R80TA(VivoTab Note 8)がコード10を吐き出したので直してみた。

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 画面写真は取らなかったが、ASUSのお気に入りのタブレットがいわゆる「コード10」を吐き出してしまってスタイラスがまったく反応しなくなってしまった。
 昨日までは普通に動いてたのだが、朝起きたらダメになっていたのである。
 で、もう保証も切れてるしいいやサクサク直すか...ということで、分解して修理してみました。

 これが分解したところ。
 MicroSDのスリットのところと、スタイラスの穴のところからちょいとマイナスドライバーをねじ込んでパキパキと外していけば裏蓋は奇麗に取れる。
 私は不器用なのでマイナスドライバーを何度も滑らせ、本体カバーを傷だらけにしてしまったが、所詮はプラスチックの筐体だし使ってればもっと傷ついていくものである。
 今回はそう自分を慰めてスルーすることにした。
 ...もうちょことっとだけ手先が器用であったなら...(涙)


 問題の原因はこのフラットケーブル。
 正直これは構造的欠陥というより部品調達の問題と設計の問題だと思う。
 ケープルはかなりがっつり折り曲げてあり、こんな形で実装するなど狂気の沙汰いってもいいい。
 短いケーブルが調達出来なかったか、製造マニュアルの問題か。
 どの道ASUSが悪いとは思う(笑)

 このケーブルを少しもみもみすると治るという話もあるが、少し膨らましてあげると...


 こんな感じにゆるく曲げてあげた状態にして電源をいれたら、さっくりとコード10は治ってしまった。
 後は蓋を優しく閉じるだけである。

 これで、コード10問題は解決。スタイラスは再び絶好調になった。
 開け方のコツもわかったし、次に発生したら千石でフラットケーブルを購入することで対応するが、いったんはこのまま運用してみようと思う。

 今回の修理に際しては、わかめそばさんの記事なくしては対応不能だったので、本当に感謝である。

 ほんともうね、誰だこの実装にGO出したやつ(笑)って感じではあったが、まぁこれもASUSからの「自作PCユーザーならこのぐらい余裕っしょ?練習がてらやっちゃうっしよ?」ぐらいの挑戦と思うことにした。
 まぁ中華タブレットの修理に比べたら優しいし構造もいい感じだし。
 同じ目にあっていたらやってみるのも一興かと。

参考
 開け方の動画が公開されてましたので、参考に。見てからやればよかった...