HTC EVO 3D(ISW12HT)を試す...(2)運用半月でわかったこと感じたこと

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 導入から半月。年末年始の酷使も含めてそれなりに使い込んだ状態でのHTC EVO 3D(以下EVO)の使い勝手と使用ソフトの変化。他社スマートフォンとの違い等を所感を交えていくつかの項目にまとめてみました。

 いくつかの余談を交えつつ最後は現在のスマートフォン事情にも触れてみました。アンダーグラウンドな情報も最近リサーチしているのでそこからの話も少し盛り込んでみました。

 とはいえこの記事はあくまでも私個人の感想でHTC EVO 3Dを購入してよかったのか悪かったのか。そんな感想の記事です。あくまで他の部分は余談です。でご了承ください。


1.WiMAX / テザリングは使い物になるのか?

 いきなりでなんなんですが、EVO最大の魅力となっているWiMAXやテザリングについてです。テザリング時には大きな力となっているWiMAXですが、EVO単体で運用する時は...実際にはあまり使いません。

 というのもAUの3G回線だけで十分に早いというのがあります。
 また、私の運用形態上どうしても地下鉄内での使用が多く...WiMAXの電波が届いていないというのが実際のところ。
 JR等で地上移動してるときはむしろ3GよりWiMAXを積極活用するのですが(AUの回線をひっ迫してもしょうがないですし)、地下に潜るとどうしても3Gに頼ることになります。

 ただ、高速移動している際の電波の掴み具合はあまりほめられたものではなく。高速道路のように道に沿ってアンテナが張り巡らされていればいいのかもしれませんが、JRで使用しているとわりと通信出来ない区間に当たってしまい...結局3Gで通信せざるを得ないなんてこともままありました。

 なので単体で運用する時はあまり必要としていないのが実情です。

 逆に喫茶店等でテザリングを行う時は非常に強力な味方になってくれます。また、以前のWiMAXルーターに比べれば速度は出ませんが3Gの回線がテザリングで使えるのは大きい。
 メールの送受信程度やブログの更新程度なら3Gのスピードでも私はこと足りることが多いです。WiMAXが届かない部分はこれで補うことが出来ました。
 多少なりとスピードは犠牲になりましたが、実際の運用としてはむしろ使い勝手があがったといえるでしょう。
(余談 解約したiPhoneをEVOのテザリングで運用することも多いのですが、3GにしろWiMAXにしろもともとのソフトバンク回線よりつながりやすいのがよくわかって面白いです。地下鉄での電波の掴みの速さ等は現在の環境の方が快適です。ただ、スマートフォンをスマートフォンのテザリングで使うというのは...自分でも思いますが「なにしてんだこの人」状態になるので、見る人によっては奇異に映るでしょう。今までのiOSアプリへの投資とitunesの活用がしたいだけなんですが、iPodなんですよこれと言い張って日々運用しています)

2.バッテリーはやはりもたないのか?

 最大の難点でありますが、これは予備バッテリーも常に持ち歩くことでかなり運用が楽になりました。旧EVOもそうですが純正の予備バッテリーがついてくるのはやはり大きい。

「電池がもたないから苦肉の策だろ?」

と言う人もいますが、それでもあるのとないのとではだいぶ違うというものです。選択肢の幅が運用の幅にもなるので...

 ただ充電出来る本体が1つしかないのが難点でした。
 同時に充電出来れば...夜のうちに2つとも充電が終わるのに...というのが悩みの種でした。

 それを解消したのがサードパーティ製のクレイドル。

 予備バッテリーごと充電可能となり、一気に運用が楽になりました。中国製のバッテリーがおまけについてきたので、実質予備バッテリーが2つの状態。このバッテリーはやや不安感があったので使っていませんが、それでもひとつ予備が増えたのは歓迎したいところ(一応動作確認はしたので使えるのは確認済み)。
 
