ワイヤレスでキーボードマウスを用意するとさまざまなシーンで解放感に満ち溢れた入力環境を手に入れることとなりパソコンの利便性が大きく向上します。
各メーカーからマウスとキーボードのセットが出ているわけですが...どうもいまいち納得がいかない。
キーボードはよさそうなのにマウスがだめとか、マウスはいいのにキーボードは窓から投げ捨てたくなるものだったりとか。
ではそれぞれ別々に用意するとなると...ワイヤレスアダプタがいくつも必要になったりとかえって不便になってみたり。
結局よくある光景としてキーボードは優先でマウスだけワイヤレス。ワイヤレスキーボードは高いし普段使わないからマウスだけでも...(ワイヤレスマウスはどこでも安いものが手に入りやすいですしね)といった感じに。
そこで今回はLogicoolのUnifyingを利用して安価にそれなりの環境を作ってみようという記事になります。
(ぶっちゃけ合わせて2980円にならないぐらいなのでそこらのキーボード+マウスセットより使い勝手も性能もよいかなーと)
(2012/10/20タイトルに誤字があったので修正しました)
Unifyingとは...なんて大仰なことはこのブログには似合わない。 ぶっちゃけると「Logicoolの対応製品ならひとつのアダプタでワイヤレス環境に出来る」仕組みだと思ってもらえば。実際それが売りですし。
もーちょいいうと、もともとBluetooth等の製品を作りつつ独自のワイヤレス環境で製品も出していたLogcoolが「ぐぬぬ、Bluetoothは高くつくけど遠くに飛ぶ...せめてこれと同等のことをもっと安価にできないもんか。そしたら売れるんじゃ!」と企んだものだと思えばいいかと。
ひとつのアダプタで5~6台はペアリングできるので同種の製品で固めると便利...というふれこみなんですが、キーボードとマウス以外で使うことはないのでそこは気分気分。
通常のLogicoolの製品よりも電波届くよ!ということですが、ぶっちゃけBluetoothよりは弱いかなと。
それでも利便性が高く...何より安価な製品が出てきましたので、こうした環境を作るには最適です。
今回はAmazonでも手に入る安価なキーボードとマウスで環境を構築してみました。
それぞれの特徴から。
M325。
標準的なモバイルマウスです。よけいなボタンもなくシンプル。
大きさはLogicoolにしては珍しく手頃でがっちり。大きすぎず小さすぎず。モバイルマウスとしては結構使いやすい部類です。スクロールホイールはかなり敏感仕上げなのでLogicoolのサイトからSetpointをダウンロードして設定するのを推奨します。でないと使いづらいかと。
アダプタも内蔵できますし安価なモバイルマウスとして買うのもいいでしょう。
値段なりですが、ある意味で値段以上の製品です。
電池寿命が意地のように長く設定されていて電池切れがなかなかこないのも特徴。エコですね。
K270。
Unifyingに対応したキーボードの中ではほぼ最安値のキーボード。
ワイヤレスの単体製品としては破格の値段でありそれが最大の特徴。
キータッチはまぁ安いLogicoolのいつもの感じというかぱこぱこキーボードというか。なれるとストロークの浅さが気に入ってくる人もいます。反応はいいのでワイヤレス製品としては結構いいと思います。
音量調節・メールソフトの起動などのためのホットキーもありますんで初心者にも結構うれしい仕様。
欠点は...NUMロックをしてるんだかしてないんだか外観ではさっぱりわからないところでしょうか。CAPSキーをONにするとランプが点灯するのにNUMロックにはないという(笑)
大変潔い仕様ですが、まぁ使えば「あっ」とかなるのでわかるっちゃわかるんですけどね。低価格の代償でしょう。
実は安価なUnifrying対応キーボードはもうひとつあって...
それがこのK230。
コンパクトさではこちらのほうが上なんで好みによってはこっちでもあり。値段差数百円ですから趣味の範囲で。
今回選外としたのは単純にカーソルキーが使いづらかったから(苦笑)
あと膝の上に載せて使うにはむしろ小さすぎた...
キータッチは似たりよったりですが、ブラインドタッチでかっちり打つ人でコンパクトキーボードを愛用している人はこちらのほうがおすすめかも。
いろいろとマウスとキーボードのセットはあるんですが、個人的には安価にUnifryingでまとめるのは結構よいなぁと実感。すっきりとまとまるわりには安価ですし、キーボードとマウスどちらかが壊れたとかしても簡単に増設したり交換したりできる。ペアリングも専用ソフトでできるので複数のPCがある場所でも特に問題なく仕えています。
セカンドPC等に使うには実によい組み合わせかなぁと思います。
使わない時はキーボードのスイッチ切ってそこらに転がしておく...なんて使い方も余裕でOK。というかむしろそれがメイン(
笑)
リビングでPCを使う時にはよくある光景だったりします。
実際我が家のセカンドPCに搭載するべく購入したわけですが、合わせて3000円しないというのはお値打ちでした。
キーボードもマウスもそれぞれワイヤレスアダプタをしまっておける穴があるわけですが、変な話このセットをノートPCと一緒に持ち歩くのもひとつの選択かもしれません。
ノートの小さいキーボードでは生産性が上がらない人もこうしたものがあれば出先で腰を落ち着けて作業ができるかも。
まぁ個人的にはは今回のセット。肌色過多の国内PCゲームをセカンドPCで遊んでるぜ! という紳士種淑女におすすめしたい面もあったりします。後は...私のように押入れとかにサーバーしまっちゃってるような人とか。
※押入れにサーバーいれて今回のセットを運用すると電波が届かないときがあります。
そんなときはUSB延長ケーブルで1Mぐらいのものを使用してちょっと部屋の中にいい感じに出してあげましょう。
見違えるほど感度がよくなります。Bluetoothに比べるとそこは弱いですが、まぁ価格とのトレードオフということで。
あと組み合わせは自由なんでそれこそm905rとか好きなマウスとキーボードのセットもかなりアリだと思いますよ(^^)