スペックなどの詳細は語りません。
ただいえることは、ようやく...
「名ばかりでサービスもロクに準備できない」会社の製品でもなく...
「日本国内の取引業者に引き取ってもらわないとさばけない不人気品」でもなく...
ようやく「電子書籍サービスと一体化した本格的な端末」が発売されるということだけ知っていればいいでしょう。
詳しい性能はともかくAmazonの悪魔の推薦も書いておきましょう。
発表になったのは4つのKindleで海外モデルと同一。
白黒主体でいいのなら
Kindle Paperwhite 3G
を黙ってオススメします。DOCOMOの回線を使っていつでもどこでも好きな時にAmazonから本を買うことが出来る。カラーじゃないのが嫌だ...という日本人が多いのは承知ですが小説等であるならば白黒で問題は少ない。読みやすく。使いやすいハードとソフト。そしてサービスインするためにAmazonが豪腕をふるったコンテンツたち。
コミックスが読みたい。やっぱりカラーがいい。Androidとしても使いたい。
なら
Kindle Fire HD
か
Kindle Fire
を買えばいい。
個人的にはHDを強く推奨します。解像度の差がコミックスを読むときにちょっとばかり嬉しいのです。NEXUS7等に比べたらハードは弱いかもしれません。Googleplayも使えないかもしれません。(Amazonの専用アプリストアがあります)
がAmazonからモノを買ってそれを楽しむハードなのだと理解出来れば別段何も困ることはありません。
ロクにサポートしてくれないGoogleよりも。窓口が辛そうなASUSよりも。私はAmazonのサポートを使います。文句言いやすいですしね。(初期不良対応はモロ交換なので話が早いですし)
最高に嬉しいのは自宅でWifi運用する際の通信速度がかなりいい感じに早いところでしょうか。それなりのルーターを持ってる人なら恩恵に与れるはずです。5G帯を使えるのはとてもうれしい。...とてもね。
カラーに拘りがあってお金がそんなにないならFireでいいですし。回線なんていらない自宅でだけ運用するんだ!って人は
Paperwhite
が白黒ながらの8480円です。
ラノベのようにイラストも楽しもう...というのではなく普通に新書の小説を買って読む。そんな使い方ならまさにうってつけでしょう。似たような価格の国内製品に比べても遙かに使いやすく視認性が高く...もってて楽しいアイテムです。電池の持ちもいいですしね。
コミックスも楽しむ。動画だって見たい。というかせっかくだからタブレットとしても活用したい。そんな人にはFireのHDを。そうでない人でむしろ新書の本や専門書を持ち歩く感覚で使いたい...というならPaperwhite3Gをオススメします。
下位機種との価格差が気になるところかもしれませんが、私はこの2つを推しておきます。
私自身はFireHDにするかFireにするか。それだけを悩んで年末を迎えるつもりです。
こんなブログ名で「買わない」なんて選択肢はそもそもない。
ずっと待っていたのですから。
※iPadとか持ってる人なら無理にハードを買わなくてもiPad用のkindleアプリでAmazonから購入した本が読めるはずです。10インチの高解像度で楽しみたい人にはむしろその方がいいかもしれません。
10/25日から正式に日本のiPadでもKindleアプリが使えるようになります。
iPadなんて高くて買えなかったよ!と言う人は今回のFireやFireHDの値段は結構魅力的でしょう。
まずは素晴らしい製品が正式に日本で発売されたことを喜びたいところです。そして出版社が悪に見られがちだったこのところの様々な事象を吹き飛ばして「新たな市場だ!新人さん達を売り込むにもいい新しい市場なんだ!」と動いてくれればな...と思っています。今までと同じやり方ではやっていけない市場だからこそ...低コストで発売された新人さんの本がブレイクすることだってあるのだと思うので。それは価格のコントロールも含めた市場へのアプローチ。Amazonにキャスティングボードを握られっぱなしでないところだって海外にはいくらでもあるのですから。国内の出版社もぜひチャンスを活かして欲しいと思っています。