 私が購入したものはAmazonでは「動作しない」等かなり酷評されていたのですが、ごく普通に使えています。ただ、USBのコネクタがクレイドルに2つあり、片方はEVOの充電しかしてくれず、もう片方はバッテリーを主にしてEVO本体も充電してくれる仕様。
 これ、わからないまま運用したら予備バッテリーの充電が出来ない不良品に見えるでしょうね...
 ケーブルは1つしかついてきませんが、USB-ACアダプタを介して2つのUSB給電をすることで十分な充電環境になるかもしれません。個人的にはクレイドルはセカンドバッテリーの充電用なので、本体は旧EVOの充電ケーブルとACアダプタを使っていますが。ハードシェル等取り付けているとクレイドルでの本体充電は出来なかったです。


 まぁ2個あればオフィス等で充電しなくても通常運用ならまず持ちます。

 WiMAX+テザリングをするとさすがに2つでもまるまる一日持つ...とはいえませんが(私が使った感覚ではPC1台に対してWiFiテザリングを行ってバッテリー2個で実質6時間と40分ほど使用出来ました)、かなり運用に幅が出てきたというものです。


 不安であればモバブことエネループのモバイルバッテリーを導入することでさらに運用時間を増やすことも出来ます。
 追加投資が必要だったのは残念でしたが、メインで使うなら無駄にならない投資だったかなと思います。



3.処理スピードはどうか?

 これは今のところ文句なしです。
 実に快適。
 画面もぬるぬると動きます。
 友人がモトローラーのPhotonを購入したので比較してみましたが、動画の再生に関していうなら明らかにEVOの方がぬるぬる再生でした。メニュー等の操作も個人的にはこちらの方がサクサクと動く感じ。
 Tegra2のドライバーがこなれていないのか再生ソフトのせいなのかわかりませんが、これはちょっと意外なところ。再生ソフト等環境を整えればPhotonもいけるとは思うんですが...自分のではないのでそこまでは検証できず。

 旧EVOとの比較でもさすがのデュアルコア。サクサクと動作する姿は頼もしい限りです。
 個人的には欲しかったスピードがようやく来たという感じです。

 まぁ、旧EVOもOSが2.3になった時点でそうとうぬるぬるでサクサクになっていたので、OS次第では同じハードでもスピードが劇的に変わるのは実感としてありまして。

 今はAndroidの4.0をひたすら楽しみに待ってる状態。

 4.0の導入でどう変わるか。アプリの互換性もあるのでいろいろと悩みの種にもなりそうですが、それでも楽しみだったりします。
 1.2Gとはいえsnapdragonのデュアルコアの威力を見せて欲しいなぁと。

(余談2 私はTegra2を評価はしますが、nvidiaの用意するマニュアルや対応には疑問が多々あるのでsnapdragonの方が好きだったりします。バグがあったらソフト側で対処が必要なんですが、nvidiaはその辺りがどうも不安。あまりいい資料が出なかったようで...開発者の友人が激怒しまくってました。
 さすがに初期だけだとは思うんですけど。今だにTegra2はそのハード性能でぶん回している感じが強くドライバーの成熟がされてない印象がぬぐえません。
 その点でsnapdragonを提供するクアルコムは老舗の風格というかさすがの部分が。いやまぁそれでも足りないっちゃ足りないらしいんですが(苦笑)
 それでもnvidiaよりドライバーの熟成が進んでる分楽だよーとは開発している友人の弁でした。実際のところは開発している人達の環境によるのでなんともいえないんでしょうけれど)


4.使用ソフトの変革はあったのか?

 前回記事のファーストインプレッションから大きくは変わっていませんが、途中で運用していたK-9というメールソフトは非常に惜しいソフトでした。
 導入当初あまりの使いやすさに「おお、iPhoneよりよい環境になりそうだ」と前のめりになったものの、導入からしばらくして「あれ?電池の持ちが悪すぎる」となってしまい。

 どうもK-9のバグだったようなんですが、ずーと3Gのマークが通信しっぱなしになってまして。最初はウイルスにでもやられたかと思ったんですが、調べてみるとどうもK-9が原因。

 ためしに削除してみたところ嘘のように通信が止んでしまったという...下書きトレイか何かにメールがあるとなるみたいなんですが、非常に悔しい。(まとめwiki等にも載っていたのでまず間違いないんでしょうね...端末にもよるのかもしれませんが)

 メーラーとしてものすごく気に入ってたんですよね...マルチアカウントでも使いやすいですし、機能も十分で。もう少し待っていろいろと強化されて不具合がなくなったらまた使ってみたいメーラーでした。

