最新IMEで武装せよ(番外編)...IME2010の辞書を更新しているか

 今回は番外編。

 以前「最新IMEで武装せ最新IMEで武装せよ...案外知られていないIME2010の無料バージョンアップ」という記事を書いたのですが、案外知られていなかったようで(裏技としてOfficeをもっていなくても正規に手に入れる方法もありますが今回は割愛)、結構様々なところから反響がありました。

 今回はIME2010をさらに便利に、かしこくする「最も簡単で冴えたやり方」の話です。

 私はATOKを自宅では愛用していますが、ATOKの場合設定にもよりますがJUSTオンラインアップデート機能により常に最新の状態に保たれるようにアップデートの催促がされます。

 プレミアム版であれば追加辞書等の更新もここで催促されますので(正規シリアルがないと出来ません)、案外手軽に辞書の更新も出来ます。

 実はこれも案外知られていないようなんですが...IME2010もオンラインで辞書を最新版へと更新することが出来ます。これはマイクロソフトが公式にアナウンスしていることなんですが、意外に知られていないようなので今回取り上げることに。

 アナウンスされているページに手順も載っていますので、公式サイトへのリンクを用意しました。

 

 IME2010 標準辞書のアップーデートのページはこちら

 

 具体的に画面写真もあってわかりやすいページです。マイクロソフトの公式ページは機械翻訳されたものが多く、結構嫌がられることも多いのですが、IMEに関わるページは日本のチームが担当していますので安心して活用して欲しいところ。

 ツールボックスを普段表示していない人はこの作業の間だけ復活させて作業すればよいかと思います。

 だいたいひと月間隔ぐらい(開発者の方から毎月は出来てませ~んとのメッセージをいただきましたので、あくまでだいたいの目安ということで。文章も少し修正しました)、定期的にバージョンアップがかかっていますが、まぁたまに気が向いた時に更新する...でもいいかとは思います。ユーザーの声を拾い上げて「XXが変換出来ない」等の細かいところまで調整されている時がありますので、初期導入よりも最新の状態の方がぐっと使い勝手があがってるのも確か。

 ユーザーフィードバックほど開発者がうれしいものはない(自分達が気づかなかった部分を指摘してくれるわけですから、対処も具体的にやりやすい)ので、声をあげるのって結構大切(^^)

 開発者の方が個人的にTwitterなどで告知されていますので、バージョンアップのタイミングなども比較的把握しやすいです。要望を伝えると開発チームにフィードバックしてくれているようですので、非常にフレンドリー。

 今回のIMEにどれだけ力が入っているのかわかろうというものです。まぁ、それでもたまに「お、おまいは(笑)」と笑顔がこぼれる変換をしますが、まぁこれはATOKだろうとなんだろうとありえること。実際辞書学習の最適化が進むんだ辞書は他人が使えば...むしろ「つ、使いづらい」という候補だらけになったりしますので。

 IMEの学習はこの辺りがほどよくマイルドですので、万人に勧めやすいのがうれしいところ。

 無料で入手出来て、今回の方法で辞書も最新に出来ますのでこの機会にまだ導入されてない人は試してみて欲しいものです。

 

 ※それでも満足出来ない人は私のようにATOKなどを入手してさらに上の環境を手に入れるのもひとつの方法。好みにもよるので、さらに上かは議論あるところですが...最新の2011はもうすぐ発売。私にとってはすでに税金みたいなものなので、今年もまたプレミアム版を予約しています。到着が楽しみでなりません(^^)