まぁタイトルからしておわかりの通りでして私もどこにも出られません（Ｔ＿Ｔ）
こんな時はやはりアニメやらドラマやらのDVDなどをレンタルしてきてどっしり見るものなんですが...今回はレンタルではなくてこんな機会だからこそ買っておきたいものをご紹介。
とはいえDVDではちょっと面白くない。昨年の省電力家電ブームでBD（ブルーレイディスク）搭載のＴＶを買った人もいるでしょうしゲーム目的でPS3など買った人もいるでしょう。
ちゃんとした高解像度のＴＶやモニタで見るとDVDとの差は歴然。実際地デジを見慣れてしまうとDVDの映像に満足出来なくなってしまったり。その点BDの画質はかなりよいものなのでそうがっかりしないで済みます。
本当はアニメなどBDで一度見てしまうともう戻れないほどの高画質だったりするんですが（古いアニメでない限り、ですが）、どうも日本ではぼったくりやや高額でして。今回は洋画ばかりをセレクトしてみました（邦画も高いんだもの）。
最近の映画ではないですが、こんな機会に見て欲しい作品を並べてみました（＾＾）
まずはこの一本。マイケルダグラス主演のＢ級？映画です。古い映画ですのでDVDでも十分に楽しめるんですが...字幕がはっきりくっきりしてるのでBDの方をおすすめ。でもこのぐらいの年代ですとアプコン（アップスキャンコンバート。BDの美しい画像で見れるようにコンバートする技術。古い映画なんかでもうまくすると輪郭や背景に沈んでいた模様などがくっきりするので馬鹿に出来ません）もほどよく。DVDでも楽しみまくっていた映画なんですが、友人に貸したら戻ってこなくなってしまい。自分用にひとつBD版を買いました（＾＾）
ともかくキレた演技が素晴らしい。夏の暑さのイライラから始まったような話ですが、気づけば主人公の背景にあるリストラ問題と家庭問題がぼんやりと描かれはじめ...追う刑事もまた家族問題を抱えています。ＲＰＧのように強化されていく主人公の武器といい爽快感といい理屈抜きでも楽しめます。
なによりスカっとするのはハンバーガー屋さんでの主人公の台詞ではないでしょうか（笑）気になる人は是非そのシーンを見てください。一度言ってみたかった台詞ではあります。
ギャング映画という人もいますが、私はむしろ海外版の任侠映画だと思っている一作。これを見た当時の人がこぞってトレンチコートや帽子を買いに行ったいうのがわかるほど格好いいシーンの連続。映像もいいのですがBD版で特筆すべきは「音」だったりします。
ともかくDTSサウンドを楽しんで欲しい。5.1chヘッドホンでも十分に堪能出来ました。映画館の迫力はどでかいスクリーンと迫力ある音だといいますが、確かに。この音はなかなか家庭で大音量とはいかないかも。物静かなシーンに入るかすかな音すら映画を盛り上げる。たまらないですね。
内容は時代を超えて愛されるギャング映画。禁酒法の時代のギャングとそれを逮捕しようとする男の熱い戦いの物語。むせかえるほど「男臭い」映画です。見たことがないなら是非この機会に。
私は自他共に認めるほど恐がりなんですがそれでもホラー映画が好きだったりします。なんでかというとこの映画と出会ってしまったから。画質は...うーん。そもそもDVDがかなり高画質だったので期待ほどではなかったんですが音がさらにクリアになっているのと全体的な品質からやはりBD版をおすすめですかね。
内容は悪魔に取り憑かれた少女とそれを救おうと悪魔払いをする2人の神父の戦いの物語です。有名なスパイダーウォークに代表される演出...神父達の思いなど未だ色あせない「怖さ」と「感動」がある作品です。実話がモデルと言われていますがそういった誇張抜きに見ても非常に面白い名作です。...私は夜見れないんですけれどね...トイレ行きづらくて（汗）
有名なチューブラーベルズに代表されるBGMからしてもたまらなく「雰囲気」を楽しんで欲しい映画です。
非常に有名な作品ですね（＾＾）明らかにDVDよりも高画質で楽しめますし何より字幕がくっきり。DVD版と比べてみましたが受ける印象が結構違いました。BDの方がおすすめかと。価格も落ちてますしこの機会にぜひ。
内容は...家族の復習のために殺し屋にすがった少女と、戸惑いながらもそれを受け入れた男の奇妙な「純愛」めいた物語。父娘でもなく恋人でもない二人の行く末は...衝撃の結末は是非自分の目で見て欲しいところです。納得がいくかはわかりませんが、余韻と...妙に後を引く映画には違いありません。
主役のジャン・レノの格好よさは震えがくるほど。そして「悪役ってこんなやつを言う」と言えるほどの敵役。明確に「こいつ殺してぇ」と思える悪役象はなかなかお目にかかれません。可憐な少女の演技と相まって全体に漂う哀愁がとても心にしみてきます。一気にラストまで見ちゃいますよ（＾＾）