 まぁ新たな発見として純正のメーラーの使いやすさに目覚めたというのはありますが。純正メーラーがマルチアカウント対応になっていて、やや機能が足りない気がするものの運用上不都合はなく。今では純正メーラーを使用しています。
 Gmailアプリでもいいんですが、使い勝手は個人的にこっちの方がよかったので(^^;

 それと、友人に教えてもらったAUのいくつかのアプリ。特にお客様サポートアプリはかなりお気に入り。

 これはAUマーケットからダウンロードするのですが、所有しているAUの携帯全ての料金等が一目瞭然に。

 GREEマーケットとか危険なものいれないでこっちを標準でいれなさいよ~とじたばたしてました。3つもAUの携帯を持っているととても便利です。最初に3Gで通信しないと認証されないようですが...

 知人に教えたところ家族の携帯全ての料金が毎日チェックできるので、子供の携帯が安心して見てられると笑ってました。...まとめて請求だからあまり気にしてなかったようですが、プラン変更も含めていろいろ考えるのにちょうどいいと。
 WEBで同種のサービスがありますが、スマートフォンにいれることでいつでもどこでも簡単に確認出来ます。ウイジェット登録しておけば自動更新で常に確認出来るようになりますし。
 こうしたアプリは日本の通信キャリアの味が出る部分ですし独自のサービスとして光る部分なので、もう少し力をいれてもいいんじゃないかと思います。消せないアプリをたくさん突っ込んでメモリが足りない国内スマートフォンを売れ残り特価品ばかりにするよりよほどいいかな...と。

 今までの携帯で使えていたアプリのいくつかがスマートフォンでも使えるように移植されていますので、必要な人は見てみるといいかも。

 AUアプリ以外でありがたかったのはGoogle日本語入力。
 私はATOKを断然押しますが、有料じゃやだという人はたくさんいます。
 そう...無料で.となるとなかなか高機能な日本語入力ソフトがないなかで、こいつは登場からなかなかよい感じでした。旧EVOでも速度は気にならないレベル。結構快適です。
 気になるといえばマッシュに対応していないところ。いずれはバージョンアップで対応してくれると信じてますが、今はまだ。音声入力が使えないのはちょっとさみしい。
 Google純正ともいえるので、新しめの端末を使用している人は試してみるといいかも。結構メモリ食ってくれますので端末によっては導入が厳しいかもしれません。


5.他のスマートフォンと比べてみたら?

 PhotonやギャラクシーS2。あるいはギャラクシーのNEXUSを使っている人にちょっと端末を触らせてもらったのですが、細かいところで結構差がありました。

 まずPhoton。スピードは十分ですしなによりモトローラーのブランドがうれしい。
 ファンなら入手したいところでしょう。
 素のままのAndroidといった風情がありますがまずまず良好な感触。
 WiMAXの感度やテザリング時のパフォーマンスは残念ながらEVOが負けてしまいました。わずかな差ですし、あくまで私が調べた限りは...ですが。
 WiMAXに関しては上りのスピードが向上するということでかなりうらやましい(EVOは非対応)かも。

 ただ素のAndroidということは使い勝手的にはちょっと微妙なところも感じました。

 個人的にはEVOのHTC SENCEの使い勝手はかなりよいと思うのでここは好みが出るところ。

 ギャラクシー系列はその完成度の高さとスペックの高さが素晴らしい。

 サムスンが好きか嫌いかでいったら嫌いな私ですが、Androidの端末を買うならまず選択肢にいれるべきとは思います。端末の出來はかなりよいと思うので。

 S2はワンセグ搭載なのがちょっといい感じでした。多少受信感度が悪いところもありましたが、機能として搭載してるのはある意味すごい。DOCOMOがサムスンに頼み込んだんじゃないか?と思う部分です。投入スピードを考えるとサムスンとDOCOMOの蜜月関係がちょっと脳裏に浮かびましたが...まぁそれはおいといてもうれしい機能には違いない。

 有機ELの美しさもあって見た目にもインパクトのある表示画面がいい感じでした。

 友人はDOCOMOのUIを拒否してAndroidの標準UIを使用していましたが、そのサクサク感はかなりのもの。EVOも負けてないですが、ワンセグ部分は素直にうらやましかった。使う使わないではなく、機能として搭載していることがこの際重要。オサイフケータイはないですが、それはまぁ海外端末で積んでる方がおかしいので...NFCもまだ先かな。

