安価なA DATAのSSDを試す...格安系SSDはどこまで性能があがったのか

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 A DATA様より直接SSDの提供を受けることが出来まして、いいからレビューしてごらん?とあごを撫でられる感じでくすぐられましたので、今回はそのSSDのレビューとなります。
 相変わらず広告料とかもらってないんで、いつもどおり主観オンリーの感想となります。
 今回の商品は...A DATAの普及価格帯SSD、その256Gモデル。SP550になります。
 まずはながながと記事を読むのが苦手な人のために結論から。

・速度はかなり悪くない。公称値に近いところまで出せる。
・メタリックな筐体がかなりカッコイイ。見せるPCを使う人にも。
・安い。Amazonでも安価な部類に入るので財布に優しい。

 といったところ。安価でそこそこ以上に早いSSDという風に思っていただければ。
 それでいて保証はたっぷり3年付き。いいと思います(^^)

 今回は上記の結論を踏まえて、いろいろ見ていければ。

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 これが届いた箱です。コンパクトな7mmSSD。
 容量としては使い勝手のいい240Gで、値段は6980円。税込み送料無料だと地方の人なんかには結構ありがたいんじゃないでしょうか。
 貼られたシールがピカピカして結構奇麗です。
 鳥さんはA DATAが最近使ってるシンボルですね。結構好きですこれ。

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 中身はこんな感じ。9mmにつける時のスペーサーと簡単なマニュアルだけ。
 ねじやケーブルはありませんので、ノートPCならともかくデスクトップに使う時は自分で用意。
 特にアプリ等ついてこないシンプルなパッケージです。

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 本体正面。シールが奇麗。

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 背面。台湾製造の文字が見えますが、実際の商品も台湾から送られてきました。
 相当に軽いですこれ。30~36gぐらい。公称値より軽くなってるので、改良が続いているのかも。裏面はたぶんプラスチック。表面はアルミかなぁ。

 でさっそくPCに接続して軽くベンチとってみました。
SSDADATA.jpg
 それがこれ。リード560M、ライト510Mぐらいが公称値なので、ちゃんとセッティングして使ってやればカタログスペックに近い数値は出せそう。
 SiliconMotion製SM2256でTLCだと思います。中身。TLCでもこれだけ出れば実用にして十分ですね。
 耐久性に関しては...どうなんだろう。言うほど悪くないんじゃないかな。コントローラー次第ですが、3年保証もありますし。
 そもそもシステムドライブなら定期的にバックアップとってるよね!?というところで、あんまり気にしてなかったり。
 提供を受けたものなので分解等はしてませんが、概ね既報通りのパーツが使用されていると思ってよいかと。

 ざーっと使ってみましたが、大量のデータを一気に書きこむとコントローラー辺りがそこそこ発熱します。
 不具合が出るものではないですが、ノートPCで使う時はPCクーラーとか使って対応したいところです。
 普通に使ってる分にはひんやりしてますのでまず問題ないはず。
 200Gのデータをひゃっほう!とか入れようとした時にちょっとおこった事象でしたので一応。
 バックアップからデータを戻すとかそんな時ぐらいですかね、ありえるの。通常ではまずやんない操作だと思います。

 触ってみた感触としては結構な好印象です。
 安くてそこそこ早くて軽い。保証も効いてるとなると、秋葉原の特価が買えない人なんかにはありがたい商品ではないかと。
 価格性能比でいうと相当いいです。
 またA DATAもこの数年力つけてきていて、初期不良率もだいぶ下がっています(Amazonの悪魔調べ)。品質の向上も著しく、そういった情報が頭にある上で、レビューの依頼が来たのでよっしゃ!試したる!と喜んで引き受けた次第。
 4日間ずーっとなんかしらデータの読み書きさせてますが、今のところ劣化など起きてませんので通常の使用であればまず問題が起こることは少ないはず。
 安価なSSDの選択肢に加えてもらっていいんじゃないかな、これ...というのが私の感想です。

 最後になりましたが商品を提供してくれたA DATA様に感謝を。突然台湾から連絡があったのでびっくりしましたが、非常に楽しかったです。
 是非また何かありましたらよろしくお願いします。