戦争映画でひとつ選べと言われるとこれともうひとつフルメタルジャケットが頭に浮かぶんですが、向こうは戦争映画というより「訓練映画」のような気が...いやまぁハートマン軍曹を見るだけで十分な映画ですが（それだと前半しか見所がないか）。こちらはというと...アメリカお得意の「格好いい軍人達の物語」ですか。とらわれた2等兵を救うために送り込まれる8人の兵士。一人を助けるために8人が犠牲になりかねない作戦に正義はあるのか。
独特の台詞回し、兵士達一人一人の個性が際立っていて今見ても格好いいし泥臭い。果たしてライアンは助けられるのか。脱出は出来るのか。友達とわいわい見てもいいと思います（＾＾）
BD版はともかく画質がよくなってます。DVDとはなんだったのか...というぐらい。後はやはり音。DVDではやや薄っぺらかった音響がここで一気にグレードアップしています。きちんとした環境で聞かないともったいない！
なんか熱い日が続くのでここで涼しくなる一本。ジャックニコルソンの怪演ばかりクローズアップされがちですが（パッケージからしてまさに（笑））、内容も一級のホラーです。原作とだいぶ違うとか言い出すとキリがないんですが、全体的にぼかされた謎と雰囲気が冷たい雰囲気を全編にもたらしていてむしろ映画としてはこちらの内容でよかったかな...と思ってます。
原作者は嫌いらしいですけれどね（＾＾； でもぶっ壊れた演技にぶっ壊れた雰囲気だからこその怖さがあるのでこれはこれでとてもよいのです。TVシリーズで原作通りのも作られたそうですが...残念ながらそっちはまだ未見。原作は読んだんですが...値段が下がっている今こそ見て欲しい古きよき映画です。でもやっぱり斧のシーンは怖いよね（＾＾；
西部劇・そしてクリントイーストウッドといえば...そう、やはりこの映画。ワイルドバンチも捨てがたいのですがここはひとつこちらを推薦。渋い味わいが楽しめる一級のウェスタン映画です。あらすじは...いらないかも（＾＾；
頭を空っぽにして見て欲しい映画でもあるので、ぜひ何も考えないで見て渋さを味わってください。やはり音がいいんですよ。後吹き替えもたまらないですよ？誰もが知ってる「あの声」が当然のように入っています。ルパンの声もいいですが山田さんといえばやはり格好いいこの声も楽しみたいものです。
家族で楽しみたいならこれをおすすめ。言わずと知れたタイムスリップものの金字塔です。私もマイフェイバリット映画のひとつ。高画質でよみがえる感動はひとしおですよ（＾＾）１・２・３を全部見たあと見直すと「あ、あのシーンがここに関わるのか！」という楽しみ方も出来ます。よく練られた「映像の伏線」のオンパレードは今見てもたまらない。
特に難しいことなしに見れるのである程度の年齢のお子さんも一緒に楽しめる作品です。音声でうれしいのがＴＶ放映版の音声をボーナス収録。「あの声がいいんだ」と言ってた人は黙って買いましょう。日曜洋画劇場版の音声を収録してます！
最後に紹介したいのがこの作品。日本をおそった未曾有の悲劇の後にこれかよと言われそうですが、都会で難を逃れた人達にこそ見て欲しい映画です。
幼い頃消防士に囲まれて私は育ちましたが、その時に消防士のお兄さん達が皆真剣に見ていたのを思い出します。
人災とは何か。人間の無力さとは。消防の限界とは。当時の日本もまた高層建築が相次いでいて、現場では相当苦労していたそうです。防げる事故や火事は未然に防ぎたい。事が起こってからでは...自分達の出番になってからでは遅すぎるんだよと優しく教えてくれたのが思い出に残っています。少し寂しそうに。何人もの若い消防士がこの映画を見ては自分の仕事と重ねて「悔しいなぁ」とつぶやいていたのを思い出します。
この映画は高層ビル火災のパニック映画ですが、何よりも「防げたはずの人災」が生々しい描かれ方で「大火災」になっていく様を見せつけられる映画です。
ＢＤ版は...さすがに古い映画ですのでDVDと比べて褒めちぎるものではありません。が、特典映像が満載なのがおすすめの理由（＾＾）音もよくなってますし全体的に高品質です。古さはいなめませんが、当時の超一流キャストそろい踏みの豪華な映画でもありますし手元に置いてほしいな...なんて思います。
こんな時自分はどうするか。どうしたらいいか。どんなことが出来るのか。無力か。それとも。そんなことを考えつつ見るのもいいですし、何も考えず一級のパニック映画として見るのもいいと思います。今見てもちっとも内容は古くない。そう思います。
ＧＷ中の暇をもてあます人も安価になってきたBDで高画質な映画を存分に楽しむといいかな？と思います。レンタルもいいんですがここまで値段下がっちゃうとつい手元に置いておきたい映画もあるということで...
ああまた散在してしまった...とほほ。