 テザリングもさすがDOCOMO回線といったところで、3Gでのテザリングはかなり快適でした。ブラウザも含めてあらゆる部分で「快適なスピード」を実現しています。これはかなり重要。
 が、やはりAndroidはAndroidなのでUIはなんともしがたく。こればっかりは慣れるしか。あと使わせてもらってる間にやたらハングアップしてたのでもしかしたらアプリによっては相性あるのかも。
 というか、なんであんなにハングするんだろう...とは個人的に思いましたが。彼のいれてるアプリのせいかもしれません。

 ただ...買った時からモバゲインストール済みとのことで微妙な不穏感が漂いましたが、本人が怪盗ロワイヤルどっぱまりの人なので特に問題ではないそうな。そう...もともとGREEやモバゲで遊んでいた人には最初から入ってるなんて親切じゃないか~で終わりなんですよね。これ。

 そうでない人には大問題なんですが(苦笑)

 NEXUSは出たばかりの端末ですが、なんというか...DOCOMOのスマホはもうこれでいいんじゃないか?(現時点では)という端末でした。


 LTEはかなり快適です。WiMAXもそうですが電波が届けば無双。そんな感じ。

 そしてAndroid4.0。

 2.3とはまったく違うOSだな...と実感させるインターフェイス。慣れも必要ですが、一度触ると快適さが素晴らしい。CPUも独自ではなくTiのものを採用ということで、ドライバーもこなれているのか使っていて困るところは少なく。
 残念ながらS2に比べてワンセグはなくなってしまいましたが、それを補って余りある魅力があります。これで使い放題だったらLTE無双なんですが...どうにかなんないんですかねあの料金体系(笑)
 海外での投入スピードと比べても比較的早い段階での国内デビューですから機能面の追加は仕方のないところ。オサイフケータイやワンセグを重視しない人達も増え始めているのでそういう人にはものすごく有力な端末といえるかなと。
 
 私のようにサムスンの端末はちょっと...とか言う人でなければ、検討する余地があるものばかりです。AUではHTCがありますがDOCOMOにはサムスンがある。そんな感じです。

 まぁ訴訟問題もあって素直には受け止められない面もあるんですが、端末の出来にはそんなものは関係ないので。今回は端末だけを見て評価しました。というかNEXUSは本気で欲しくなってしまった...よく出来てますね。初期状態であれならOSとかアプリのバージョンアップ次第ではかなりおいしい端末になるかも。

 上記の機種と比べると...HTCの端末特にEVOはやはり「とんがってる」イメージが。
 NEXUSがライバルといえばライバルですが、搭載するCPU等含めると総合力でNEXUSには及ばないかな...と。サービスとして見るとWiMAXは上限なく使えるのでEVOの方が安心感はあるかもですが。個人的にスピードだけ見たらLTEの方が早かったかな...あくまで私が試した環境では、ですが。

 Android4.0は今年の春ぐらいまでにはEVOにくるのは間違いないので、今しばらくは2.3で楽しむとして。
 特に問題はないですし...逆に安定してるっちゃ安定してるかな。逆に4.0は3.X系列がベースなので操作感覚やアプリの互換性からいったらむしろ導入に不安がある部分が大きいかもしれない(^^;

 電池に関してはどの機種もウィークポイントですかね~

 EVOだけじゃないなぁというのが実感。大容量バッテリーは不恰好になりがちですが、ルーター目的ならかなりアリ。
 後発の機種(そもそも海外ではEVOはもうだいぶ前に発売された端末ですし)に比べてそう劣ってないのが実感出来ました。それだけでも結構満足。NEXUSだけはちょっといいなぁと思いますが(笑)あのスピードはちょっと触ってみて欲しいかな。
 一応国内メーカーのスマートフォンも一通り触らせてもらったんですが、どうも技術大国日本というのはすでに過去のものというか方向性が間違ってるというかなにやってるんだろうというか。熱暴走前提の端末やメモリが足りないのに消せないアプリばかりで重くなってるものなど散々で。

