WINDOWS7 RC版到来...自分ではダウンロード出来ないので人のところで見て来た(笑)

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 4月30日にwindows7のRC版が技術者向けに公開されまして。一般の方は5月5日(日本だと7日)にダウンロード可能となるようです。現在βを利用していますが、すこぶる快適。...とはいえ既知の不具合とやらは、結構あるものです。
 RCでは(ニュースを見る限り)私の不満に思ってるところはかなり解消される模様。
 しかしなんでゴールデンウィーク前に公開してくれないのか...休み中いじり倒したい人はいくらでもいるだろうに(笑)
 まぁ、仕事仲間がtechnetの会員だったので、ダウンロードしてテストPCにいれて見せてくれました。写真は撮らせてもらえなかったのですが(開発室の中だしね)、ファーストインプレッションを。
※今回はだらだらと相当長いです。それと、思ったことを素直に書いてるだけなので、間違ってることも多々あるかもしれません。ご留意ください。


 まず、軽い。βの段階でも軽かったけど、それはPCのスペックが悪くなかったのもあると思う。
 今回のテストPC...実は相当古いノート。東芝のダイナブックで、CPUはPentiumMの1.0G。メモリだけは1.2G積んであり、HDDは40Gという代物。モデル名がはがれてしまってわからないけれど、Dynabook SS 1610とかその世代のはず。
 友人の職務上...本来は、他のPC(通常友人が働いている会社で使用するクライアントPCと同等のPC)で業務ソフトの評価とかするんですが、私と友人はその環境を構築する時間を用意出来なかったので、とりあえずこのPCにいれてみました。
 結論から先に言えば、悪くないです。十分実用!! と胸が晴れるほどではありませんが、普通に使う分にはある意味十分。
 というのも、XPとて普段使ってればどんどん遅くなっていくもので、インストールしたてのOSがいくら軽いといっても...なんて考えがあるためで。実際、インストールしたてのRC版はやはりとても軽かったです。
 AEROはOFFですが、VISTAの時のようにOFFだからもっさりってこともなく。普通に動作出来ました。
 ...XPと同じ外観にすればだませそう(笑) このスペックでも普通に使えそうなのは、収穫でした。

 ただ、AEROがOFFだと、新機能の数々が使えないのも事実。でもまぁXPにはない機能ばかりだから、気にしなきゃそれまでかもしれない。新OSの魅力がひとつ減ってしまうけれど...
 ジャンプリストとか、新しいタスクバーの機能はそれでも魅力的です。

 変な話なんですが、テストをしていた開発室に転がっていた、セレロン2GのVISTAマシンより(体感で)軽かった気がします。実際はこのPCが友人の会社のクライアントPCになります。リース物品なので、来年の夏には入れ替えとなるため、どうせなら全クライアントをwindows7のものに変えるか、それとも再リース(追加リース)として、OSだけ入れてみるかを検討しているようです。...VISTAへのクレームが社員から続出してるんだそうで。担当者は大変だなぁ...
 とりあえず、テストということもあり、プリンターつないだりいろいろ楽しんでみました。結論としては、まだちょっとドライバー弱いかな...というところ。OKIのレーザープリンターがうまく動作しなかったり。canonのインクジェットでも一部不具合が。
 とはいえ、βよりは進化しているのが実感出来る。起動のプロセスにも手が入ってるんじゃないか?とは友人の弁。
 今回使用のダイナブックにも一度windows7のβをいれていたようなのだが、その時より起動も速いという。使用メモリ量とかもβより手が入ってる印象だそうだ。詳しくはゴールデンウイーク中も仕事の彼が調べるだろうが、総じてよい印象。
 βでも感じてたけど、XPとかVISTAとかではクイック起動を多用していた私には、今回のタスクバーの改良は最初違和感あったものの、慣れてしまうと...危険。これは快適。かなり。
 似た外観のVISTAを普段使ってるだけに、つい「あれ・・・そっか、こいつVISTAか。つかえねーな、ちきしょう」という台詞を。X61sに謝らないとな...後でRCにしちゃおう。βからVISTAに戻したのは失敗だったかな...

 ついでにOffice2007のSP2もテスト。windows7での不具合は、短時間でのテストなのでわからず。IMEがどうも挙動不審だった気がするけど、気のせいかもしれない。現状ではwindows7に対応してるか不明だけど、動作はしてる。

 IMEといえば、βの時から思っていたけれど、このIMEのためにVISTAより7のがいいと言い切れるかもしれない。XPからVISTAへの切り替えが勧めづらい理由の一つにIMEがお馬鹿!!というのがあったので(実際は馬鹿ではないんだけど、学習機能がユーザーの意図した方向とは違う動作をしている)。
 7ではどうもOffice2007のIMEの発展系なんだろうな...と。だいぶよくなってる感じがします。。とはいえ、普段はATOKを使用しているので、7が出てもATOKを使用するだろうけれど。追加投資したくない人には大きい変更です。

 マイクロソフトはVISTAが入ってるPCをためらう必要はない、というけれど、確かにためらう必要はない。VISTAが快適に動くなら7はもっと快適に動作するだろうから。でも。わざわざ後からOSのバージョンアップをするのなら。
 やっぱりwindows7が発売されてから、導入済みのPCを買うのがやはり楽ちんだとは思ってしまう。特にノートPCなんかだと、特にそう思う。日本人の気質からして、「だったらちゃんとしたのが欲しい」という思考があるからなぁ。

 まぁ、自作系のPCユーザーはその辺はまったく違う考えなので、がんがん新しいのに行くか、気にせず古いのをずーっと使ってるか、だけど。
 
 ともかく、5月7日以降ダウンロード出来るようになったらRC版をX61sにいれてテストする予定。クリーンインストールで、SSD環境でのwindows7の挙動も見てみたいし。

 友人の話では代理店(彼の企業にPCとかアプリとか入れてる会社かな)の説明では、秋口には搭載PCの話が出てるということなので、やはり発売は秋から冬にかけて年内...なのかも。プリインストールモデルだけかな。単体が一月とか。
 ...ありえるなぁ...

 まぁ、windows2000の時ほどではないですが、かなり楽しみなOSです。XPの時はちっともわくわくしなかったな...NT系カーネルが一般化する!!すげぇ!!とか言ってたけど、購買の楽しみは2000の時の方が強かった。

 95>2000>98SE>7>XPの順に、手に入れたい!!と思う強さがあった気がする。95は異常だったな...β触って、普段使ってるwindows3.1が嫌になってずーっとβ版使ってた。98もすごい魅力あったけど、SEが秋葉原で手に入るとわかった時はむしろそっちのが強い気持ちがあったし。
 2000は雑誌の付録なんかにも添付してテストしまくっただけあって、すごく楽しく、安定して早いOSだった。あの時のしっかりしたテストがあったから、今のXPとかの土台になったんだろうな、と。windows7も一般公開とかしてテストしてるから、安定度は増してるイメージ。VISTAはどうもマイクロソフトの独りよがりのOSな気がして...いや、カーネルとかすごいと思うんだけどね...普通に使う人にはわかんないしね...