Amazonの悪魔

　無線LANの製品はいろいろあれど...私が人に勧めるのはNECかバッファローばかり。
　ただNECは安定したファームが出ると素晴らしいのですが、電波がおとなしい...というかあんまり強くない。
　バッファローは製品によってバラつきがありすぎて本当に一社でラインナップしてるのか疑いたくなることも。ただハイパワーをうたっているものはなかなかよく電波が飛ぶものもあって。
　詳しい人は当たりとハズレでモデルを分けてたりしますが（笑）
　とはいえ一時期に比べれば「うわっ」というモデルは減っています。今回紹介しているのはある意味で「無難」に仕上がった製品で値段がこなれているもの。
　
　5000円を切る製品ですが「300の系譜」に連なる製品ですから、フラグシップまではいかないまでもミドルレンジの代表機のひとつ。まぁちょっと前のフラグシップに近い性能を低価格で出そうとした製品と思えばいいんじゃないでしょうか。
　
　まぁこれだけ安いので5Ghz帯には対応していませんが、広く普及した2.4Ghzの製品相手なら十分な性能でしょう。簡単に接続する仕組みAOSS2も搭載していて手軽さはかなりのもの。
　最近の機種の定番機能はほぼ入ってますので、割り切って使える方には安くてよい製品だと思います。
　ただ、パッケージの簡素さは最近のバッファローの特徴でもあるので、初心者の人が買うと「えっこれしか入ってないの！？」というぐらいの状態。というかマニュアル読んで設定とか甘いって感じでしょうか。
　よくも悪くもルーターの設定をしたらAOSS2を使って器機は接続する...という使い方に特化しているかと。やってみると簡単ですが、その一歩を踏み出すのがなかなか難しいところ。まぁそれは無線LAN器機全般に言えることですけれど。