 国内メーカーと言っていいのかわかりませんが、ソニーエリクソンのXperiaシリーズ以外はあまり評価する気になれませんでした。唯一G'zスマートフォンだけが頑丈さとデザインで未だに光る逸品だな...というぐらいで。防水の関係上と投入時期の問題で高スペックのCPUは導入出来なかったようですが。もし次の世代が出たら国内で一番魅力あるんじゃないでしょうか。デザインだけならINFOBARがすごかったんですが...実際使うとなるとちょっと辛かった...慣れればあるいは。
(余談3 Xperiaシリーズはある意味で「日本のハイスペック携帯の後継となりえる」唯一のスマートフォンじゃないか?と思ってたりします。デザインもいいですし。OSのバージョンアップにもかなり熱心ですし安心して使えるスマートフォンのブランドとして人には勧めています。オサイフケータイ等の機能を重視するなら検討から外す必要はないかと。
 ただ...どうも性能をケチっているというか(笑)メモリにしろなんにしろあまり高性能大容量にはしてくれないので、端末性能としては海外の他のメーカーと比べると劣ったイメージが強くなりがちなのが残念。
 すごく褒めたい部分としては標準で32GのMicroSDがついてくること。それとDOCOMOとAUにそれぞれ提供されていること。地味な部分ですが、キャリアが違っても仲間がたくさんいる安心感は日本人には大切なんじゃないでしょうか。
 誰もが性能重視ってわけでもないでしょうから)

6.半月使用して実際どうだった?

 当初電池が電池がやってたわけですが、テザリングはピンポイントで使用することにして普段は3GかWiMAXを使用してEVOだけでこと足りるようになったなぁというのが実感。
 3Gも思ったより遅くないし電波も(都市部では)そこそこ掴んでくれる。新800Mhz帯のみの端末でも「地下を除けば」そこそこ使えるなという印象。地方でちょっと離れたところいくとまだ電波がやや厳しい部分もありましたし都内でも地下鉄運用だといまだに電波がCDMA X1だったりしますんで苦笑することはありますが。

 地下鉄・地下街ではやはりまだ弱い。これからが楽しみです。

 自宅ではWiFiでの運用が出来ますので速度は気にならないかな。外でスピードがひつようならWiMAXがありますし。

 設定で同期系を片っ端から切って運用したところ、かなり電池の持ちが改善しました。K-9の時も思いましたが使用するソフトによっては通信を頻繁にしてくれたりするので、電池を気にするならなるべくピュアな環境で使った方がいいんだなぁ...と。

 それと、ソフトキー(ホームボタン等)が反応よすぎてしまって触ってないのに反応するのがちょっと困りもの。これは慣れればなんとかなるのかもしれませんが、今はちょっと閉口してたり。

 3D機能は使わないようで、他人に「こんなこと出来るよー」とやるのにはもってこいです。会話のネタ振りには相当使えています。インパクトもありますし。DEMOとして入っているキャプテンアメリカの予告編だけでも十分にアピールは出来ます。

 解像度の上がった液晶はかなりいい感じ。大画面でこの解像度。さすがにiPhone4以降と比べるとやや弱いですが、サイズの大きさがカバーしてくれるので個人的には拮抗してるかな。ゴリラガラスも安心感に一役買っています(そうは言っても割れる時は割れる)

 動画再生を行うとかなりヌルヌルな再生をしてくれるので、そういう用途で使いたい人にもお勧めです。
 アニメも実写もばっちり高画質。解像度上がっているのが実感出来ますし4.3インチの液晶はやはり迫力があります。この点でかなり好印象。先日導入した7インチタブレットと合わせて運用することで、モバイル動画環境はほぼ完成を見ました。
 iPad3が出るまでは他の製品に目移りすることもないでしょう。iPadは...初代ではさすがにつらくなってきたし2を買うには時期が難しい。3が出るならそれを待ってから判断でしょう。

 クレイドルの導入によりサブバッテリー充電が可能となったのが最高にありがたい。
 常に満タンの予備バッテリーがあるというのは相当心強いです。

 私が買ったものだけかもしれませんが、面白いのが本体より先にバッテリーの充電が終わってしまうこと。

 これは本体で充電すると安全のためのリミッターがかかって95%前後から非常にゆっくりと満タンまで充電するためらしいです。クレイドルにはそんな機能はありませんので一気に充電してしまうという。
 バッテリーのことを考えるとあまりよくないかもしれませんが、運用の便利さと消耗品扱いなのでここはトレードオフ。私は非常にありがたく使っています。

