーカーがいつも掲載してくれるわけがなく。大きな問題が発生したら別ですが、安定ドライバーを掲載したらたぶんそれでずーっと更新はされません。ましてこれはVISTA。熱心にサポートしろというのも酷な話です。
実はメーカー製PCを使用していると、この手の制限には気づきづらく。
windows updateにもひっかからないので、気づかないと古いドライバーをずっと使うことに。安全性等様々なことを考えると普通はそれでもいいと思いますが...今回はとても困りました。
とれる手段は2つ。
ひとつはwindows7が出た時に移行用にと東芝がサイト掲載したドライバー。これはインストールが出来る気がかなりします。VISTAと7はほぼドライバー共通だと思っていいので(^^;
もうひとつは強引に最新ドライバーをいれてしまう方法。
今回は後者を採用することにしました。
やり方はとっても簡単。
まず、さきほどインストール出来なかった最新ドライバー。これをもう一度使います。とはいえこのままではインストール出来ません。
ダウンロードしたのは1つのEXEファイル。これを解凍して中身だけ使うのが今回の主題。
(12/28追記 ダウンロードしたファイルが最初からZIPファイルのものだった場合は普通に解凍出来るので楽ですが、やはりインストールはディスク使用からやらないと入らない場合が多いようです。INTELのドライバーはZIPのものもあるので、INTEL公式から落とした場合の方が楽だと思います)
ここで2つ方法があって、ひとつがインストールを普通に行ってエラーメッセージが表示された後、テンポラリフォルダの中をのぞいて展開されたファイルを引っ張り出す方法。
もうひとつがフリーウェア等を使って解凍し、そのファイルを使う方法です。
今回は後者の方法を選択。理由は...テンポラリフォルダを探すのが面倒だったから(苦笑)
使用ソフトはたぶん圧縮・解凍が出来るものならたいてい出来ると思いますが、私はLhaplusを使用しました。
ダロウロードしたドライバーのEXEファイルを右クリックして解凍を選択します。解凍先は任意に(私はデスクトップを選択しました)。そうするとフォルダが作成されます。この中にドライバーのファイルが詰まってるという訳。
ここまで来たらもう簡単だろう。よしさっそくインストール...と行きたいですが、中のEXEファイルを実行しても最初と同じエラーを表示するだけです。
手動インストールを行うには、ドライバーの更新を利用します。
まずコントロールパネルを開かなければいけません。
コントロールパネルを開いてデバイスマネージャーを選択。
その中からグラフィックカード(今回は内蔵GPU)を選択してプロパティを選択。
ドライバーの手動更新を選んで、ディスク使用を選びます。
ここで先ほど解凍したフォルダの中にあるiniファイルを指定してあげれば、インストールが無事始まります。今回解凍したドライバーは展開したフォルダの一番上にあるiniファイルではなく、その下のドライバーだけが入ったフォルダにあるiniファイルからでないとうまくインストール出来ませんでした。この辺りはフォルダ名等を見ると案外わかりやすいものです。
しばらくハードディスクをガリガリ言わせた後、再起動のメッセージが表示されたら再起動。
再起動後にドライバーのバージョンをチェックすると...見事に最新ドライバーが適用されました(^^)
この方法を使えば、メーカー純正のドライバーしか受け付けしてくれないノートPC等でも最新のドライバーを導入することが出来ます。ただし、メーカーが保証しているものではないので、あくまで自己責任で導入するのをお忘れなく(^^;
私は今回のドライバーのバージョンアップで不具合は解消されました(^^)
※余談
が、どこで変なスイッチが入ったのかこの後「よし、どうせならWindows7を導入しよう!!」とか思い立ち(これが深夜1時)、作業が終わったのは...雀が外でちゅんちゅんしてる時間帯。
結局眠い目をこすって仕事に行くことに...深夜の妙なテンションに負けてしまった私がいけないんですが(^^;
なお、Windows7でも同じ方法で最新のグラフィックドライバーがインストール出来ましたのでご報告。7では動作しないソフトをアンインストールして、環境を整えたのは翌日のこと。
東芝のこの世代のDynabook(VISTAインストールモデルが多い)は東芝のサイトからWindows7にアップデートするための自動更新ツールをダウンロードして使うことが出来ます。これを使えばドライバーのたぐいや東芝のユーティリティを7対応のものに自動アップデートしてくれますので、対象の人は利用してみましょう。
私も初めて使ってみましたが、これはかなり楽ちん。
ただし、標準添付のソフトの結構な数が動作しなくなりますので、それが嫌な人はVISTAのまま運用してもいいかと。実際ドライバー等今回の方法で最新にすることも出来るわけですから、そのまま運用するのも手だと思います。