9月20日深夜2:00分。ツイッター上では「きたーっ!」「iOS6きたーっ!」と騒いでいたわけで。
ところがこんなタイミングでitunesがこける。認識しない。ともかくiPhone4を認識しない。
頭にきて本体からのアップデートをこころみると...さっくりと。
さて...iOS6の実力はiPhone4でも有効なのか...
わりとダウン重いって話もあったんですが私のところではものすごいスピードでダウンロードが終わって(正味3分)。
この表示が出るまでは早かったんですが、そこからが長かった。かなり長い時間ぼーっとバーが伸びて行くのを眺めていました。iOS上からアップグレードが出来るようになってから本当に楽になりました。PCなしでさくさくと作業出来る。
今回はまずiPadはおいておいてiPhone4をいけにえにテスト用としました。
このアップデートの準備中...の進行スピードはもしかしたら本体の空き容量が少ないと遅くなるかもしれませんが...どうだろう。私は32Gのモデルで28Gほどメモリを使ってるのでもしかしたらですけれど。
4Sの友人と電話で話してましたが、向こうはダウンロードが終わらずにいたのでそこの辺りはわりと互角に。処理自体4Sは早いですからねー。もしかしたら差があるかもしれません。
どっかでその辺りは検証してくれると面白いのですが。
そうこうしているうちに(実際のところダウン終了から40分で再起動がかかって、起動画面がでたのは60分後)何度か再起動がかかって準備完了。実際のところ個人差があるようですが、時間に余裕をもってバージョンアップした方がいいでしょう。
新たなOSとなったiPhone4が無事起動しました。
アップデート直後はアルバムがきれいになくなっていますがicloudからがつがつ埋めていってくれますので心配ご無用。
どうやら本体単体でバージョンアップをかけた際にバックアップはどうなってるんだろうと思ってたんだですが、これもicloudにとっていたっぽい。
本格的にクラウドを使っているなぁというのを細かいところから印象づけられました。
アプリ等も含めてたりなきゃクラウドからもってきて補完する。データを置く場所はクラウド...そんな感じでしょうか。お金はらって領域を購入しようか真剣に悩みました。写真だけでも結構楽ちんだしなくならないのは大きい...
実際iOS最後のバージョンアップはiCloudのバージョンアップが表示されてましたしねー。
バージョンアップ後にまず確認。機内モードは解除されます。解約してWi-Fi運用してる人はここで機内モードをONにしておきましょう。私はこの後iCloudの設定を行いました。
次に通知の設定。新しい機能でONになっている場合はいらないものをOFFに。
新機能パスブックも通知機能があるので上の写真に写っていますね。その上のiCloudでも特別枠です。クーポンの情報などをクラウドに置くというのはとてもとても便利そう。
位置情報も確認しておきましょう。ツイッター等でONになってて自宅がばれました...なんてことがないようにここら辺は自分の望んだ設定になってるか引き継がれているか確認しておいた方がいいと思います。
さて。それではふぁーすといんぷれっしょんです。
1.話題のMAPから
はい。写真を見てみましょう。
うん。事前の話題通りですね。すっかすかです。
事前に「まだ足りない」というのはわかっていたんですが、これをチャンスとばかりにやたら噛み付いて文句言ってる人もいます。が、まぁ。気になるならOSのアップデートはやめときましょうというか。
じきにデータは埋めて行くでしょうし(そもそもMAPのデータが古い)。
なによりGoogle純正アプリが出ればむしろ今までより使い勝手があがるんじゃないでしょうか。その場合は地図アプリが2つ使えることになるのでむしろお得...ぐらいでいいかと。確かに今の段階だと文句を言いたくなるのはわかりますが...だったらOSをバージョンアップしなきゃいいだけのことなので。
実際のところGoogleMAPはGoogleが使う分にはタダでしょうが他社が使うと「そろそろ収穫の季節です。お金払ってね?」ということになってますんで、その金額が『自社でやった方が将来的にも安いし自由が利く!』と判断すれば当然自社でやるでしょう。Siriとの連携も強化出来ますし。
ユーザーからしたら無料ですがOSに搭載するとなると結構な金をAppleは請求されるみたいですしね。退行したとか明らかなる不備だとか大きな声で叫んでる人は環境が見えてくるまでiOS6いれなきゃいいだけです。普段よほど欲求が不満してるか人生に辛いことでもあるのでしょう。どうしてもというならAndroidの端末もひとつもってりゃいいだけです。実際私のメインガジェットはEVO3Dですし。テザリングとかMAP用ですけど。あとは電話かなぁ...最近使わない機能だ...(笑)
私は航空写真モードを多用する人なのでそっちはどーかなーと思ったんですが...