 本体の充電は旧EVOのACアダプタとケーブル使ってますが(笑)
 クレイドルは予備バッテリーの充電用。この運用でストレスフリーですか。

 ただ、旧EVOに比べて裏蓋が外しづらくなってしまったのが残念。旧EVOはそれこそ「さくっ」と外れてしかも外した後の赤い裏面が超恰好よかったのですが、残念ながら今回そこは劣化してしまったかも。
 シャッター部分でひっかかって簡単には外れません。もし裏蓋を破壊した場合は巨大バッテリーへの誘いと思っていいかと。慣れれば簡単に外せるようになりますが、頻繁にやってるとやや怖い気も。背面のスタンドがなくなったのも地味に悲しいところです。性能とのトレードオフなんでしょうかね。

 先日iPodと化したiPhoneが使いたい時はテザリングをONにすれば快適に使用することが出来るので、今までのアプリ投資が無駄になっていません。iOSアプリへの投資が無駄にならないのは結構重要です。itunes+Appleの販売網はやはり強い。

 それにGPSサービス等はiPhoneの方が個人的に使い勝手がいいので余裕があればiPhoneも持ち歩いています。解約しても使えているのはありがたいところ。

 WEBやツイッターはEVOだけで完結出来ているので、買い替えは成功だったという感じでしょうか。音楽や使いたいアプリをiPhoneで。それ以外をEVOで...と使い分けることも可能になって可能性が広がりました。特にゲームに関しては両方のプラットフォームを選択肢と出来る。これは個人的には大きい...とても大きい...
 
 上記の件もあってかなり使い勝手が向上したため今後はメインで使えると判断しまして。
 正月に32GのSDを導入しました。音楽は入っていませんが、先ほども書いたように動画はタブレットとEVOでほぼ満足いく環境が構築出来ました。奇しくもまたSanDisk。2480円でしたのでまぁいいかと。

 足りないのは細かい部分での使い勝手というか、使ってて気持ちいいかどうかの感性の部分でしょうか。4.0でまた少し変わるんでしょうが、ここはある程度我慢するしかないかな...と。
 惜しい...と思うことしきり。

 別にiPhone最高とは思わないんですけれどね。少なくともメールとブラウザに関してはAndroidの方が好みです。
 それに特にATOKが使えるだけでも...もうね。ほんとありがたい。
 iOSの日本語入力はiOS5になったあたりからとたんに「おいおい大丈夫かおまえ」というぐらい使い勝手が悪くなってしまったので...iOS4の時の方がよかったぐらい。
 
 とはいえEVOが最高かというと...本当に細かいところで「いらっ」とすることしきり。画面を触った時の反応や感度等も含めた心地よさの部分。そこが足りない。

 それはこれから練り込まれればいいのかな?とも思うのですが、完成度が高まるにつれおしいなぁ...という思いが。

 それでもHTC端末に搭載されたHTC SENCEは結構快適な環境を提供してくれています。他社端末に対するアドバンテージでもありますし「顔」にもなってる部分。早いところ3.5になって欲しい...
 この半月でようやくメインで使えるスマートフォンとしてAndroidと向き合えるようになったかな...というのが実感です。正直2.2までは使う気になるのが難しい状態でしたから...2.3で一気に変わった印象。

 

7.iPhoneと比べてどうか?

 私がもっているのはiPhone4で4Sではありません。その上での比較ですが、わりと拮抗する感じ。
 スピード自体はたぶんEVOの方が早いんですが細かいところで遅さを感じさせない作りがiOSにはあるので体感で結構いい勝負です。とすると4Sはもっと快適だと思います。

 使い勝手は...液晶に触った時の反応等考えると6:4でiPhoneの方が快適だと思います。辛めの評価ですが。

 搭載機能。これはもうEVOの方が明らかに上かなと。
 WiMAXやテザリング(テザリング自体はiPhoneも出来るはずなんですが、国内で販売されている端末は封印処理されてるのがおしい)もそうですが、3Dカメラ(画素数は減りましたがトイカメラと考えればかなり面白い)の搭載や裸眼3Dへの対応等ハード的にはかなり先行した商品だと思います。

