「せっかくかったんだから長く使いたいんだよねこのパソコン」
なんというか。よく聞く言葉ですし聞かされる言葉ですし年配の人ほど言うことだったりするんですが。
正直いいまして。
「無理です」
としか言いようがなくて。パソコンの性能の進歩を考えると長く使えば陳腐化した性能と破損の恐怖。修理不能の保守限界など結構危険なことばかりで。
高い金額でその時の最高のものを買って長く使いたい気持ちはわかるのですが...個人的にはその時お買い得なものを安価に買って性能の恩恵を享受した方がよいかと。
今ですとSandybridgeのモバイルi5を搭載したノートが5万前後でごろごろしています。拡張等しないのであればメモリを工夫して（デュアルチャンネルの効果が出るようにするとか）そこそこ早いパソコンで効率化した方がいい。
そして２年か3年したらそのパソコンを下取りに出して新しいものを買う。
以前は5年がＰＣのサイクルと私は言ってきたんですが...今現在は2年から3年。これが１つのサイクルだと思っています。そう年中買い換えられないって人も多いんですがそれだけの期間があると一気に性能が上がっていたりする。
WindowsXPという足かせがなくなって性能を感じられるOSやソフトが出回ってきている今時です。
長く使うのではなくそこそこ安価なものを買い換え続ける。
そのタイミングで環境を見直す。いらないソフトはないか。いらないデータはないか。
定期的なメンテナンスを兼ねてしまってもいいぐらいです。
短期的に見えますがどうして。このサイクルだといつもPCにそれほど不満がない。あったとしてもすぐに買い換えですから我慢も効く。性能は低くないので買い方を間違えなければそれなりの性能レベルを維持出来る。
いつの時代も「この価格帯でこの性能はお得だ」といえるものはあるのでそうしたものを買うようにしていくのはいかがでしょうか。
昔から「パソコンはローンで買うな」というのがありまして。ローンを払い終わる頃にはそのパソコンはすでに使い物にならなくなっていることが多いもんですから。先人の教えは耳を傾けておくものです。
自作派はまぁいろいろ手がありますがノートＰＣやメーカー製PCをメインにと考えている人はこんなサイクルでの買い換えはいかがでしょう。メーカーによってはまだ高いうちに中古で売って次の機種へと移行するわけで。
乗用車を買うサイクルで似たようなことやってる人がいますけれども。
イメージとしてはちょっと近いかな...と。
人それぞれ考え方はあるでしょうけれど。私としてはそんなサイクルをおすすめしたいです。
遅いパソコンにいらいらしがちな人ほど効果があるので。ちょっと検討してみてはいかがでしょうか。
トータルで見ると高いPCを長く使うよりお得だと思っています（＾＾）