[夏の終わりに]i5-4460を中心にしたPC構成を考える[バリューなPCを組む]

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 別の記事でCPUを2つあげて「こいつがうちのオススメさ!」と紹介したi5-4460ですが、実際組むとなるとどんな感じの構成でどんな価格のPCになるかというのを検討してみます。
 あくまでも私の主観ですし他の選択肢は無限にありますが、地方の不利が少ないAmazonベースでの選択ということでひとつ笑ってやっていただければ。

[メモリ]

 まぁ「ど定番」というか「いつもの鉄板」というか。それなりに早くてそれなりに安いこいつなんかどうでしょうか。
 マニアには「なんだよNANYAじゃねーか」と言われそうですが、そうは言っても最近はそこそこ安定した商品供給をしてくれているのとCFDが保証をいれているので以前よりはだいぶよい感じの商品かと。DRAMメーカーがこれだけ淘汰されてしまうと選択肢はだいぶ少ないですしね。
 特徴としてはCFDの永久保証があります。レシートがあればそれこそ何度でも商品交換してくれますので、Amazonで買った場合購入履歴がクラウド上にあるも同様。サポートが受けやすいです。ただモデルチェンジがわりとありますので、ある程度年月たってからだと上位互換品との交換になってしまい、所有マザーで動かず再交換となってしまうことも。そこはリスクとみるとかどうか。でもまぁどこの買ってもそうなる時はなりますので(遠い目)。
 個人的に何枚も持ってますが、実際のところはひとつも壊れてないんで(友人のは壊れて上記の有様でしたが)、それなりにオススメ出来ます。性能とか求めるならお金をもっと出して高級メモリ行きましょう。いいのいっぱいありますよ(苦笑)

[マザー]

 これかよ!とマニアには言われそうですが、結構な鉄板マザーかなと。まず1万以下の製品としてはかなりいいもんだと思います。BIOS吹き飛ばした時のリカバリーも含めてASUSは最近いい感じのマザーを出していますが、今回はそういう付加価値より安定さを選評の礎としました。
 ミドルからミドルロー、あるいはローレンジとマザーもいろいろありますが、ある意味中途半端なマザーだったりします。品質的には上位にそう負けてないかと。
 なんと言ってもM.2スロットも含めた拡張性は十分以上。USB3.0リア:4, USB3.0内部:2, USB:2.0リア:2, USB:2.0内部:6という構成も使い安く、SATAも4つ6Gがあるんでまず困ることはないなぁと。後でグラボを増設する際も邪魔になるパーツが少なくレイアウトも悪くない感じです。ただ一部のケースとはやや取り付け相性がありました。古いのだと結構こういうことはありますね...PCケースは...
 AMDの様にDPポートがこの価格帯で!とかはないですが、HDMIとDVIとD-SUBがあるので普通の人にはこっちの方が使い安いもんです。
 代理店のサポートも悪くなくマニュアルもそこそこわかりやすかったので今回はこいつをチョイスしてみました。一度触ってみて欲しいマザーです。おもしろみよりも使いやさと組みやすさを重視するとこういうのもありかと。

[PCケース]

 あれ、ZALMANのいつもの安いケースじゃないの?と言われそうですが今回はこいつをセレクト。
 価格は1万超えですが、ある意味PCパーツの中では一番買い換えないのがPCケースなので安価でもそれなりにいいものを...とするとこいつかなと。
 一部で有名ですが、この価格でこの質感はかなりお値打ち。Fractalのケースは秋葉原などではあまり見ませんがなかなかよいものが揃っています。
 欠点は...すげぇ重い(笑)
 公称14kgは伊達ではなく、あぐらかいてその上でPCを組み立てていようものなら結構めげるものがあります(^^;
 とはいえその分安定していますし剛性もある。フロントからの吸気でPC内部の冷却の自由度もあがりますし、フロントUSBの位置も結構使い勝手がよかったです。内蔵3.5ベイがたくさんありますのでHDDモンスターな人にもいけるケースだったりします。予算を抑えたいならもうひとつの選択肢としてZALMANのいつもの定番ケースをリンクしておきます。これも安いなりにいいケースですしオススメはオススメなんですが中高年の人気がなくて(汗)