 Androidは急速に進歩し続けていますが、先行有利のiOSとの差はなかなかうまらないのかもしれません。細かいところ...機能ではなく使い勝手の部分。使い手の心を操る部分(画面のエフェクトを含めて待ち時間を感じさせない工夫など)はやはりiOSの方がまだ一枚上手な感じです。
 安心感も含めた環境作りではやはりAppleは素晴らしい。花園に顧客を誘い込んで逃がさない。そんなイメージ。

 ですが、機能だけにしぼって考えればもう拮抗したんじゃないかな? という実感も。
 EVOは残念ながら対応していませんが、オサイフケータイ(NFC含む)やワンセグ等日本のユーザーが望む機能を搭載した国内産端末も出始めているのを考えると、Androidが普及するのもわかるな...というところ。

 逆にそれらの日本独自の機能がいらないのであれば、私のようにEVOのような海外と同じ仕様(細かくは違いがあるにしても)の端末の方がいち早く高機能高速な端末を楽しめたりする。

 この多様性も魅力のひとつであり短所。

 対してiPhoneはオンリーワンです。端末は常に一社から。OSも常にiOS。誰が買っても誰が使っても同じサービスを快適に楽しむことが出来ます。そこにブレはない。誰しもが閉じた世界で...安全で快適に過ごすことが出来る。

 ...Android最大の弱点がOSのバージョンアップだと思うのですが(その次の弱点はセキュリティ)、にiPhoneにはその心配が少ない。
 3GSですらiOS5にすることが出来る。それも簡単に(itunes経由で誰でも出来る)。Androidはメーカー次第の対応で、保証はあってなきがごとし。
 国内メーカーにいたっては「新しいバージョンのAndroidを使いたければ端末を買い替えてください」と言いかねない状態。このリスクはやはり見逃せない。というか開発リソースが明らかに足りていない。開発ペースは今までのままで、高機能端末を作らなければならない。その環境がせっかくの日本の技術者達の力を奪っている。そんな気がします。
 もう少しすると撤退企業はさらに増え...様々な企業同士で子会社の合併が進みます。どれだけのメーカーが残るのか。

 ここにきてAUのKCP+の悪夢再びとなりかねないDOCOMOの独自CPU開発の話もありましたし。採用しないと販売しないよ?という圧力なのか...それとも国内メーカーにとっては開発期間を圧縮できる最高のプレゼントになるのか。

 ともかく総合的には「今もっとも安心して使える使いやすいスマートフォン」はiPhoneで、「遊び倒したい高機能スマートフォン」がAndroid側にあるというのが私の感想です。iPhoneと比べた差はそこかなと。

 もうすぐWindowsPhone8が発表になりますが、そうなるとまた勢力図が変わるかなと思ってます。

 Androidの弱点を研究し長所を取り入れようとするマイクロソフト。
 強化されたWindowsUpdateはスマートフォンに何をもたらすのか。実に楽しみです。PC用のWindows8に採用された購入時の状態にさっと戻ったりバックアップがスムーズにクラウドに出来る機能ははたして間に合うのか。たくさんの機能が開発中ですがどれが盛り込まれるのか最後までわからないのがマイクロソフトです。
 雑誌やWEBは結構酷評してますし7.5もそんなに評価されていませんが、そもそも7.5の目的はひとつ。

 それは「全世界対応にしつつ各国独自規格や後付ハードに対応できる柔軟な環境を作り上げておく」こと。

 7.5でアジア圏の文字等にきちんと対応し。実際のところオサイフケータイもワンセグも搭載が出来るよう準備され(NFCも準備済み)。私が聞いた限りではLTEもWiMAXもOS側はもう対応出来ているという話。8は最初からそうした部分を土台にしてさらに積み上げた機能満載で世に送り出されようとしています。

 まぁ...現段階で開発者向けのものを触ると...私個人は「これじゃないよー」と言って地面に叩きつけかねないんですが...発売までにはたぶんいろいろよくなってるはず(笑)開発中のものに難癖つけてもしょうがないものなので。
 方向性は定まっていますが、発売スケジュールもあってどんなものに仕上げてくるのかわからない状態なんですよね。Windows8との連携部分も含めて様々なサービスが間に合うか。この辺りはOSとハードだけではなく環境も含めて商品とするAppleの手法に近いものがあるんじゃないかと思えて面白い。


 

最後に...EVO 3Dはメインの端末足りえるのか?

