TaoTronics様よりサンプル商品の提供を頂戴いたしました。今回はその商品レビューとなります。
相変わらず広告料とかもらってないんで、いつもどおり主観オンリーの感想となります。
今回の商品はUSB3.1のハブ。デザイン的にもMacBookにぴったりの製品。とりあえず手持ちにWindows機しかなかったので、Windows機でテストしてみました。
まずはながながと記事を読むのが苦手な人のために結論から。
TYPE-Cを汎用USB3.0系が運用出来る体制を築ける逸品。
これデスクトップでも運用次第じゃいけるよ!...もう一個欲しいです。
カードリーダーも悪くない感じ!
といった具合。持ち歩いて使うのが正しいと思うのですが、どっこいWindowsのデスクトップ機でも運用次第では「光る」製品でございます。
箱自体が結構高級感があって好印象です。Macに合わせた商品はこの辺りも本家Appleに習って多少は凝ってくれるのでうれしい限り。
続いて製品の外観を。
USBポートが3つ、SDカードリーダーが1つ。反対側には電源ポートがありますが、特にケーブル等付属していないですしUSB3.0以降の製品であればそうそうハブに電源が必要になることは少ないのでこれはこれでよいかと。
(USB ポータブルHDDを3台つけてノートPCで運用しても、バッテリーが減るのが早いだけで傷害らしい傷害が出ないのがUSB3.0のすごいところです。まぁ 改造してUSBから給電するようにした派手な照明がっつりつけまくったらひどいことになったりしますが...この製品でそういう耐久テストをする人はいないと 思います)
コネクタ部分はカバーがついているので、持ち歩く時はカバーをつけると安心です。
あと、接続するとロゴが発光します。
こんな感じに!
地味になんか見栄えがいいのでこのギミック大好きです(笑)
で、実際の性能ですがUSBハブ部分に関しては十分に機能しており速度低下もそれほど起こっていません。HDDのベンチとったりしたんですが、ほぼ誤差で他のUSB3.0のハブと変わらなかったので割愛します。
とりあえずUSB3.0のポータブルHDDを3つつないでそれぞれから動画再生してもドロップはなかったんで、個人的には「おおやるじゃないか」となりました。
日本企業の某社のハブでは2つめまではいけたんですが、それ以上は激しく動画がドロップ、カクカク、しまいにゃ転送止まるなどありましたので...あれはひどかった。日本メーカーといえども製品は事前調査して買いたいところ。
まぁそんな派手な使い方をする人も少ないとは思いますが...MacBookやWindowsノートで使うならむしろ高速なUSBメモリとかHDDをつけて、ぐらいですかね。
で、興味があったのはSDカードリーダー。どんなもんかなーとこいつはベンチをはかってみました。
ただ、高速なSDカードが全てAndroidの中に入ってしまっていて取るのが面倒だったのと、MicroSDにアダプタもなぁ...と思いこんなものをご用意。
周りであんまり持ってる人がいないAmazonブランドのSDカードだよ!!
高速性に関してはいまいち凡庸ではあるんですが、これ売ってた当時は「大容量の割に安い」「びっくりするほど丈夫」「無駄に高い耐久性」が揃った面白いカードだったんですよ...
特に超高速でもないしじゃあ遅いかというと???で。ただ、書き込みは明らかに遅いってのと、「ロットによって性能が結構変わる」というオチもあり。
私のはまぁ...当たりではないが外れでもなかった...みたいな。
デジカメより3DSのメモリに向いた商品でした(笑)
今回はこいつを使って、トランセンドのUSB3.0カードリーダーと比較してみました。
低価格USB3.0カードリーダーの代表格でもあり、製品も性能も十分に魅力的なやつです。
ではそれぞれのベンチを見てみましょう。
面白い差が出てるなぁ...まぁ誤差っちゃ誤差ですが(笑)
とりあえず実用性に問題は少ない感じ。
あと、古いSDカードでもばっちり使える確認が出来た(^^)
ただ、MicroSDを直接刺せるトランセンドの方がカードリーダーとしてはやはり専門機の面目躍如というところか。
対して今回の製品ではアダプタが必要ですんで、そこはまぁ「おまけ機能」と見ているので十分以上かなと。
高速なSDを使った場合でも差はあんまり出ないんですよね。なので、USB3.0のカードリーダーとしてもそこそこいい感じだと個人的に思います。
少なくとも実用面で不満は少ないかと。(SDにがっつり読み書きをする用途なら専用のものを用意するでしょうし)
あと、ロゴが光ってる写真を撮ってる時に思ったんですが、これWindowsのデスクトップ機でも運用次第では結構使えるなぁと。
最近のマザーの背面にあるUSB3.1 TYPE-Cコネクタは通常使わず(あるいは使いづらすぎて)死蔵されてしまうコネクタになりがちです。
でもこいつを繋いでケースの横にテープで固定すると、結構使いがってがよくなる(ケーブルの長さの問題で奥の方に貼り付けることになりますが)。
使い方としては間違っているかもしれないですが、TYPE-Cコネクタを使わない人にはいいかもです。
USB3.1のTYPE-Cを増やしたい人には向いていない製品ですが、汎用的に売っているUSB3.0系製品を使い回したい人にはこの製品がぴったりはまると思います。
今回は楽しくレビューさせていただきました。
製品を提供していただいたTaoTronics様に感謝いたします。
PS
Windows機ももっとUSB3.1ポートつもうぜー頼むよーとか思ったのは内緒です(笑)
今年出る新しいMacに刺激されてくれるといいんですが。後はスマホの端子がとっととTYPE-Cに統一されてくれれば...
ぐぬぬ。