itmediaの記事に涙する...PC-6001がPC USER創刊15周年企画「PC USER'z Park」でグランプリに選ばれた件について

 これがその記事なわけですが

 読んで思わず笑ってしまいました。2ch風に言うなら「よお、俺」とでも言いたくなる文章。そうなんですよね。BASICから始めてアセンブラ行って、PC-6001から卒業しかけたころにC言語に触って感動...私もそのルートたどりましたから(^^;
 雑誌もマイコンBASICマガジン購入してました。編集部にも遊びに行きました。いや、懐かしい。小学生ぐらいだったでしょうかねぇ...世の中にはもうPC-6001mk2が普通に出ていて、旧型の6001はちょっと涙目だったですが、それでも大事に大事に使ってました。その後は順当にPC-8801系に進み、PC-9801系に進み...セグメント管理に悩まされつつ、楽しめた時代でした。

 それでも、一番最初にこのパソコンに触ってなかったら、間違いなく今の自分はいません。ファミコンよりこっちを選んで正解だったと断言できます。...だって、今職業として食べれる知識や経験はこのパソコンから始まったものですから。
 まぁ、今触るとキーボードに発狂ものだったりするのですが、この当時はこのキーボードが打ちやすいと信じて使ってたものです。mk2が出たときにはもの すごい衝撃でしたが(あの性能は今でも遊びたくなるものです。PC-6001mk2は子供でもプログラムの勉強に夢中になれる素材でした。初代6001 は、やはりメモリ増設しないと厳しい(^^;)
 他の写真も当時を思い出してニヤニヤしてしまいました。X68000は絶対誰か選ぶだろうと思ってましたが...あれはプログラマーを育てる名機でしたし。今現役でゲームプログラムとかやってる人は、このX68kで育った人も多いはず。
 私はなぜかFM-TOWNSに進んでしまったので、ちょっと違う方向にいっちゃいましたが...メモリが潤沢に使える86系での経験は、のちのち大変役に立ちました。...半年程度の仕事でしたけどね(^^;
 OS/2のプログラムやってるときに、ときたま「あれ、これTOWNSで組んでたあのルーチンを参考に出来ないかな」と思える瞬間があったり。Cやアセ ンブラを使ってる限りですけれど。厳密には違うものを組んでるんですが、発想の元になったりしたのは驚きました。すごいなDOSエクステンダー(苦笑)
  私はこの手の古いPCでエポックメイキングになったといえるパソコンの中で、PC-6001が選ばれたのがうれしい。出来ればFM系からも一台選んでほしいところ。FM-77AVなんて当時涙が出るほどうらやましかったPCですし、今でも画面見るだけならそう悪くない表示してます(解像度はいかんともしがたいですが)。まぁきれいな画面のパソコンというとその前のSMC-777(SONY)とかとんがったPCがいろいろあったのですけれど。
 MSXとか、今見てもそんなに悪くないハードなんですけれどね...プログラムの基礎を覚えるなら、ある意味Z80系のお手本に出来るハードではないでしょうか。MSX2でバンク切り替えの仕組みとか理解した口ですから、今でも拡張ハードを直接制御するプログラムの練習にいいんじゃないかなーとか。...無理か(笑)
 しかし、今でも現存してるんですねPC-6001。写真見て思わずにやにやしてしまいました。
 ...おっさんになったんだなぁ、と実感させられてしまう記事でもありましたが。やはりitmediaはどこか古い世代の香りを残した記事を書いてくれて好きです。オタク系にも強いんですけどね。
 いやしかし、

 写真にあるテラドライブキーボードを出来れば安価で譲ってほしいと思うんですけど。そのキーボードが10台あれば、一生キーボード買わないですむと思うぐらい惚れてますので!!