メインボードの交換ですから当然アクティベーションが再度発生します。まぁライセンス認証し直しって訳です。
Windows7の頃からしょっちゅうやってることですからまぁ問題はないだろう...そう思っていた時が私にもありました(涙)
結論からいうと、素のWindows8PRO辺りなら問題は発生せず(パッケージ版で検証)。
Media Center Packを導入してしまった場合はなんというか...
「てめぇのWindowsは絶対に正規なものと認めてやらねぇ」
状態になってしまうというか(涙)
簡単な話Media Center Packを導入した状態でハードウェア変更等を行った場合、アクティベーション不能になるという症状がありまして。
画面で見ると...
1.ハードウェア交換後
うん。まぁライセンス認証されてない状態になってる。これはOK。
認証の詳細を表示をクリックしてアクティベーションをしないと。
2.認証しないとね
画面を見ての通りPro With Media Centerの状態。
ここでライセンス認証を押すと...当然失敗するはず(電話認証を促す画面になるはず)。
と思っていたんですが!
3.マイクロソフトはどうもAMDが嫌いなんだろうか
あ、あれ?
というわけで認証不能。シリアルの入力も出来ませんし...電話で再アクティベーションしてもらおうにもそんな画面は出ません。完全拒否です。認めてくれません。金を払おうがなんだろうがてめぇなんか客じゃねぇ...ということでしょうか。
日頃の行い悪いもんな...私...
昨年Windows8発売直後にMediaCenterのパックが出た時、喜び勇んで導入した人が同様の症状になってしまったことがありました。真っ黒な虹色の脳細胞がそれを思い出します。
Windowsにはコマンドラインからシリアルを入力することも出来ますし、シリアル入力画面を呼び出すことも出来ます。それを使えば解決するはず!!
WINキー+Xでとってもやけくそな便利なメニューを呼び出してコマンドプロンプトを表示しましょう。
で、
slmgr -ipk 「シリアル番号」
と入力してあげればいいはずです。このコマンド、評価版の認証延長に使いまくってる人がやたらたくさんいるんですが、ライセンスマネージャーとして正しい使い方をするなら今回の使い方の方がいいかも(VBSなんですけどね実態は)。
で、どうなったかというと...
これも見事に失敗!!
む、むう...やはり日頃の行いが...
この時天啓が走りまして。
そうか、買った時のシリアルじゃなくてきっとMediaCenterを入れた時のものだ!と。
そういえば以前のMediaCenterパックトラブルの時もそんな事例があったかと(ネットである程度の知識を得た後脳内に無秩序に事例を閉まっているので大抵のトラブル時にその事例がぽっと浮かぶようにしています。...本来の使い方は今回のように自分のPCのトラブル用の知識なんですが、99%は他人のサポートのために使われています。...何やってるんだろう私)。
が。
これもだめ。
どちらも通らない。
むう。タイプミスしちゃったかな...文法間違えたかな...ぐぬぬ。自信なくなってきた...
こうなると、別のコマンドを試したくなります。
slui 3
コマンドプロンプトで上記コマンドを入力してみましょう。
すると、どうなるかというと...
4.最初からこれが出ていればよかったんではないだろうか
よっしゃシリアル入力画面がキタ!
これならいけるはず!
...だめだった...
というわけで、どうにもMediaCenterパックの導入には致命的な問題がいくつもあるようでして(他にもいろいろ発生している)。いれると呪われるソフトとなりつつあるような。
まぁメインボードやCPUを交換している訳ですからすっきりと「クリーンインストール」すればいいんですが。
パーツ交換しないでもMediaCenterパックをいれたらアクティベーションしなおせ→やらせん!→ふははは貴様は正規ユーザーとは認めぬわ!...というコンボが発生した人もいましたので、なんともかんとも。
最初このパック有料になるとかで(実際今は期間限定で無料配布中なだけ)、たぶんライセンス料金をケチったとかいろいろあるんでしょうけれど(おかげでWindows7は導入してすぐDVD等が見れるのにWindows8はMediaCenterをいれないと見ることが出来ない。まぁグレーなフリーウェアでいくらでもなんとでもなるんですけれど)。
最初から導入済みであったならばこんなことにもならなかったろうに。などと思ったりもします。
マイクロソフトに問い合わせようにも窓口は平日日中のみ受付。アクティベーションの電話は365日24時間受け付けてくれますが、そもそも画面に電話番号も出ない。知っていたとしても画面にシリアルの一部が表示されないと作業が出来ず...そうするとオペレーターにつないでもらうことも(普通は)出来ず。
...なんの嫌がらせなんだろう(涙)
年末からずーっとこの辺りの問題に突き当たっていて(正確に言うとWindows8のライセンス系の検証をしていたんですが)実装の不具合というかこのプログラムを組んだのは誰だ!とどっかの食通のようなことを言いたくなる始末でして。ライセンス絡みはOSパッケージを有料で売る以上生命線だとは思うのですが、それにしたってなぁ...まぁ検証しようにも事例出てからでないとこれは無理でしょうけれど。
で、今回の症状ですが...
発生する場合としない場合があるという(笑)
なので発生しなかった人はラッキーということで。
発生しちゃった人は無駄なことをせずに環境再構築した方が無難です(^^;
自作派の人はマザーのBIOSのバージョンでも発生したとかしないとかいろいろありましたので、その辺りも少しばかり念頭に置いておくといいかもです。(ASUSのマザーのBIOSを上げたら再発しなくなった事例がありました。たまたまかもしれませんが)
というわけで環境保全して検証していたのでFX-8350のレビューが遅れてました。
今OSを入れ直して遊んでるので、近いうちに追加レビューを掲載します。前回の記事ではややネガティヴ評価だったCPUが一月の使用感でどうなったか。
結構面白いというか実用性ばっちりなCPUとして今は評価している...ということだけ書いておきます。