 より安価に狙うならこいつも定番です♪

[SSD]

 私も愛用しているこいつをセレクト。タイミングによってはサムスンのSSDも安いので候補にしていいかと。魅力は圧倒的なコストパフォーマンスとそこそこ早い性能。これにつきます。
 何をどう間違ったのか256Gでこの価格、この性能。他社が慌てて値下げて追従しましたが、それでも現在市場を制圧中の製品だったりします。
 あくまでこの価格帯ではそこそこ早いのであって、高くて早いのはいくらでもあるんですが、そこはご予算次第。お金があるなら512Gに行くのもかなりアリな選択肢です。CPUより予算をつぎ込みたいところ。

[電源]

 私個人はシルバーストーンとか愛用してるんですが、今回はこいつを。
 PCパーツの中で何をけちってはいけないって電源のコストです。本当なら。
 とはいえいいものはすごく高い。CPUより高いのもざらにあるわけで、場面場面でいいものを選択したいところ。
 コルセアの電源は一時期よりは高品質でなくなったかもしれませんが、それでもこの価格帯ではかなりの安定度だと思います。
 80PLUSはブロンズですが、24時間常時稼働とうそういう人でもないかぎりシルバーとの差はそうないものです。
 グラボ1枚程度ならこの電源のままいけますし最近価格も落ちて安定しています。セレクトからは外しましたが、750Wのシルバーでももう少し予算を足すだけで買えたりします...がそのメーカーの製品がいいものかどうかは難しい判断です。スペックだけで見ると恐いパーツのひとつ。
 案外2chの評価のまんま買った方が幸せだったりしますが、Amazonの悪魔的には今回この電源を推しました。

[光学ドライブ]

 やっぱり取り回しのいい外付けだよね?と思いつつBD再生も出来れば楽しみたい...というところで再生ソフト付きで高品質な「鉄板」としてこいつをセレクトです。
 半年ぐらい前からAmazonの悪魔ではずっとこのドライブを推奨しています。取り回しがしやすく安価でソフトも充実と。その上でドライブ自体かなりの高品質です。
 初期不良が一時期発生していましたが、サポートもよかったです。このあたりも高評価。
 無理に買わなくてもいいんですが、1台はこの手の外付けをもっておきたいところです。

[OS]

 Windows8.1にはPROもありますが、価格差5000円近くありますし普通に使うならこっちで十分と割り切ってのセレクト。もちろんPROを買う方が多機能なわけですが...普通に自宅で使う機能かと言われると疑問が。浮かせた予算で上記のBDドライブでも買った方がよいと思います。
 もうすぐWindows9(仮)が出るわけですが、まぁ今選択するならこいつかなと。安価なアップグレードパッケージも出ると思うので、その辺りは自己判断で。
 いろいろ失敗だのなんだのいわれますが、取っつきづらさを乗り越えちゃうとかなりの高品質OSだと思ってます。というかデスクトップ画面運用なら7とそう大して変わらないというか...そんなにスタートボタンないと操作できないかなぁ...というのがあって。タスクバーによく使うアプリ並べてMacライクに使ってるのもありますけど(^^;

 今回セレクトしたのは上記パーツ群。
 全部買うと8万6283円(2014/09/13AM時)となりあまり「安く」はないと思います。というかぶっちゃけそこそこのものをそこそこの品質で集めようとしてる段階で最安値にはなりません。ただ一式買うかパーツ単位で買うかはわかりませんが、「こだわり」あってこその自作PCだと思いますので今回はAmazonの悪魔らしいこだわりでパーツをセレクトしました。
 上記構成で組んだ場合重いゲームはともかく通常の使用であれば相当快適だと思います。
 ほぼ同じ構成でaccessベースでMySQL使ってエクセルに各種帳票を吐き出すシステムとかあまり一般家庭ではやんないようなことやってもものすごい快適でした。
 普通の人が自宅でOfficeを使う際にも相当快適だと思います。普段EXCEL使いまくりな私でも「うひょー快適だー」とやってるぐらいの構成だと思っていただければ。
 買うか買わないかはともかく今時のパーツでミドルローなイメージで組み上げるとこんな例もあるということで。参考になれば幸いです。