多少荒いなーとは思いますがまぁこれなら使えるかもしれない。(切り替えは右下のめくれてるところを操作)
なにより地図を回転させたり出来るので現在地と向いてる方向と...と考えると地図の向きを変えるのが楽ちんです。
たださすがにGoogleMapの画像に慣れちゃってると辛い部分もあるので、Mapを多用している人は後述するように急いでバージョンアップしない方がいいでしょう。
私はMapfanももってるので支障がないと判断しました。(あとiPadはそのままバージョンアップしないで備えているので、町中ではそっちを使ってもいいですし)
でもまぁ今回のバージョンアップで退化したように思えるのはこの機能ぐらいですしね...
(2012/09/20追記)
WEbショートカットでGoogleMAPへのショートカットを作るか、アプリでG-Whizzというのをいれるとわりと簡単にGoogleMapを利用出来ます。気になる方は試してみては。
2.処理スピード
思ったよりもっさりはしていません。重くなるかなーと漠然と思っていたのですが、そこまででもなかったようです。体感ではiOS5の時とそう遜色はありません。ただ使い込むとひっかかりを感じる部分も出そうな予感がします。細かい部分で、そう感じる時が。(たまにひっかかるので実際のところは重くなってるんじゃないかなーと)
まぁ4Sだとその辺りはないでしょうけれど、ここはA4チップの限界もあるでしょうし。今のところは予感だけで特に不満はありません。
3.バッテリー
ごめんなさいバージョンアップしてすぐには何も語れないところです(涙)
これは今後の運用でわかったことがあれが書きます。そのためにこないだ新品のバッテリーにしたのです。この一週間実際に運用して電池の減り具合などもメモってきました。今後差があればすぐわかるでしょう。朝のウォーキングのお供にしてますから(^^)
4.SIri
iPhone4には残念ながら未対応です。正直無念。iPadは2辺りから対応でしょうから後で今年のiPadに導入したら遊んでみます(^^)
5.アップルストア
よりカラフルに直感的になりました。
が。
慣れるまで時間かかりそう...とほほ。
改めてサインインしなければならないんですが、まぁ一度サインインしちゃえば次からは聞かれてもパスワードだけでしょうしここは面倒でも最初にやっちゃっときましょう。
iOS6からはダウンロード時もアップデート時もアップルストアが表示されたままです。ダウンが終わったらそのアプリを起動する(画面では開くになっている)ことも出来るように。
これはいい変更ですね。使いやすくなりました。
けっこうなアプリがiOS6に併せてバージョンアップしていました(海外メーカーのばかりですが)。
でもたいていのソフトはそのまま動いてますね(^^)
7.おやすみモード
邪魔されたくない時はこのモードにしておくと通知も何もかも静かに。でも電源が切れている訳ではないので、シークレットにiPhoneだけが働いてくれます。まだ活用出来ていませんがこれは使えそう。
寝る時には実にいいモードです。寝てる時に電話が鳴るのをふせぐことも出来そう。
いったんの感想です。
iPhone4ユーザーならまず「あせっていれることはない」のが実際の感想です。
Facebookとの連携など今回触っていない部分で確かに魅力はあるのですが、まだMAPが未整備ですしSiriも来ません。あせることは何もないとおもいます。すぐにバージョンアップせず人柱のみなさんによるレポートが出るのを待ちましょう。
逆にFacebookがんがん使ってるぜ! という人は率先して導入する価値がありそう。ツイッターも含めてSNSに対応強化されているのはうれしいところ。
アプリに関しては動かないものはいまのところはないですね。購入したアプリも動いています。
4Sユーザーなら全ての機能が使えるところですし率先して飛び込む価値があるかと思うのですが、4ですとそこまでではない感じ。バッテリーの消耗に関して修正されているという噂がありますのでそこが検証されてからでいいのではないかと思います。
まぁ私みたいに「うひよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」と何も考えずに突撃する人もたくさんいますのでまじって一緒に突撃するのもまた楽しいのですけれど。
しかしHTC EVO 3DにICSがこないAUの馬鹿ぁ...と毎日枕を濡らしているわけですが、そうしたOSへの不安がまったくないのがiOSデバイスのいいところですね。切られる時はばっさり切られますけれど(3GSは今回も対応。初代と3Gは不遇ですが、さすがに買い換えてもいいんじゃないかと思える機種達ですのでこの機会に新型に行くのも吉です)。
まずは触った感想をだらっと書いてみました。
新機能パスブックはAppleなりのNFCやオサイフケータイへのひとつの答えでしょう。日本で普及するかはこれからですが、実に面白いアプローチだと思っています。活用しようが今のところはないんですが(苦笑)