BRAVIA Tabという名の妄想...NGPのその先に

 先日NGPが発表されました。

 PSPの後継機種とのことで、その性能はかなり強力。公開された映像は非常に美しく、PS3並という売り文句も納得の出来栄え。年末以降発売とのことなので楽しみに待ちたいところです(^^)

 ですが、今回の発表を見て私が思ったのはNGPのことではなく...その先にあるもの...

 

※今回の記事はたぶんに妄想気味であるため特に読んで面白いものではないかもしれません。

 ハード回りを紹介した記事を見た方は「あっ」と思ったでしょうが、その内蔵されたチップはどれもスマートフォンに積まれた技術の延長線上にあるものばかり。ARM+PowerVRという部分だけ聞いたら「え、それiphone?」とか言いたくなるぐらいです。

 まぁ、4コアのARMに4コアのPowerVRということと、5インチという液晶サイズ、搭載メモリ量なんかを考えると相当強力なハードなのは間違いないんですけれど...

 ふと思うのです。

 5インチじゃなくてもいいんじゃないか。

 と。

 スマートフォンみたいなハードと言われますが、私にはタブレットみたいなハードに見えました。この性能、液晶を10インチ以上にしたら普通にすごいものにならないか?と。

 たとえばです。

 10~12インチ程度のサイズ。液晶だけの状態ではタブレットとして動作。

 専用クレイドルと接続することで縦にも横にも置ける。

 

 クレイドルにはHDMI入力端子も完備し、PS3等のモニタとしても使える。

 スピーカーは本体はモノラル。ただしクレイドル接続時にはステレオ出力が出来る。

 クレイドルとの接続はワイヤレス。置くだけで充電可能。

 そしてクレイドル接続時にはPS3のトルネと同等の機能を搭載可能(あるいは現在のトルネが流用出来る)。

 ワイヤレスパッドを使えば、NGPのゲームを大画面で遊べる。

 より大画面で遊びたいならHDMI出力端子を使って別のTV等への出力も可能。

 

 こんなタブレットが10万以下だったとしたら、ぐっとくるなぁ...と思ったりしました。

 クレイドルとの接続がワイヤレス(充電も)の部分以外はたぶん作ろうと思えばすぐ出来るところ。ソフトの開発も既存のものが流用出来るはず。解像度はモード切替出来ればいろいろ対応できそう。

 なんというか、非常に「欲しくなる」要素満載です。

 お茶の間のTVは大きなものが主流らしいですが、机の上などに置くなら小さい方がいい。だったらクレイドルを介したらノートPCの代わりになるぐらいでちょうどいいんじゃないか。ついでにTVも見たり録画出来たりできれば。

 SONYはPS3でトルネという非常に素晴らしいものを発売していますので、これと同等の操作性が確保出来れば並のレコーダーを凌駕します。まして小さい画面でいいや...という需要もありますので、結構いけるんじゃないかと。

 名前もPSPやNGPの系譜ではなくVAIOやBRAVIAのブランドにすることで、一般にアピールしやすい環境で行えば。

 低価格VAIOの代わりになるんじゃないかな...なんて思うのです。

 NGPモードと通常のタブレットモードでOSをシームレスに切り替えられるか...など疑問はありますが、発売される頃にはソフトウェアの詳細も判明してくるかと。案外簡単に出来るかもしれませんしね(^^;

 かつてのPSXでは出来なかったことを、このアプローチで出せば...

 案外面白いことになるかもしれません。

 WALKMANシリーズと組み合わせてUSB接続のHDDも活用すればPCいらず...なんて売り文句にし、NGPを接続すればソフトとかも同期されるようにしたら...

 SONYが望む「SONYの環境だけで構築されるお茶の間占領」も出来るんじゃないかと(笑)

 まぁ、あくまで私の妄想なわけですが。

 ...ちょっとだけでも作ってみようとか思ってくれませんかね?

 などと思ったりしたのでした。

 タブレット用アンドロイドも年末までには結構こなれてくると思うので、来年の春以降発売とか予定するといけそうな気がするんですが...SONYのことですから、もっと上のすごいものを出してくれるかもしれませんね(^-^)