許されざるパソコン...故障原因と格安バージョンアップとため息(3)

 さて。先日はお目汚しな写真を貼ったわけですが...
 今回はバージョンアップの話です。残念ながらものすごい勢いで組み立ててOSをインストールして出荷(笑)してしまったため写真がありません。なので、購入したパーツと値段を列記することにします。
 まず...
 CPUはデュアルコアセレロンでも別格のE3300をチョイス。これを使用するためのマザーということで選択しました。購入日にたまたまT-ZONEさんで特売だったのか、GigabyteのGA-G31M-ES2Lが3980のお値打ち価格。店頭のBIOSでE3300がいけますよ!と店員さんに言われて購入。

マザーボードはこんなやつです(キガバイトのページに飛びます)

 残念ながらCPUは在庫切れだったので、他のパーツを物色。ASUSのRadeon4350(512M)が2480のお値打ち。初めて見ましたこの価格(^^;即座に購入決定。そしてCPUクーラーも静音化したいということで、ANDYさんを1980円で購入。これも安いですね。特売らしいですが。
 そしてお目当てのAbeeの420W電源(これ)を2998円で購入。在庫が少なくなってきていたのが残念ですが、パワーあるPCを作るのでなければこいつはお値打ち。
 そしてお隣のドスパラに移動して、E3300を5670円で購入。なんですが、ここで痛恨のミス。よく考えたらE3200でもいいわけで、E3200だったら4470円だったんですよね...もう少しトータルコストを下げれました。体感でこの2つのCPUの差はあまりないので、今回はE3200でもよかったかもしれません。まぁ、早いにこしたことはないので、これはこれで(^^;
 ついでにCFDのDDR2-800のメモリ1G*2を購入。確か4670円だったかな。
 これで買い物は終了。計算してみると...21778円。あれ、どれかの値段が違うかも。確かトータルでは21152円程度に収まっていたので...まぁ、2万2000円以内ではあったのですが(^^;たぶん電源とCPUの値段が違ってるのかも。
 ともかく、上記の組み合わせでPCを作ったのですが(OSは流用)、これがまた早い。そして静か(^^;
 もともとファンが回ってなかったんだか、回ってたんだかわからないようなPCでしたが、搭載されていたGefoece6600GTのファンがものすごい異音を発していたため、それが最大の騒音の原因(^^; CPUファンといい、ファンと名のつくものは全て異音を出していたので、いきなりの静けさです。
 スピードもこれはもうびっくりするほど早い。元がセレロンの2.2Gだったのですが、同じセレロンでも中身がまるで違う。E3300はオーバークロックしてもおいしいのですが(今回のパーツ構成でも十分楽しめる)、今回は定格動作。
 ちょっと前のCore2duo並の体感スピードになってました。XPですし、これはこれで。
 所有者が普段遊んでいるのもラグナロクオンラインらしいので、このスペックだとむしろオーバースペックかもしれません。何より静音化具合がいい感じで(予算内ではかなりのものかと)、本人も満足しているようで何よりです。
 Windows7やブルーレイ再生もこなせるスペックに。最新ローエンドといったところですか。
 実際のところ、E3200にして、ANDYさんなCPUクーラーを買わなければ余裕で2万円を切ることが出来ますし、3Dゲームはしないしブルーレイも見ない、XPでちょっとHなゲームとかしかやらないよ!という人はRadeon4350も省けます(G31のビデオ機能は言うほど悪くはないと思うんですよね。XPでビジネス用途とかに考えれば)。
 マザーボードが今回特売品になってしまいましたが、T-ZONEに限らずCPUとセットで1000円引き!なんてセールはよくやってますので、そういうものを活用すれば結構なマザーボードとRadeon4350をセットにしても2万円ちょうどぐらいに納めることも可能です。
 今回の勝因はなんといってもOSとHDDがそのまま使えたこと(再インストールはしましたが)。コストが一番かかるのはOSだったりしますから(^^;
 以前は安くていいPCというとAMDしかセレクトしなかったんですが、G31とE3200の存在のおかげで、INTELでもやれるなぁと実感もてました。5980円程度でマザーが買えますから、メモリとマザーとCPU、そして電源を組み合わせるとだいたい2万円前後。これでかなりのパワーあるPCへと変貌しますし、ビデオカード等増強出来る余地はかなり残したバージョンアップになります。
 動画エンコード等をばりばりやらないならデュアルコアで十分ですし、E3300辺りのパワーがあれば通常困ることは少ないと思います(エンコードをやってみても、Pentium4世代でがんばるよりはかなり早いですが)。
 パーツは土日の特売を併用したおかげで格安バージョンアップは出来たのですが...
 「許されざるパソコン...いいから掃除ちゃんとしろ。後はタバコの吸い方を工夫しなさい!!」はため息をつきまくりのバージョンアップとなったのでした。

 個人的には、旧世代ですが安くなったP35マザーにPentium Dual CoreのE6500辺りを積み、安価なRadeonかGeforce辺りを積んだバージョンアップが好みです。比較的早く、コストパフォーマンスもよく、使い勝手もよいPCが仕上がりますし、トラブルが少ないので...マザーのBIOSの都合で、たいていは特売のP45マザーで組むことになりますけれど。
 しかし、Radeon4350の2480円は熱かった...予備で一個買っておくべきでした。最近4850の発熱に悩まされているメインPCを一度4350へと換装したいと思ってたんですよね...
 特売でまた見かけたら、買っておこうかな。Windows7世代でもゲームやらなければ、たぶん普通に使えるでしょうし(^^;