 半月程度ですがほぼEVOだけで過ごしてみました。

 結論としてはメイン足りえると言えるでしょう。バッテリーも含めて運用次第ですが十分に「使える」端末です。

 バッテリーも使い方次第。
 朝の通勤でブラウズして昼の休み時間に遊んで、帰宅時にブラウズしたりゲームしたり。それに通常の範囲内の電話が含まれたとしても...満タンで家を出れば自宅までは持つような気がします。

 実際そうして運用出来た日も多々ありましたから。予備バッテリーもあればほぼ一日問題ないかなと。WiMAX+Wi-Fiテザリングが最もバッテリーを使いますが、それも運用次第で十分に使い倒せます。

 USBテザリングを使用すれば充電しながら通信も出来るので、気になる方は挑戦してみるといいかも。私のメインノートPCがMacBookAirなので組み合わせるとかなり最強の環境が出来上がります。

 ただ、やや大柄な端末なので女性向けではないかもしれないですね...

 特徴を知ってきちんと使おうとすれば使える頼もしい端末であることは間違いないかと。

 わかりやすくいうと
 
「こいつは2年使えそうだ」
 の一言かもしれないです。

 今までの端末は頑張っても2年使うのがつらいものばっかりだったかと。
 その点ではiPhoneはどれを買っても2年は使える端末になってる。ただし2年たったら新しいのを買わずにいられないという宿命はあるかもしれないが、人によることなので(笑)
 本当にAppleは商売がうまい。

 最初のAndroid端末を購入して半年。この数か月Androidに向き合っていろいろ運用してきましたが...ずいぶんとよくなったなと実感が持てます。これからどこまで進歩するのか。どういうものになるのか。先は見えません。

 Googleの気質からして「飽きた」の一言で突然開発を止めてもおかしくはない(苦笑)

 商業ベースのOSとしてどうなんだろう?という面もありますが。

 購入してよかったな...と思える端末に出会えたのが素直にうれしいな...と。

 それが私の今の感想だったりします。

 

 

 


(最後の余談 Androidはその根幹が「開発者に便利」な部分が強いOSで...裏を返せば「やろうと思えば危険なこともいくらでも出来る」OSです。ウイルスも含めてセキュリティに関しては弱いなんてもんじゃない。私ですらウイルスのひとつやふたつ楽につくれる。そんな環境です。

 Windowsと同じで自分である程度セキュリティを固めないといけない。スマートフォンなんて言ってますが、中身はちょっと前のPCと変わらない代物。その認識で使わないと危ない。

 ただでさえ決済機能を持ってしまっているだけに危険度はPCの比ではないと考えています。なのに使う側がいまいち危機感がない。売ってるメーカーも...国内メーカーはどこかぼんやりしている印象です。
 悪意ある人たちが集う場所を覗いてみると、日本メーカーの端末の解析結果や狙いどころがわかりやすくまとめられていたりしてぞっとするのですが...果たして売る側はどこまでその責任が及ぶかわかって売ってるのでしょうか。ちょっと怖かったりします。
 中国だけでなく...日本にもそうした情報はすでに蓄積されていて。先日のGREEの記事ではないですが...対策が遅いであろうメーカーの端末を狙おうという動きは少しずつ現実味を帯びていて。
 2.2で止まっている古い端末は...最終的に問題がおこったら最新の端末に無料交換しますという施策しか打てないんだろうな...とため息をつきつつ。進歩の速さにやや戸惑いつつ。

 日本のスマートフォンへのシフトはさらに急速に進んでいくんじゃないかな...と。
 そしてユーザーもメーカーもそれについていけてないんじゃないか...通信キャリアも追いついてないんじゃないか。
 そうした漠然とした不安を抱えながらもユーザーにとっては手放せないものなっちゃったなぁと実感し。
 私自身も複雑な気持ちで今の環境を見ています)